【100均DIYアイテム】手を汚さず塗装できるダイソー・キャンドゥ・セリアの便利クリップを徹底比較

100均の『ダイソー』『セリア』『Can☆Do(キャンドゥ)』のDIYアイテムを検証していく本シリーズ。今回は、手に付かないように塗りたいときや細かい部分の塗装に便利な、クリップ関連アイテムを取り上げます。実際にDIYで使ってみて使い勝手の良さを比較検証しました!

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セリアからなんと塗装クリップが発売……!

提供:LIMIA編集部

プラモデルや小さいモノをペイントするのにアツい支持を受けている、塗装クリップ&塗装ベース。インテリアDIYの場面でも、あったら非常に便利なのですが、それが100均にはなかったんです……ついこの間までは。

ところがなんと、『セリア』から『塗装クリップ』『塗装ベース』なる商品が発売。ユーザーの間で話題になっているのです。そこで、『ダイソー』『キャンドゥ』にも似たような商品があったので、それらを比較しながら見ていきたいと思います!

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ちなみに、塗装クリップ&ベースがないと、どんなときに不便なのでしょう。まず、小さくて持ちづらいものを塗るのが難しいです。次に、塗っている最中に、自分の手に付く可能性があります。最後に、乾かすときにずっと自分の手で持っていなくてはならない場合があります。ケース・バイ・ケースではありますが、こういった問題はサクッと解決するに越したことはありません☆

【ダイソー】クリスタルガラスメモクリップ(四角)

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『ダイソー』で塗装クリップ&塗装ベースの代わりになるものを探していて、「これだ!」と思ったのが、『クリスタルガラスメモクリップ(四角)』です。本来は、写真やポストカードなどを挟んで飾ったりするためのアイテムですが、これ、塗装クリップによくある、「ワニ口クリップ」が使用されているんですよね。

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実際に塗装クリップ&ベースとしてはどんなもんなのか、さっそく使ってみました。今回は、ミニミニサイズの木製ピンチをミルクペイントで塗っていきます。

上の写真のようにピンチをクリップで挟み、ハケで塗装を開始しました。塗り心地は上々です!

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裏側を塗るときは、クリスタルガラス部分を持って逆さまにしましたが、これが意外と持ちやすくて良かったです。特に問題なく、しっかりと塗ることができました。

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クリスタルガラス部分がそのまま塗装ベースとして機能します。木よりも重たく、安定感があるのです。一個一個、切り離して移動できるというメリットもありますね。

【キャンドゥ】クリップ付 マグネットバー

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続いて、『キャンドゥ』で塗装クリップ&塗装ベースの代わりになるものを探していて、「これだ!」と思ったのが、『クリップ付 マグネットバー』です。先程の『ダイソー』のアイテムと同じ、いわゆるメモクリップなのですが、こちらは基本的に「吊るして」使うものになります。「置いて」塗装するのではなく、「吊るして」塗装する。そのこと自体になにか発見がありそうです!

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それにしても、このマグネットバーをどこに付けるかが課題です。そこで、『キャンドゥ』にあるもので、簡単に作れる取付方法を考えてみました。使用するのは、スチール製のL字型ブックエンド2つと、その穴にフィットするサイズのボルト/ナット各1個です。

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ブックエンド2つを向かい合うように逆さまにして、2つの穴の位置を合わせます。そこに、ボルトを通してナットで固定したら完成です。『クリップ付 マグネットバー』を取り付けてみると、自分だけの小さな工房がそこにできあがった感じがして、テンションが上がります。

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それでは、クリップでピンチを挟み、塗装を開始します。クリップは固定せず、自分の手を軽く添えてみました。これ、取付け方次第では、高さを自在に調整できて良さそうです。

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背面を塗るときは、ちょっとクリップを回すだけでオーケーです。マグネットがしっかりと機能しているので、安心感があります。

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これも無事に塗ることができました。マグネットバーは気軽に取り外しが可能なので、乾燥するものだけ別の取付先に移動するのもアリですね。「吊るす収納」ならぬ、「吊るす塗装」、ぜひとも一度ご検討を!

【セリア】塗装クリップ

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最後に、今回の大本命、〔セリア〕の《塗装クリップ》を見ていきましょう。「塗装・乾燥に便利 5本入」の文字がパッケージに踊っています。

本体は全体的にプラスチック素材でできているんですね。サイズは、高さ158×幅14×奥行き19mmです。

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最初の注目ポイントは、クリップ部に十字の溝が付いているところ。この溝を利用すると、プラモデルのランナーや串などの細いものでも、縦、横どちらにもしっかりと挟むことができます。

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ここからは、実際に塗っていくなかで使い心地を確認しましょう。まずは、塗装ベースを用いず、手に持った状態で塗装してみましが、安心のホールド感です。

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1個塗り終わったので、塗装ベースの出番です……え? ダンボール製……?

実はこれ、『セリア』の『塗装ベース』ではなく、『ダイソー』で見つけた『猫の爪とぎ』です。『セリア』の『塗装ベース』を期待していた人がいたらすみません。でも、100均のどこでも売っている猫の爪とぎが、塗装ベース代わりになる、というアイデアをご紹介したかったんです! これ、サイズ的にも全く問題なく刺さりますし、捨てるときも楽な方だと思いませんか!?

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気を取り直して(!?)、『塗装クリップ』の実力はこんなものじゃありません。上の写真のように、クリップの斜めの面に両面テープを貼ることができるんですね。そうすると……

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このように、持ち手のない平らなものを塗装するときなどに対応します。ただし、重いものや粘着力が弱い場合はその限りではありません。

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また、これは一度きりしか試せないですが、上の写真のように本体に塗装しておけば、乾燥の目安にもなります。意外な多機能っぷりに空いたワニ口、失礼、私の口がふさがりませんでしたよ、まったくね。

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※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果(2018年10月)に基づいたものです。

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