ストローマグのおすすめ10選!商品の選び方も詳しく解説
離乳食を始めるころから、「飲む動作」の練習としてストローマグを使う赤ちゃんが増えてきます。水筒のようにも使えて便利なストローマグですが、ピジョンやリッチェル、コンビなど、さまざまなメーカーから商品が販売されているので、どれを選べばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ストローマグの選び方とともに、おすすめの人気商品をLIMIA版のランキング形式で紹介します。サーモスの真空断熱素材で作られた保温性抜群のものから、プラスチック製で持ち運びやすいものまで、幅広いストローマグをピックアップしました。ストローマグをお探しの方は、ぜひ参考にしてください!
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ストローマグはいつから使う?
始めは哺乳瓶やママのオッパイを吸うことしかできない赤ちゃんも、少しずついろいろな飲み方を教えてあげる時期がやってきます。「そろそろかな」と思ったら、ストロートレーニングを始めてみましょう。
ストローマグを使うのは「離乳食」が始まったら
「ストローマグ」を使い始める時期は、離乳食を開始するころがおすすめです! 離乳食を始めるのは、首がすわり、支えてあげれば座った姿勢でいられるようになったころです。赤ちゃんによって発達段階は違いますが、だいたい生後6か月くらいが目安とされています。
このころになると、それまで反射で突起物に吸い付いていた赤ちゃんが、口に物を入れても吸わなくなってきます。ときには、ママが食事する様子をじっと見てよだれを垂らす子も……。
このくらいの赤ちゃんは、口元に離乳食を持っていくと、上下の唇を使ってスプーンをくわえられるようになります。このしぐさが見られたら、麦茶や果汁を飲めるようにストローマグの練習をさせてあげましょう。
ストローマグの練習の仕方って?
最初から上手にストローを吸える赤ちゃんはあまりいないでしょう。飲み物が出てくるなんてわからないのですから、仕方ありませんね。スポーツや勉強と同じで、練習によって学習をしながらちょっとずつ慣れていくものです。ここでは、ストローマグに慣れるための練習の仕方を紹介します。
上手に飲むためには
まずは、ママがストローで飲んでいる姿を見せてあげましょう! 赤ちゃんは大人がやっていることをよく見ています。中身が透けて見えるタイプのコップやストローを使うとよいでしょう。
また、吸えても飲み物が出てくるまでに疲れて諦めてしまう子もいます。そんな赤ちゃんにおすすめしたいのは「市販の紙パック麦茶」です! 紙パックの腹を軽く押すと、ストローから中身が出てきますよね。これを利用して赤ちゃんをサポートしてあげつつ、ストローを吸う力加減を教えてあげましょう。
スパウトを使って練習するのもよい
「スパウト」をストローマグの練習をする前に使う人もいますね! ストローのように水分のあるところまで管が伸びているわけではないので、容器を傾けて哺乳瓶のようにして飲みます。
飲み口は大きめのストローのようになっていて、くわえる部分が太いものと細いものの2段階に分けているスパウトもあります。哺乳瓶と飲み方が似ているため、赤ちゃんにとってはストローよりもトライしやすいかもしれません。
絶対に必要というわけではないので、「ストロー飲みがどうしてもうまくいかない」「はじめからストローは不安」というときに使ってみるとよいでしょう。
ストローマグの選び方4ポイント
ストローマグはいろいろなメーカーから販売されていて、赤ちゃんらしいかわいいデザインばかりで目移りしてしまうことも。でも、デザインだけで安易に選んでしまうと後悔するかもしれません。ストローマグを買うときは、次の4つのポイントに注目してみましょう!
【1】素材で選ぶ
ストローマグは、使われている素材によって機能や特徴が異なるので、自分の目的に合った素材を把握しておくのがおすすめです。ストローマグに使われている素材は主に、「プラスチック」と「真空断熱素材」の2種類。それぞれの特徴について解説します。
軽くて持ちやすいプラスチック
プラスチック製のストローマグは、軽くて持ちやすいことが特徴。まだ握力が強くない赤ちゃんにとって、軽いことはありがたいですよね。軽い分、落としてしまうおそれも低くなります。また、煮沸消毒や電子レンジ消毒が可能な商品が多いので、衛生面を重視する方にもおすすめです。
しかし保温性が低いため、長時間の外出に持ち運ぶのはあまりおすすめできません。夏のような暑い季節も、中の飲み物がすぐにぬるくなってしまうので、冷たいものを飲みたいのであれば避けたほうがよいでしょう。
保温保冷効果が高い真空断熱素材
真空断熱素材を使ったストローマグは、保温保冷効果の高さが特徴です。外出先でも冷たい飲み物を飲みたいときは、真空断熱素材のストローマグがよいでしょう。難点は、プラスチックのストローマグに比べてすこし重いこと。月齢の低い赤ちゃんは、その重さに耐えきれず落としてしまうおそれも考えられます。
【2】こぼれにくさで選ぶ
出先でバッグの中をのぞいたら、ストローマグから中身が漏れて水浸しに……。赤ちゃん連れのおでかけでよくあるトラブルのひとつですよね。また、握力の弱い赤ちゃんがマグを落としてしまうのも日常茶飯事です。自分で使うときにパッキンがしっかりしているか確認するのはもちろんですが、口コミなどを参考にして、なるべく漏れにくいタイプを選びましょう。
【3】洗いやすさで選ぶ
ストローマグは、ストローや吸い口、コップ、ふたなどに分解して洗います。赤ちゃんが使うものなので、すみずみまで洗えるものがベストですね。開口部が広く、コップの奥まで指先が届くか、接続部分が洗えるようにパーツを取り外せるかなどもチェックしておきましょう! 煮沸消毒や食器洗浄機に対応できる素材かどうかも重要なポイントです。
【4】容量で選ぶ
ストローマグの容量も、大切なチェックポイントのひとつです。家でしか使わないのであればあまり気にしなくてもいいですが、外出先で使うのであれば、どれくらいの量を入れておけるのかは確認しておきたいところ。ストローマグはコンパクトな商品が多く、200~250mlくらいの容量が主流ですが、中には300mlといった容量の多いものもあります。長時間の外出が多いのであれば、なるべく容量の多いストローマグを選びましょう。
ストローマグのおすすめ10選
リッチェルのいきなりストローマグ
《いきなりストローマグ》は、スパウトを飛ばしていきなりストローを使っちゃおうという練習用のマグです。小さい容器、ストロー付きのふた部分にはPUSHと書いてあり、この部分を押すと中身がストローから出てくる作りになっています!
繰り返し飲ませているうちに、飲み物が出てくることを知った赤ちゃんがストローを吸うようになりますよ。ストローに慣れたら大きいストローマグが使えるようになります。ふたがしっかり閉まるのでおでかけに便利です。
使われている素材:プラスチック
容量:260ml
こぼれにくさ:ふたがオールシリコンゴムで密閉性に優れている
洗いやすさ:-
Rubbermaidのアニマルジュースボックス ベアー
〔Rubbermaid〕の《アニマルジュースボックス ベアー》 はかわいさ抜群のアイテムです! アニマルのデザインは、ベアーのほかにも全部で6種類あるので、ほかの子のマグとも被りにくいのもポイントです。アニマルの帽子を開けるとストローが取り出せます。吸い口がプラスチックでできているため、ストローを噛んでしまう赤ちゃんでも吸い口をちぎってしまう心配がありません。
使われている素材:プラスチック
容量:250ml
こぼれにくさ:ふたが特許ガスケットパッキンで漏れにくい
洗いやすさ:−
THERMOS(サーモス)のまほうびんベビーストローマグ
〔サーモス〕の《ベビーストローマグ》は、しっかり冷たさをキープしつつ結露しないのが特徴。250ml入るので、赤ちゃんのおでかけにもぴったりですね! ふたを開けるとストローが出てくるワンタッチオープンを採用しています。ふたはしっかり閉まるので漏れにくいですよ。
使われている素材:真空断熱素材
容量:250ml
こぼれにくさ:ふたがカチッとしまるから漏れにくい
洗いやすさ:丸洗いOK
保冷効果抜群サーモスの真空断熱ベビーストローマグ
次に紹介するこちらのストローマグも、〔サーモス〕から販売されている商品です。マグの中央にデザインされたモチーフがかわいらしいですね♪ 魔法びん構造になっているので、保温保冷効果は抜群。飲み物の冷たさを長時間キープしてくれます。また、290mlと容量が多いことも魅力のひとつ。たくさんの水分を必要とする夏におすすめしたいストローマグです。
使われている素材:真空断熱素材
容量:290ml
こぼれにくさ:シリコン製のボディグリップで滑りにくく持ちやすい
洗いやすさ:丸洗いOK
シンプルでかわいいサーモスのベビーストローマグ
先ほど紹介した2つの商品と同じく、〔サーモス〕から販売されているストローマグです。使われている素材はプラスチックで、全体的にシンプルなデザインですが、ストローマグとしての機能性はバッチリ。持ち手の部分にはシリコンゴムが使用されているため滑りにくく、カチッとしまるキャップなので中身の漏れも起きにくいです。シンプルで機能的なストローマグをお探しの方は、ぜひ検討してみてください♪
使われている素材:−
容量:340ml
こぼれにくさ:カチッとしまるキャップ
洗いやすさ:丸洗い・食洗器OK
洗いやすさ抜群!Betta(ベッタ)のストローマグ
〔ベッタ〕のストローマグは、洗いやすさにこだわって作られています。吸い口ストローやハンドルキャップ、パッキンやストローチューブなど、使われている各パーツを簡単に分解・組み立てできるので、1つひとつのパーツをしっかりと洗うことができます。また、煮沸消毒や薬液消毒、電子レンジ消毒が可能であることもポイントのひとつ。衛生面を重視する方にぜひおすすめしたいストローマグです。
使われている素材:プラスチック
容量:200ml
こぼれにくさ:ー
洗いやすさ:煮沸消毒・薬液消毒・電子レンジ消毒OK
ちょっと大きめの300mlCombi(コンビ)のストローマグ
浅草に本社を置く、ベビー用品や乳幼児用玩具の大手メーカー〔コンビ〕から販売されている、《teteo(テテオ)》というストローマグです。《テテオ》は、容量が300mlと多めに設計されているため、長時間の外出にピッタリ! 公園で遊ぶときや遠出をするときに活躍してくれそうですね。また、キャップがカチッとしまる作りになっていて、しまっているかどうかの確認をしやすいことも魅力のひとつ。キャップをしめ忘れてしまい、バッグの中にミルクが漏れてしまった……なんてことも避けられますよ♪
使われている素材:プラスチック
容量:300ml
こぼれにくさ:カチッとしまるキャップ
洗いやすさ:煮沸消毒・薬液消毒・電子レンジ消毒OK
スリムなストローマグ!リッチェルのAquleaシリーズ
〔リッチェル〕の《Aqulea(アクリア)》というシリーズです。こちらの商品の特徴は、マグの形がスリムであること! 赤ちゃん用のストローマグは、コロンとした丸い形の商品が多いのですが、《アクリア》はスタイリッシュでスリムな形をしています。細長い形は手で握りやすいので、持ち運びに便利ですよ♪ リュックのサイドポケットに入れておくと、すぐに出し入れができてよさそうですね。
使われている素材:プラスチック
容量:275ml
こぼれにくさ:圧抜き弁構造で漏れにくい
洗いやすさ:煮沸消毒・薬液消毒・電子レンジ消毒OK
中身がこぼれない魔法のふた!ビタットマグ
次に紹介するのは、「いつも使っているコップをストローマグに変える」という商品です。シリコン製の伸びるゴムを、いつも使っているコップやマグに被せて使用します。ゴムがピッタリとフィットするので、コップが倒れてしまっても中身がこぼれません♪
赤ちゃん用のストローマグとしてはもちろん、入院時のベッドサイドや職場のデスクで使ってもよさそうですね。煮沸消毒や薬液消毒が可能なので、衛生面もバッチリです。
使われている素材:シリコンゴム
容量:ml
こぼれにくさ:ー
洗いやすさ:煮沸消毒・薬液消毒・電子レンジ消毒OK
ピジョンコンパクトなサイズがうれしいストローマグ
国内のベビー用品メーカーである〔ピジョン〕から販売されている、コンパクトなストローマグです。容量が150mlなので、ちょっとしたおでかけにピッタリ♪ また、本体のサイドにつけられているハンドルはたたむことができます。持ち運びがしやすいコンパクトなストローマグをお探しの方は、ぜひこちらの商品を検討してみてください。
使われている素材:プラスチック
容量:150ml
こぼれにくさ:中身が漏れにくいストローフード
洗いやすさ:煮沸消毒・薬液消毒・電子レンジ消毒OK
ストローマグは必要ない?
最終的には普通のストローで飲めるようになることが目標です。わざわざストローマグを買わなくてもよいという意見もありますが、実際はどうなのでしょうか?
特別な道具がなくても練習はできる
必要ない派の中には、独自のスタイルで練習させるママもいます。
たとえば、飲み物にストローを入れて指で端を押さえると、ストローをコップから抜いても中に飲み物が入ったままになります。そのストローの反対側を赤ちゃんの口に含ませて練習させることで、購入しないという方法もあります。
ちょっと手間がかかりますが、飲めれば問題ありません。ストローマグは「絶対必要」ではないのです。
ただ、自分で持ち歩きたがる赤ちゃんだと、コップにストローはハードルが高いかもしれません! ママのストレスを少なくストローの練習をするなら、ストローマグがおすすめです。
ストローマグは2個持ちしたほうがいい?
離乳食やおやつを食べてからストローマグを使うと、食べかすがマグの中に戻ったりしますよね。中身が汚れたまま保管しておくのは衛生的に気になります……。
すぐにマグを洗えない外出先ではマグの「2個持ち」が便利です! 麦茶と果汁というように、中身を変えて持ち歩くのもよいですね。
また、マグには真空断熱素材とプラスチック製の2タイプがあります。用途や季節によっての使い分けも検討してみましょう。
その他のベビー用品関連記事はこちら
ストローで飲む練習は、赤ちゃんが自分で水分補給できるようになるための大切な第一歩です! ストローマグはおでかけにも便利なので、軽いプラスチックと長時間保存に適した真空断熱素材のものと2つ用意するのもおすすめです! 赤ちゃんにもママにもなるべくストレスの少ない方法で練習できるとよいですね。
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