タイルを使って床をリフォーム!おしゃれにするならタイルに注目
床のリフォーム素材といえば「畳」「フローリング」「カーペット」が主流です。そこで今回は、あまり注目されない「タイル」で床をリフォームするための情報をご紹介します!一見するとフローリングやカーペットに見えるおしゃれな床も、実は「タイル」を使ってリフォームしているかもしれません。リフォームをお考えの際には、ぜひ参考にしてください!
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リフォームで使える「床用タイル」の種類と特徴
1.フロアタイル
床用タイルと聞くと、水まわりや玄関などに使われる磁気タイルや石材タイルを真っ先に連想しますが、今はリビングなど居室の床材でも「フロアタイル」とよばれるタイル材が使われています。カーペット素材でできたものや、木目フローリング調のものが主流で、目地部分も目立ちにくいように作られているため、敷いてしまえば通常のカーペットやフローリングと外観上あまり変わりません。
カーペットやフローリングと比較して、施工後も1枚ずつ取り外して交換ができるため、部分補修しやすいというメリットがあります。また、壁に凹凸のある部屋などでも、必要な面積の分だけ入手してフリーカットできるため、無駄がありません。コルクや軟質ビニールなど、衝撃を和らげ騒音を吸収してくれる効果がある機能性素材のタイルも増えています。
デメリットはあまりありませんが、しいていえば1枚1枚が小さく、使用状況によっては床から浮いてくる心配があることぐらいでしょう。また、目地の部分に接着剤などを施工しないため防水性能は今ひとつで、水まわりへの施工には向きません。
2.一般的な磁器タイル・石材タイル
お風呂場でよく見かける「せともの」のような磁気タイルや、玄関の床に敷かれている大理石や御影石など、固くひんやりした感触のある一般的なタイルです。床の下地に完全に接着するため、目地部分などの防水加工もしやすく、水に強い床になることが大きなメリットです。外観上は、磁器タイルの場合おしゃれで素朴な印象になり、石材タイルは重厚感や高級感を演出できます。
表面が硬く感触も冷たいため、リビングなど居室の床には向きません。ただし、靴を履いて過ごす事務所や店舗の床などには、掃除もしやすいため向いているといえるでしょう。
タイルでの床リフォームは、こんなお部屋にぴったり
タイルでの床リフォームをおすすめできるお部屋を、以下に種類別で紹介していきましょう。
床をタイルでリフォームした事例
広すぎないリビングなどの居室に向いています。広さがある空間にも施工自体はできますが、タイルの枚数があまり多くなりすぎると一般的なカーペットやフローリング材よりコストが高くなる可能性があります。また、床の汚れが気になりがちな子供部屋にも、部分補修が容易なフロアタイルはぴったりです。特に子供部屋の場合、床の上を駆け回ったり飛び跳ねたりする機会も多いことを考えると、コルクや厚いビニール製のタイルなどが向いているでしょう。
磁器タイルが合うお部屋
磁器タイルは、基本的には面積が小さい水回り空間に施工されます。住宅内でいうと主にトイレ・浴室・洗面所です。いずれも水分を多く使用する箇所ですから、耐水性能にすぐれ手入れも楽な磁器タイルがぴったりといえます。ただし衝撃に弱く、硬いものを上から落とすとひび割れを起こす可能性がありますから、洗面所での化粧びんや衛生家電などの取り扱いには注意が必要です。
石材タイルが合うお部屋
屋内では、やはり玄関の床部分がぴったりです。玄関は訪問客も必ず目にする住宅の顔のような箇所ですから、石の重厚感や光沢が演出する格調高い雰囲気は家の印象アップに一役買ってくれるでしょう。また、こまめにお掃除しやすい点も玄関に合っているといえます。
ただし、感触はかなりひんやりしていますから、スリッパなどを着用していても冬は寒く感じることがあるかもしれません。余裕があるなら床暖房などを施工するとよいでしょう。石には意外に蓄熱性があるため、午前中の数時間だけ床暖房を入れておけば丸1日暖かく過ごせるという声もあります。
フロアタイルが合うお部屋
それでは、実際にタイルで床をリフォームした例をいくつか紹介しましょう。
【事例1】表面が傷んだフローリングの上にフロアタイルを施工
木材のフローリングが傷んでしまい、表面に傷やささくれが目立ってきたため、上からフロアタイルを張ってリフォームしました。無垢フローリングのように見える木目調タイルを選んだことと、下地の凸凹などを事前に確認しできるだけ平らにならす処理をしてから施工したため、新築時と遜色のない仕上がりを実現できました。13帖と広いリビングでしたが、大手メーカーのフロアタイルを安く入手できたため、費用も13万円とリーズナブルに済んでいます。
【事例2】狭い玄関の床を、思い切って大理石に
マンション住まいで玄関が狭く、どうせなら好みのテイストにしたいと思い切って大理石のタイルを敷き詰めました。費用は10万円を超えましたが、毎日家に出入りすることが楽しみになり、日々の家族の暮らしに活力が出たことを思えば安い買い物になりました。
おわりに
いかがでしたか?通常のカーペットやフローリングを検討していた方も、タイルでの床リフォームを候補のひとつにしたくなったかもしれません。特にフロアタイルは、色・柄のバリエーションも豊富で選ぶのが楽しくなる素材です。これらの製品に関する情報は施工業者さんからも多く得られますから、まずはリフォーム相談から始めるのはいかがでしょうか。一括見積なら、匿名で申し込むだけでご自宅のお悩みや予算・要望に合った業者さんがみつかります。
もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。
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