和室の畳をリフォームして、真新しく気持ちよい床にしよう！

畳を使い続けるメリットとは

現在の住宅では床もフローリングが主体になりました。しかし、今でも住宅を新築するときには、必ず和室を1室は設けることが当然のようになっています。また、和室はリビングや玄関から近い「人を迎えやすい立地」にあることが多くなります。和室が今も愛され続ける理由の一つは、畳の床が持つ数々の特徴でしょう。そんな畳のメリットについて、以下に紹介していきましょう。

断熱効果がある

畳は断熱・保温効果にすぐれています。温められた空気も室内の下部では冷やされてしまいがちですが、畳の断熱作用のおかげで部屋がすぐに冷えてしまうことを防げます。

調湿性能にすぐれる

い草という天然素材でできている畳は、適度に湿気を吸収したり放散したりする作用があります。じめじめする季節には室内をカラッとさせてくれますし、乾燥する季節はお部屋の湿度を保ってくれます。塗り壁などと同様に、畳は四季のある日本の環境にうまく適応した合理的な床材なのです。

防音効果がある

板の間やフローリングは生活音が漏れやすい傾向がありますが、厚みがあって内部に空気を多く含む畳には防音作用があります。マンションなど、騒音に気を遣う必要のある住宅などでは、畳のある部屋は子供部屋として重宝されることもあります。

畳のリフォーム方法と時期

それでは次に、畳のリフォームの方法と手順、畳のメンテナンスの時期について以下に紹介します。

【4～5年経ったら】裏返し

畳表と呼ばれる「い草：」の表材は、裏返しにすると新品のようにきれいな状態で再利用できます。縁の部分も同様にきれいになりますので、畳表が傷んでしまう前に行うのがおすすめです。裏返しをする時期の目安は、新畳から4～5年といわれていますが、畳表が早めに傷んできたときはその都度行いましょう。

【7～8年経ったら】表替え

裏返しを行って、表裏を使い切ったら畳表を新品に交換する「表替え」をします。土台になる「畳床」はそのまま使用しますが、傷みなどがあればこのタイミングで補修を行います。

【10年～】新畳に交換

同じ畳床を10年以上使うと、踏んだときにフカフカするようになります。そうなったら、新品の畳へ交換する目安です。畳をまるごと新品に替えたときはもちろんですが、裏返しを行うだけでも室内に「い草」の良い香りが漂い、和室をリフレッシュできます。

畳のリフォーム事例

それでは、実際に畳のリフォームを行った例を紹介します。

【事例1】フローリングの床に薄型の畳を置いて和のスペースを新設
リビングのフローリングの上に厚さ20mmの薄畳を敷き、一部に和のスペースを設けました。お客様用のスペースとしてはもちろん、気軽に寝転がれる空間が生まれてご家族にも好評です。

【事例2】高機能の畳表を選んで、縁なしの琉球畳風にしておしゃれにリフォーム
防汚・防カビ加工のされた畳表を使い、縁のない正方形の琉球畳風の畳に張り替えました。隣のリビングのフローリング床とコーディネートもうまく行え、おしゃれで洗練された和の空間を実現できました。

【事例1】フローリングの床に薄型の畳を置いて和のスペースを新設

リビングのフローリングの上に厚さ20mmの薄畳を敷き、一部に和のスペースを設けました。お客様用のスペースとしてはもちろん、気軽に寝転がれる空間が生まれてご家族にも好評です。

【事例2】高機能の畳表を選んで、縁なしの琉球畳風にしておしゃれにリフォーム

防汚・防カビ加工のされた畳表を使い、縁のない正方形の琉球畳風の畳に張り替えました。隣のリビングのフローリング床とコーディネートもうまく行え、おしゃれで洗練された和の空間を実現できました。

おわりに

いかがでしたか？畳は落ち着いた雰囲気やホッとする感触だけではなく、日本の四季が生む多様な気候にマッチした高い性能を備えている素材です。「自宅の畳部屋をリフレッシュしてもっと居心地をよくしたい」と思ったら、まずは畳のリフォーム相談から始めましょう。畳を扱える業者さんを知らないという場合でも、一括見積を利用すればお近くの専門業者さんが見つけられます。

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