トイレ収納の棚は壁を利用しよう。空間を有効に使えるアイテムを紹介

壁に棚を取り付けるメリット

大きな収納スペースや押入れが最初から設置したあるリビングや寝室と違い、トイレ空間は非常に限られます。狭いのに物が多く、うまく収納ができなくて生活感丸出しのスペースになりがちです。

しかし、トイレは壁に棚を取り付けることで、使いやすさとおしゃれを両立した空間に大変身させられます。おすすめの壁収納術を知って、トイレ空間を有効活用しましょう。

空間を有効活用できる

トイレ収納のスタンダードは、直に床置きするか、壁に棚を付けるかのどちらかではないでしょうか。それぞれのメリット、デメリットを見ていきましょう。

直に床置きする棚のメリットは、誰でも簡単に設置可能な点です。デメリットは、掃除がしづらく、カビなどが発生しやすくなる点が挙げられます。また、小さなお子さんがいる家庭では、洗剤など危険物の収納は避けましょう。

壁に棚を付けるメリットは、目の高さに物があることで在庫管理がしやすく、手が届きやすい点です。デメリットは、DIYが得意でない場合、取り付けが難しいことでしょう。

実際に壁に棚を設置することで得られるメリットを具体的に知って、ぜひおしゃれで便利なトイレ空間にしてみませんか？

掃除しやすい

トイレットペーパーやサニタリーは、できれば便座に座った状態で補充したいアイテムです。しかし、目に見える場所にそのまま置いておくと、非常に生活感が出てしまいます。

サニタリーはおしゃれなデザインの袋に入れる、トイレットペーパーはカーテンで目隠しするなど、壁に設置した棚に置いたアイテムを「隠す収納」をしてみましょう。

お客様も使うトイレは、こまめに掃除し清潔さを保ちたい空間です。床置き収納では掃除しづらい床も、壁の棚なら楽に掃除できます。

子どもの手が届かない場所に収納できる

子どもは常に成長を続け、以前は届かなかった場所でも、あっという間に手が届くようになります。床に置いた収納だと簡単に手が届いてしまいますし、頭上の吊り戸棚だと落ちたときに大怪我をしてしまうかもしれません。

壁に棚を設置した場合、小さいお子さんなら届きませんし、万が一落ちたとしても吊り戸棚よりは低いので、大事故を未然に防げるでしょう。

誤飲を防ぐため、洗剤は鍵付きの収納に入れておくことをおすすめします。小さなお子さんだけでなく、ペットのいる家庭でも同様です。

壁掛け型収納のおすすめ3選

実際に壁を使った収納棚のラインナップを見ていきます。トイレの壁は一般的に4面あるので、実際に設置しやすいアイテムを選んで、機能的でおしゃれなトイレ空間を演出しましょう。

スッキリ片付く コーナーウォールキャビネット

オフホワイトのHIPS樹脂が上品な、コーナーに設置できるキャビネットを紹介します。天地を選ばない左右共通品で、左右どちら開きにも使える機能的な商品です。

トイレットペーパーのみなら12ロールをすっきり収納できるため、デッドスペースのあるトイレにおすすめのアイテムになります。

元気が出るカラフルな箱 ウォールシェルフ

「壁があればどこにでも設置できる家具」としてファンの多い、〔アイノ〕のWallboxシリーズです。設置場所も高さも自由自在なので、何もなかった壁を便利な収納に変えられます。

大きな家具を置けないワンルームや、都会の狭小住宅などには特におすすめです。インテリアとして楽しみたい場合には、複数台使いをしてみましょう。

同じ形を並べたり、わざと不規則に配置したりすることで、自分の好きなレイアウトを楽しめます。

清潔感のあるシェルフ ワイヤーシェルフ

石膏ボード壁や木壁に固定するタイプのワイヤーシェルフです。棚板が固定ではないため、高さや枚数を簡単に変更できます。

空間を選ばないデザインで、ワイヤーシェルフ1個あたりの平面安全荷重も5kgと大きいため、トイレの壁面収納にはぴったりの商品といえるでしょう。

収納棚を手作りするコツ

トイレ空間の収納に悩んでいるけれど、そもそも収納を新たに作るスペースがない場合もあるでしょう。しかし、アイデア次第で、今まで見えなかったデッドスペースも活用できます。

市販品の棚の設置が難しい場合におすすめな手作り収納棚のコツを知って、快適で居心地のよいトイレ空間を作りませんか？

ワイヤーネットと突っ張り棒を使う

賃貸などで壁に穴があけられない場合に有効なのが、100均のワイヤーネットと突っ張り棒です。ワイヤーネットを結束バンドで固定すれば、収納棚を簡単に作れます。

固定した突っ張り棒とワイヤーネットの上に、プラスチックボックスに入れたサニタリーや掃除用具を収納してみましょう。見せたくないアイテムも手の届きやすい場所に収納できるため、大変使いやすく便利ですよ。

塗装や高所の収納に注意

トイレは、設計によっては換気が悪く、空気がこもりやすい場合があります。手作りで棚を作る場合、塗料やステイン剤には十分注意しましょう。塗装作業は屋外で行い、塗料が十分に乾いてからトイレに設置してください。

頭上に物を収納する場合には、突っ張り棒の強度や耐荷重を確認し、無理な量の収納をしないことがポイントです。耐荷重は棚本体の重さも含む場合があるため、説明書などでチェックしましょう。

トイレの壁も収納スペースになる

狭小と諦めていたトイレでも、壁に棚を作れば優秀な収納スペースになります。ライフスタイルや好みに合わせて、使い勝手のよい壁収納を実践し、トイレ空間を快適にカスタマイズしてみませんか？