アイランドキッチンのメリット・デメリットと注意点をご紹介

アイランド型キッチンのメリット

アイランド型キッチンは、キッチンとダイニングとの間に間仕切りがないため、

・空間が広く感じられる
・料理スペースとダイニングが一体のため、家族の交流が生まれやすい
・仕切りが無いので、配膳が楽
・複数人で調理をする際、出入りがしやすい

などのメリットがあります、目に見える空間が広くなるため、開放的な雰囲気になり、実際のLDKのスペースよりも広く感じられることが良い点です。また、作業動線が限定されないため、複数人で調理をする際にはとても便利です。アイランドキッチンはデザイン性に優れたものが多いため、おしゃれなキッチンを演出したい方に人気があります。

アイランド型キッチンのデメリット

一方で、アイランド型キッチンは、キッチンとダイニングとの間に間仕切りがないため、

・換気扇が聞きづらく、調理中の臭いがダイニングに流れてしまう
・調理中は手元が見えてしまう
・キッチンスペースに大きな空間が必要
・収納スペースが十分にない
・小さなお子さんがいる場合は安全性に欠ける

といったデメリットもあります。キッチンスペースが区切られていないため、換気扇が利きづらく、調理中の手元も丸見えです。また、壁に面していない空間にキッチンを設置するため、キッチンスペースを広く取る必要があります。LDKが狭いと「開放感を求めたのにかえって狭く感じられる…」「収納スペースが十分にない」というデメリットもあります。また、小さなお子さんがいるご家庭では、キッチンに両側からアクセスできるため、どこからお子さんが飛び出してくるか予想がつきづらいという声もあります。

リフォームの工事内容

アイランド型キッチンとは、キッチンとダイニングとの間に壁が無い形のキッチンのことです。そのため、アイランド型キッチン以外の形のキッチンからアイランド型キッチンへリフォームを行う場合、壁の撤去とキッチンの移動を伴う大がかりな工事になる事が多く、他の形へのキッチンリフォームと比較するとリフォーム費用は高額になります。

壁の撤去、場所移動を伴うアイランドキッチンへのリフォームの場合、

・機材交換
・壁撤去、修繕
・クロス張り替え
・配管移設工事
・床の張り替え
・天井の工事

といった工事が発生します。キッチンの場所の移動に伴い、水道管の移設工事、キッチンを撤去した場所の床の張り替え工事が発生します。また、空調ダクトの移設工事を行う場合は、天井に穴を空けて工事する必要があります。大がかりな工事になり、費用も大きくなります。

壁の面積や柱の有無に加え、キッチンの移動距離や、床、天井の工事範囲で工事内容や費用が変動します。

まとめ

いかがでしたか。開放的に感じられるアイランド型キッチンへのリフォームは、おしゃれなキッチンを演出できるため、人気の高いリフォームです。しかし、メリットもデメリットもあるため十分な検討が必要です。また、リフォーム費用が高額になりやすいため、一括見積もりをうまく活用するのがおすすめです。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。