美味しい食事をより美味しく!快適なダイニングへのリフォーム!

ご家族や友人が集う、団らんの中心となるダイニングは毎日食事をする大切な場所です。そのため理想のダイニングで食事をしたいですよね。快適なダイニングへとリフォームするためには、具体的にどうすれば良いのでしょうか。ここでは、ダイニングのリフォームに役に立つ情報を例を交えてご紹介します。

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使用頻度の高いダイニングは、年月とともにどうしても汚れや劣化が気になってきます。しかし、家族の健康と活力を生み出す毎日の食事の場であるだけに、いつでも居心地良い状態にしておきたいものです。家族の成長やライフスタイルの変化も加味しつつ、上手にリフォームを計画する必要があるでしょう。

では、快適なダイニングへとリフォームするためには、具体的にどうすれば良いのでしょうか。ここでは、ダイニングのリフォームに役に立つ情報をご紹介します。

ダイニングのリフォームの流れ

ダイニングはキッチンやリビングと隣接している場合が多く、変更の目的や規模もさまざまです。基本的な流れは、通常リフォームと同様に「計画(業者選びを含む)」「業者との打合せ」「施工」という順番になりますが、特に第1段階の「計画」が重要となります。

1. 計画と業者選び

ダイニングのリフォームの計画では、「どのくらいの予算で、どんなことができるのか」という情報を持っていると、イメージや予算の想定がしやすくなります。さまざまな情報源がありますが、参考になるのが豊富な施工事例を見ることもできるリフォーム料金比較サイトです。

サイトの一括見積りを利用すると、居住地・工期・希望箇所などの諸条件をもとに複数の会社から見積りをとることができます。料金は計画の大きな目安ですから、イメージや優先順位がまとまったら複数の会社にしぼり、現場を見てもらって見積りの変化を比較検討し、業者を決めるという流れになります。

システムキッチンの設備変更なども行う場合は、設備の性能・企画サイズもチェックする必要があります。希望の機器メーカーがあれば、そのメーカーと提携している業者を選ぶと、メンテナンスやコストの面でメリットが大きいでしょう。設備会社のホームページなどで機器の情報を確認しておいて、一括見積りの際に希望メーカーやサイズ・予算などを書いておくと、その後の相談もスムーズです。

2. 業者との打合せ

業者との打合せでは、見積りをベースに内装素材・設備・配置などの詳細を決めていきます。耐水性・耐摩耗性・抗菌性などは素材によって違いますし、もちろん費用は素材ごとに異なります。業者からのアドバイスを受けながら、ぴったりのものを選びましょう。また、間取り変更や設備交換では、現状によって工事費の変動も出てきます。自分でも確認しておくことをおすすめします。

打合せ段階で金額が変更になるケースも出てきますが、価格だけにこだわりすぎると、劣化のスピードが速かったり電気代が高かったりと、長期的に見てコストが高くなることもあります。業者に逐一説明を求め、実際に見本を見せてもらって、リフォーム後のランニングコストやメンテナンスなどもしっかりと確認しておきましょう。

なお、リフォームの優先順位を決めておくと、希望のダイニングのイメージに近付ける最善策を選びやすくなります。「この壁だけは絶対に張り替えたい」「予算を大きくオーバーしてしまうようなら床はそのままでも良い」など優先順位をはっきりさせておきましょう。

3. 施工

工事が始まると基本的にダイニングは使えなくなりますから、工期を事前に把握し、食器棚や家具の移動が必要であれば、スペースや食事の場所を確保しておくことも大切です。工事の開始・終了時間を確認し、少なからず迷惑をかける近隣へ挨拶しておくことも必要になります。

工事中は図面と見比べながら現場の仕上がりをまめにチェックし、変更箇所があれば書類に残しておきましょう。変更に伴って費用が変わる場合には、その都度見積書をとり、契約変更の書面をとっておきます。業者の都合で工期が伸びる場合もありますから、その際の補償についても確認しておくのが賢明です。

施工後は、契約通りの施工かどうかをチェックします。必要なときに慌てないよう、契約書・設備の保証書・取扱い説明書などはまとめておき、それを持って規定通りか、きちんと稼働するかを確かめていきます。同時にメンテナンスやアフターサービスの確認もしっかりと行いましょう。

ダイニングのリフォームを成功に導く3つのポイント

ダイニングのリフォームでは、空間の特性を考えておくことが大切です。外せないポイントとして「換気・動線・目線」3つがあります。

1. 換気

ダイニングは食事のにおいがこもりやすく料理の湯気や油などで汚れやすいため、換気は特に重要です。マンションなど、窓に換気口がとりにくい場合は、天井埋め込み型換気扇や、照明と一体化したペンダント型などを利用する方法があります。購入料金・工事費・設置可能性を業者とよく相談しながら検討すると良いでしょう。

2. 動線

ダイニングで忘れてはならないのが動線です。人が動く場所に十分なスペースを確保しておきましょう。キッチンから料理を運ぶためには60~90cmの幅があるとスムーズですし、食卓周りはイスの後ろも通れるように80cm以上幅があると、無理なく動くことができます。間取り図を用意して、家具類の寸法を考慮しながらコンセントや窓、家具の配置を決めていきましょう。

3. 目線

見落としがちなのが、食卓からの目線です。ダイニングがオシャレでも、シンクにある汚れた食器などが丸見えでは落ち着きません。家族が食卓に着いたときに目が行きやすい窓の側や、明るい方向にものを置かないようにすることで、圧迫感のないダイニングにすることができます。

ダイニングのリフォームで失敗しないための注意点

ダイニングのリフォームは住みながら工事を行うのが一般的ですが、水回りはほとんどが一箇所に集中しているため、水回り工事の規模によっては、一定期間お風呂やトイレなどが使えなくなる場合があります。この間の住み替え費用が別途出てくる場合もありますから、打合せの現場チェックの際に十分に確認し、工事の季節を選ぶなど、施工会社と対策をよく話し合ってできるだけ生活への負担を軽減する工夫をしておくことが大切です。

一方で、住みながらのリフォームにはチェックをこまめにできるというメリットもあります。図面では気付かなかった違和感があれば、放っておかずに担当業者に修正や追加の相談をしましょう。見積りの金額だけでなく、軌道修正や追加工事に対応するための予備資金を用意しておくことも大事なポイントになります。

また、リフォーム時に食器棚や家具を動かす場合は慎重に行うことも大事です。面倒でも食器などは梱包するなど、破損がないようにしておかないと、破損などで悔いが残ることになりかねません。自身だけでなく、業者の動きもチェックし、必要であれば声をかけるようにしてください。こういった場合に備え、時間的に余裕を持っておくこともリフォームを失敗しないためのポイントです。

ダイニングリフォームにおける上手なアイテムの選び方

ダイニングの印象は、空間の仕切り・色・照明選びで大きく変わってきます。それぞれの上手な選び方のポイントを踏まえておくと、居心地の良さが格段にアップします。

ライフスタイルに合ったキッチンとダイニングの仕切りを選ぶ

ダイニングとキッチンは隣り合わせになっている間取りが多いため、リフォームの際に仕切りをどうするかで印象が違ってきます。カウンターの仕切りは、シンクを隠して空間の広がりを確保できるので、来客や家族の人数が多い場合でも料理のサービスや片付けがしやすいです。友人や親子で一緒に調理も楽しみたいのなら、開放感のある仕切りのないオープンキッチンタイプのダイニングもおすすめです。

居心地の良いダイニングをつくる壁紙・照明・家具の選び方

ダイニングは、家族が楽しく食卓を囲む場所です。居心地の良い雰囲気づくりに欠かせない「壁紙の色・照明・テーブルとイス」について、上手な選び方のポイントを見てみましょう。

ダイニングの壁紙は食欲をそそる淡い暖色系がおすすめ

ダイニングは壁紙の色遣いで雰囲気が変わります。食欲を増進する色として赤やオレンジなどの暖色系がありますが、濃すぎると暑苦しくなってしまうため、淡い黄色やアプリコットなどがおすすめです。リビングとダイニングがつながっている場合は、リビングと同色で統一感を出し、目の行きやすい窓際などに暖色系の壁紙を使うのもオシャレなダイニングの演出に効果的です。

ダイニングの照明はペンダントタイプがリラックス効果を高める

ダイニングの天井から食卓の中心につりさげるペンダントタイプの照明は、リラックスできる食卓づくりに効果的です。ペンダントの高さは、高いと光が目に入って眩しく、低すぎると邪魔になりますから、テーブルから70cm程度にしましょう。明るさは少し暗めの方が、よりリラックスして食事ができます。

採光や床の色などの関係でダイニング全体が暗い印象の場合は、白っぽいテーブル・クロス・マットなどを使って光を反射させることで、ダイニング全体に柔らかなムードの演出も可能です。

ダイニングテーブルとイスの上手な選び方

リフォームに合わせてダイニングテーブルやイスを新調したいという人も多いと思います。セットで購入すると手軽ですが、その際は必ず試しに座ってみて、イスとテーブルの高さが合うものを選びましょう。

スペースがあれば、ダイニングテーブルは来客も考えて広めのものがおすすめです。主流は120~130cm×80cmの4人掛けですが、必要なときだけ広がる伸長式や折り畳み式もありますから、ダイニングのスペースやライフスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。

ダイニングのリフォームの費用・相場

ダイニングのリフォームの費用は、50万円以下~300万円以上と幅があります。実際のリフォームの事例からどんなことができるのかを見ると、価格帯はおおよそ4つに分けることができます。

・50万円以下:壁・天井のクロス交換、床の張替など簡単な内装リフォーム
・50万円~100万円:カウンターの造作に合わせた収納・内装リフォーム
・100万円~150万円:ダイニングキッチンの交換・移動、間仕切り変更に合わせた内装リフォーム
・150万円~リビング・キッチンと合わせた総合的なリフォーム

使用素材や設備のグレードによって価格の変動は出ますが、この4つの価格帯を費用・相場の目安にして計画を立てると良いでしょう。

価格帯の目安を持って、具体例の内訳を見てみると、自分が望むダイニングリフォームの予算を検討するのに役立ちます。

50万円以下のダイニングリフォームの具体例

壁紙の張替(8畳スペース)

材料費:ビニールクロス(工事費用に含む)
工事費:クロス張替料金80平米(10万円)
総額:10万円

壁紙の張り替えは、工事費に壁紙の料金を含みます。工事費相場は1平方メートルあたり1,000~3,000円で、ここではドアや窓を除いた面積80平米ですから、1平米単価1,250円のクロスになります。

床のフローリングと壁紙リフォーム

材料費:複合フローリング(11万円)
材料費:ビニールクロス(工事費に含む)
工事費:フローリング張替料金80平米(6万円)
工事費:クロス張替料金80平米(15万円)
総額:32万円

この場合の壁紙は、1平米単価1,875円です。複合フローリングは水周りにも強く、デザインも豊富ですからダイニングの床材として一般的です。壁紙を一部タイルにして雰囲気を変えたい場合は、タイル料金と張替工事費が別になります。1平方メートルあたり5,000~15,000円ほど、張替工事費5,000~10,000円が目安です。

50万円~100万円のダイニングリフォームの具体例

オリジナルカウンターで広がりのあるダイニング空間をつくる

材料費:カウンター(工事費用に含む)
材料費:フローリング材(11万円)
材料費:ビニールクロス(工事費に含む)
工事費:カウンターの造作(30万円)
工事費:フローリング張替料金80平米(10万円)
工事費:クロス張替料金80平米(15万円)
総額:51万円

キッチンとダイニングを仕切っていた吊戸棚を撤去し、オリジナルカウンターにすることで、開放感のあるダイニングになります。

100万円~150万円のダイニングリフォームの具体例

キッチンを移動して明るく使い勝手の良いダイニングにリフォーム

材料費:内装材(50万円)
工事費:ダイニングキッチン移動工事(60万円)
総額:110万円

日当たりや利便性から、ダイニングキッチンを対面型に移動したダイニングリフォーム例です。内装材は8畳スペースの目安価格で、スペース・素材によって内装材(床材・壁紙など)の費用は変わってきます。

150万円以上のダイニングリフォームの具体例

リビング・キッチンも含めた総合的なリフォーム

設備代金:システムキッチン(65万円)
材料費:クロス・床材(工事費に含まれる)
工事費:システムキッチン交換(35万円)
工事費:間仕切り撤去・内装工事(52万円)
総額:152万円

新しいシステムキッチンの導入に合わせて、独立型のキッチンの壁を撤去して対面型のダイニングスペースを設け、リビングへのつながりを持たせたリビングダイニングへのリフォーム例です。総合的なリフォームでは、間仕切り撤去の場合、経年によっては耐震補強などの経費がかかる場合があります。一括見積りの際は、築年数や間取りを明記しておいて、金額を比較することをおすすめします。

おわりに

快適なダイニングは、毎日の暮らしを明るくする源になってくれます。簡単な内装交換から設備・間取り変更まで、ダイニングのリフォームにもさまざまにありますが、一人で悩んでいても問題は解決しません。まずはイメージを膨らませて、気軽に一括見積りサイトを利用してみましょう。思っているよりも手頃に、理想のダイニングを手に入れられるかもしれません。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。

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