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戸建て住宅をフルリノベーション!ポイント・注意点を事例を交えてご紹介

今回は、戸建て住宅をフルリノベーションするときに気を配っておきたいポイントや注意点をご紹介します。一戸建て住宅は、マンションなどと比較するとリノベーションの自由度が高く、フルリノベーションの計画も立てやすいという特徴があります。しかし、一戸建て住宅だから必ず希望通りのリノベーションが実現できるとは限らない場合もあります。ですので、この記事を参考にして、実際のリノベーション計画を立ててみましょう!

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フルリノベーションの前に準備しておきたいこと

戸建てフルリノベーションの際、事前の計画段階で準備が必要な点をご紹介します。

■1.設計・工事期間は半年弱かかると考えておく
一戸建て住宅をフルリノベーションするには、設計期間を含めておおむね4~5ヶ月ほどの期間が必要とされています。新築住宅並みの時間がかかりますから、ご家族の仮住まいなどの確保についても必ず計画を立てておきましょう。その際は、準備資金が不要のマンスリーマンションなどに居住するケースが多くなりますが、仮住まいを準備してくれるリノベーション業者もあります。

■2.引き渡し日の確認や、工期遅延の場合の対策を必ず確認しておくこと
着工から引き渡しまでの工期については曖昧にせず、事前に工事完了/引き渡しの期日を明確にしておきましょう。また、引き渡し日が遅れたなどで仮住まいに関する費用が余分にかかってしまう可能性も頭に入れておくことが大切です。万が一工期が遅延した場合の補償についても、その有無や内容を確認しておきましょう。

リノベーションできるところ・できないところを知っておく

戸建て住宅のフルリノベーションは自由度が高いといっても、なんでも好きなように改修ができるとは限りません。その家で、改修できるところとできないところはあらかじめ押さえておきましょう。

■キッチンを対面式やアイランド式にできるか
近年では、リノベーションでキッチンを対面式やアイランドタイプにする事例が多くなっています。ただし、これらのキッチンを作る場合、ある程度は室内の余裕がなければ窮屈さが先に立ってしまうでしょう。既存のキッチンの広さを確認しておき、最適な形式を把握しておいてからご家庭に合った形にリノベーションをしましょう。

■壁を動かす間取り変更はどこまでできるか
壁を解体するなどして既存の間取りを大幅に変えられるのは、ある意味リノベーションのいちばんの醍醐味といえます。しかし、住宅の構造によっては撤去できない壁や柱があり、思った通りには間取りを変えられない場合もあります。

最も間取りを変えやすいのは、在来工法(木造軸組工法)の住宅です。近年増加している木造ツーバイフォー工法は、柱ではなく壁で住宅の強度を保っているため撤去できない壁が多く、間取り変更の自由度は低めです。また、鉄筋・鉄骨造の住宅も撤去できない梁などが多く、在来工法と比較すれば間取り変更の自由度は低めになってしまいます。

■トイレをもう1つ増設できる?
2階になかったトイレをもう1つ作りたいという要望は、比較的事例の多いケースです。トイレに造り変えられるスペースさえ確保できていればもちろん増設できますが、既存の水回りにある配管の位置から離れた場所には施工が難しくなります。1階にある既存の水回り設備の真上や、そこから比較的近い場所に設置を考えるのが妥当でしょう。

■ロフト・屋根裏部屋を新しく作れるか
空間さえ確保できているなら、リノベーションで屋根裏やロフトの増設は比較的容易です。ただし、容積率に配慮しないと増築とみなされ、今後かかる税金などに影響してしまいますから注意が必要です。基本的には、高さが1.4m以内かつ2階部分の床面積の8分の1を超えなければ部屋を増築したことにはなりませんから、この範囲に抑えて増設するのが賢い方法です。

おわりに

■吹き抜けを作ることはできるか
リノベーションで吹き抜けを作りたいという要望も多くなっています。木造住宅の場合は比較的吹き抜けを作りやすいのですが、鉄骨造の場合は2階の床の内部にも梁があるなどで解体が難しく、吹き抜けが作れない場合もあります。

いかがでしたか?フルリノベーションといっても建て替えとは異なり、既存の構造部分や基礎部分は残した工事となるため、改修する箇所や内容によってはある程度配慮が必要になります。注意点を事前に確かめておき、リノベーションするお住まいに当てはまるところはあらかじめ対策を打っておきましょう。また、工期の面でも改修工事の状況などによって変動することがありますから、工期中は業者さんや職人さんと積極的に意思疎通をはかり、工事状況を確認しておくとよいでしょう。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。

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