「夫婦関係うまくいかない……」原因や特徴・対処法は?夫婦関係が終わるキッカケやサインも紹介

夫婦関係がうまくいかないときは、どうしたらいいか悩むもの。ここでは、夫婦関係がうまくいかない夫婦の特徴や原因・改善策を提案していきます。また、夫婦関係が終わるキッカケやサイン、その場合の対処方法も解説していくので、お困りの方はぜひ参考にしてみてください。

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Cuddle(カドル)
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この記事の目次
  1. うまくいかない夫婦の特徴・原因
  2. 夫婦関係をスムーズにする方法
  3. 【体験談】うまくいかなかった夫婦関係を修復したキッカケ
  4. 新婚なのに夫婦関係がうまくいかないのはナゼ?
  5. 夫婦間だけで関係を修復できない場合の対処法
  6. 夫婦関係が終わるキッカケやサインとは?どうすべき?
  7. 夫婦関係がうまくいかない時期は誰にでもある
  8. 夫婦関係がうまくいかない理由に関するQ&A
  9. 既婚者マッチングアプリ『カドル』について知りたい方はこちらもチェック!

うまくいかない夫婦の特徴・原因

夫婦関係に不和が生じてくると、焦りやイラ立ちで相手にきつくあたってしまったり、相手から嫌な態度をされてしまったりして、余計に悪循環に陥りやすくなるもの。

そんなときは、一度状況を整理するのがベストです。どこに問題点があるのか正しく把握することで、適切な対処法が浮かびやすくなり、気持ちも落ち着いてくるでしょう。

ここでは、うまくいかない夫婦の特徴と原因を紹介していきます。

【1】話し合いができていない

夫婦関係がうまくいっていない場合、お互いが心ゆくまで本音で話し合いできていない可能性が高いでしょう。

どちらか一方が我慢したり、反対にどちらか一方が自分の気持ちを押し付けたりしていると、お互いが心地よく過ごすためのほどよい関係性が崩れてきて、不和が生まれやすくなるのです。

【2】お互いの気持ちを理解しあえていない

お互いの生活観や恋愛観が食い違うのは、人間であれば当たり前のことです。しかし、うまくいかない夫婦の場合、お互いの異なる価値観を理解して尊重しあうことができなくなっている可能性が考えられます。

お互いの気持ちのすべてを理解する必要はありません。しかし、関係性をスムーズにするためには、お互いに相手の価値観を理解し、たとえ賛成はできずとも尊重しあう姿勢で過ごすことが大切です。

【3】極端な依存関係にある

夫婦といえども、お互いに違う知見や経験・バックグラウンドを持っている別の人間同士なので、過干渉はNG。お互いに適度な距離感を持って過ごすことが大切です。

しかし、うまくいかない夫婦の場合、知らず知らずのうちに、どちらかのあるいはお互いの依存度合いが高くなっている場合が考えられます。無理難題を平気で要求して相手に無理をさせている節がないか、またその逆はないかを改めて思い返してみましょう。

【4】極端に無関心な場合もある

どんなに「干渉しあわない関係性が心地いい」とは言っても、夫婦として暮らしている以上はある程度のコミュニケーションは必要です。

たとえば、「おはよう」や「いってきます」「ただいま」などといった日常的な挨拶をしなかったり、「ありがとう」や「ごめんね」などといった気持ちを表現する言葉を無視したりすると、冷え切った関係性になり、不和が生じやすくなるでしょう。

【5】スキンシップが少ない

うまくいかない夫婦は、スキンシップが少ない傾向にあります。

夜の営みだけでなく、手をつないだり、寄り添ったりといった日常的なスキンシップすら取らない状態になりがちです。

【6】産後・子育て・キャリア形成などで環境が変化している

人は、年代によって生活の環境が変わっていきます

とくに、産後や子育て期間の女性はホルモンバランスが変調して、一時的に男性と距離を取りたがる状態になりやすくなります。また、男性は将来を見据えキャリア形成で忙しくなるため、家のことがおろそかになってしまうことも。

年代ごと、または家族内の役割ごとでそれぞれ置かれている環境や状態が異なるため、お互いの理解や支え合いが成り立っていないと、夫婦関係がギクシャクしやすくなります。

▼年代別の夫婦の悩み例
・20代・・生活観・恋愛観が異なる
・30代・・家事・子育て・仕事に追われる
・40代・50代・・体調の変化・会話の不一致などでズレが生じる

【7】自分自身の本音を把握しきれていない

夫婦の間で、お互いに我慢が多くなると、どちらも自分自身の本音がわからなくなってしまいます。また、無遠慮に気持ちを押し付け合っていると、本音よりも意地が強くなってしまい、素直になれなくなることも。

一度、夫婦関係の気になる点をひとつひとつ落ち着いて見直しながら、自分自身の本当の気持ちとしっかり向き合ってあげましょう。自分の本音がわかっていれば、相手と話し合うときも冷静に話しやすくなるはずです。

夫婦関係をスムーズにする方法

ここでは、夫婦関係をスムーズにする方法を紹介していきます。うまくいかなくなった夫婦関係を改善・修復したいという方はぜひ参考にしてみてください。

【1】まずは自分の気持ちを整理する

夫婦関係をスムーズにするためには、どちらか一方だけではなく、お互いに努力することが前提になります。

お互いの本音や意見を落ち着いて話し合うためにも、まず自分の気持ちを整理して、しっかり把握しておく必要があるでしょう。

【2】お互い落ち着いた状態で本音を話し合う

良好な夫婦関係のためには、お互いの本当の気持ちを伝え合い、理解して尊重し合う必要があります。

しかし、どちらかに不満が溜まっていたり、関係がこじれてしまっていると、落ち着いた状態で話し合いを進めることが難しい場合があるかもしれません。そのため、お互いの気持ちが落ち着いているときを狙って穏やかに話し合うようにしましょう。家で話したくない場合は、リラックスできそうで、かつ人目がある公園やカフェなどで話すのもおすすめです。

【3】こまめに感謝・謝罪の気持ちを伝え合う

日ごろから「ありがとう」や「ごめん」という気持ちを、こまめに伝え合うようにしましょう。

感謝や謝罪の言葉を適切に伝えることは、相手の気持ちを尊重することにつながるので、日ごろの小さなモヤモヤが溜まりにくくなって、良好な関係を築きやすくなります。

【4】スキンシップを取る

性生活に限らず、日ごろからスキンシップがある夫婦は良好な関係性を築きやすいです。

ただし、夫婦仲がうまくいっていないときはなかなか触れ合う気分になりにくいものなので、まずは話し合いで関係性を良好にしたうえで行うのが効果的です。

【5】お互いの時間・状況・体調を尊重して過ごす

いくら夫婦といえど、関心の有無や、好き嫌いなど、価値観の違いがあるのは当たり前のことです。また、女性と男性では心身のコンディションが異なる場合が多いので、理解しあったり、協力することが肝心だといえます。

共依存関係のように、お互いの領域に干渉しすぎていると、コンディションが崩れてしまい、結果としてイラ立ちや不満を発生させてしまうもの。お互いに干渉しあわない個々の時間を設けることも、スムーズな関係性を維持するうえで大切です。

【体験談】うまくいかなかった夫婦関係を修復したキッカケ

ここでは、うまくいかなかった夫婦関係を修復した体験談と、修復できなかった体験談どちらも紹介していきます。

人の話を第三者目線でみてみると、自分と似ている状況でも少し俯瞰して冷静にみえてくることがあるので、ぜひ参考にしてみてください! 

夫婦関係を修復した人の体験談

30代女性
Y.Yさん
共働きで私は土日休み。夫は仕事が忙しく、土日も急遽仕事が入ることもしばしば。平日の帰宅は遅く、子どもの保育園のお迎えから寝かしつけまで全て私。それにつけて週末もワンオペの日が多く、実際に休みと呼べるような日はありませんでした。そんな日々が続き喧嘩が増え、ついには離婚の危機に……。

夫は仕事にやりがいを感じていましたが、話し合いを重ねて家族のことを優先し転職することに。すると家事や育児も分担することができて喧嘩することもなくなりました。やはり、どちらかが不公平感を抱いているとうまくいかないですね。
30代女性
C.Tさん
子どもが生まれてから、とにかく睡眠不足と体力の消耗の日々。そのうえ、産後半年で社会復帰したことで自分の時間すら取れないなか、旦那に夜の触れ合いを求められることが本当に苦痛でした。最初のうちは「産後だから」や「体力が戻ってない」などと言い訳できていましたが、私が職場復帰してだんだん生活が安定してくると今度は、同じくフルタイムで働いてるのに家のことや子どもの世話がうまくできない旦那の姿にイラ立ち、いよいよ性的な触れ合いをする気ゼロに。

しかし、産後すぐのような言い訳はできず、適当な文句もすぐに底をついてレスを指摘されるようになりました。「やるべきこともやらないで何を」と大げんかになりましたが、最終的にすべてが面倒になり「じゃあ外で遊んで来たら」と婚外交渉OKにしたらまさかの家庭環境が激変。旦那は家事にも育児にも積極的になり、夫婦仲も大好転しました。信じがたいかもしれませんが本当の話です。

夫婦関係を修復できていない人も……

40代男性
K.Hさん
結婚して数年経って妻からの扱いがひどくなり、夫婦関係を修復しようと妻への対応には慎重になっていました。

妻から仕事のことで相談をされたので、親身になってアドバイス的な返事をしたところ、「アドバイスなんていらない。相槌だけ打ってくれればいい!」と激怒。良かれと思ってしたことが、ことごとく裏目に出る日々で、いまだに関係は悪いままです。
40代女性
S.Oさん
共働きなのに、家事や育児を全くしない夫にイライラしていました。最近では指示すればやってくれるようになったけど、言ったことしかやってくれない姿にまたモヤモヤしています。

夫は「言われたことはやっている」と言い張り、話し合いになりません。「ちょっとは考えて行動して」と思ってしまうのは求めすぎなのでしょうか……。

新婚なのに夫婦関係がうまくいかないのはナゼ?

夫婦関係がうまくいかなくなる時期があるのは、ある程度仕方がないことです。

しかし、「新婚なのに夫婦関係がうまくいっていない」という場合は、つい落ち込んだり、心配になったりしてしまうものですよね。

ここでは、新婚なのに夫婦関係がうまくいっていない場合の原因と対処法について解説していきます。

《原因1》金銭感覚の違い

長く付き合ったうえで結婚した二人であっても、一緒に暮らし始めたのが結婚してからだという場合は、そこではじめてお互いの金銭感覚の違いを知る場合があります。

《原因2》生活習慣の違い

結婚してから、いざ一緒に生活するようになり始めると、お互いの生活ルーティーンの違いですれ違うこともあります。

就寝時間や起床時間、食事のリズム、節電・節約意識の有無など、日常のささいなことでモヤモヤが溜まっていくケースも。

《原因3》結婚したら人が変わってしまった

結婚前はおしゃれに気を使ったり、やさしく尽くしてくれた相手が、結婚後は見た目も態度もだらしなくなってしまったと感じる場合があります。

しかし、結婚後は一緒に暮らしている家こそが生活の拠点なので、人間らしい一面がたくさん垣間見えるのは当たり前のこと。攻撃的な言動や、無視レベルの無関心さでなければ、大目に見ることも大切です。

《原因4》結婚生活への理想が高い

結婚生活は、良いことばかりではありません

お互いの違いや、不器用な一面にイラ立ってしまうことがあるのは自然なことです。結婚生活への理想が現実離れしているほど高い場合には、結婚後に不満が発生しやすくなってしまいます。

《対処法》

結婚生活は、生まれや育ち・価値観が異なる二人の人間が日常生活を共にするものです。

デートのようにキラキラしたものばかりではなく、できれば知りたくなかったリアルな一面もたくさんみえてくる場合があるでしょう。

しかし、お互いを好きな気持ちに従って、お互いの違いを受け入れたり、話し合って改善したり、こまめに感謝や謝罪の気持ちを伝えたりしていくことで、今度は二人らしい日常生活を築いていくことができます

お互いが心地よく暮らしていくためにも、お互いの状況や体調を配慮しあったり、あたたかいコミュニケーションを取ったりして、関係性を良好に保つ意識を持ちながら相手に接することが大切です。

夫婦間だけで関係を修復できない場合の対処法

夫婦間の関係が冷め切ってしまっていたり、逆に喧嘩になりやすい状態にあったりすると、話し合いすらはじめにくいでしょう。

自分たちだけで関係を修復しきれない場合は、第三者に仲介してもらったり、相談相手に相談してから話し合いを進めるのがおすすめです。

友人や家族などを交えて話し合う

お互いのことを良く知る友人や、家族などを交えて話し合う場を設けるのもひとつの手段です。

どちらか一方の友人や両親だけを呼ぶと、話が偏ってしまう可能性が考えられるので、お互いの友人や両親に同席してもらうようにしましょう。

夫婦カウンセリングを受ける

夫婦カウンセリングは、以前からアメリカで主流だったサービスですが、近年は日本でも浸透してきています

家族や友人など、身近な人に相談したくないという場合は、夫婦関係のプロに依頼するのがおすすめです。

円満調停を取る

円満調停(えんまんちょうてい)とは、夫婦関係を円満に回復させることを目的とした、家庭裁判所の調停委員会を介して進める話し合いです。

離婚が目的ではなく、あくまで夫婦関係を改善したい方が利用する手続きであることがポイントです。慰謝料を請求したい場合や、法的トラブルが関与している場合にも利用できる方法です。

弁護士に相談する

離婚を視野に入れている場合や、法的トラブルが関与している場合は、弁護士に相談するようにしましょう。

とくに、DVやモラハラなど危険な状態にある場合や、相手に知られず一人で相談したい場合はこの方法を利用するようにしてください。

相談相手を作る

夫婦間で起こっている小さなモヤモヤや、不満感がある場合はできるだけ本人と話し合って改善したり、家族や友人に相談して解消するのがベストです。

しかし、本人に聞いてもらえない場合や、家族や友人に相談しにくい内容である場合は、身の回りの人以外に話を聞いてもらうのもひとつの手段です。

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出典:カドル

既婚者向けマッチングアプリ「カドル」は、既婚者しか登録することができないマッチングアプリ

結婚後、異性と話す機会がなく、異性についてのアドバイスが欲しいけどなかなか機会がないという方が相談相手をみつけやすいサイトです。

登録しているのは既婚者のみなので、お互いの家庭に配慮して自分が求めている距離感で接することができるのが魅力のひとつ。未婚者がいないため、結婚や恋愛に関する余計なトラブルが発生しにくいところも利用しやすいポイントです。

夫婦関係が終わるキッカケやサインとは?どうすべき?

夫婦関係が終わるキッカケは、人それぞれなので一概には言えませんが、お互いに理解・尊重する気持ちがゼロになったり相手に著しい嫌悪感を感じている場合、またそれらが長期的に及んでいる場合は、離れて暮らすことがお互いのためだといえます。

モラハラ・DVがある場合は離婚を視野に入れる

とくに、モラハラやDVが長期的に渡ってあるという場合は、今後の心身に長期的な悪影響を及ぼす可能性が高くなるので、離婚を視野に入れて話し合いを進めていくのがおすすめです。

危険な場合は、家族や弁護士・警察に協力してもらって手続きを進めていくようにしてください。

夫婦関係がうまくいかない時期は誰にでもある

どんなに仲がいい夫婦でも、環境や体調、ライフステージなどの変化で、一時的にうまくいかなくなることもあります。

それでも、お互いに自分の正直な気持ちを伝え合い、理解して尊重し合って生活していくことで、夫婦関係は修復していくことが可能です。

ただし、モラハラやDVに発展してしまっていたり、お互いの心身に著しい苦痛があるほどの険悪さがあるときは注意が必要。無理に関係を修復しようとせず、離婚を視野に入れることを検討しましょう。

夫婦関係がうまくいかない理由に関するQ&A

Q1. うまくいかない夫婦の特徴は?

A. 下記の7点が考えられます。

1.話し合いができていない
2.お互いの気持ちを理解しあえてない
3.極端な依存関係にある
4.極端に無関心な場合もある
5.スキンシップが少ない
6.産後・子育て・キャリア形成などで環境が変化している
7.自分自身の本音を把握しきれていない

Q2. 新婚で夫婦関係がうまくいかない場合の原因は?

A. 下記の4点が考えられます。

1.金銭感覚の違い
2.生活習慣の違い
3.結婚したら人が変わってしまった
4.結婚生活への理想が高い

Q3. 子供がいるが旦那とうまくいかない場合どうすべき?

A. 一時的なものであれば改善の余地がありますが、不仲が長期的な場合や、どちらかの心身に著しい苦痛を伴う場合は、離婚を視野に入れる必要があります。

子供が生まれると、女性側のホルモンバランスが変わったり、子供が優先になるため、今までの生活と違う部分が出てきます。そういった場合は、話し合いや協力によって夫婦関係が改善する可能性が高いですが、もし、不仲が数年単位で続いている場合や、どちらかの心身に著しい苦痛がある場合は、家庭が不健全な方向に進んでしまう可能性が高いため、子供のためにも離婚を視野に入れて考えた方がいいでしょう。

Q4. 40歳過ぎの夫婦がうまくいかない理由は?

A. 体調の変調や、会話の不一致などが考えられます。

40代になると、男女ともに、以前と比べるとやや体力の低下を感じることが増えるかもしれません。今まではできていたことができなくなったときに、パートナーの協力を得られなかったり、けなされたりすると不満が発生してしまいます。また、男性は仕事、女性は家事や子育てなどと完全に分業してきた場合、経験してきた内容が違うので会話が合わなくなることもある模様。お互いの価値観や一人の時間を尊重して、ほどよい距離感で過ごすことが大切です。

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※ 記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2024年1月)に基づいたものです。
※ 一部の画像はイメージです。
※ アイコン画像出典:PIXTAPIXTA

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