雨樋の修理は自分でできる?DIYのポイントや業者の費用を解説

雨樋(あまどい)の修理を業者へ依頼すると、全交換となれば50万円以上の費用がかかる場合があります。自分でDIYすれば費用を抑えられますが、安全面からあまりおすすめできません。この記事では、自分でできる雨樋の修理方法や費用の相場について紹介します。

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雨樋(あまどい)の修理は自分と業者のどちらがいい?

雨樋(あまどい)の修理を考えた際に、自分でやる場合と業者に依頼する方法があります。

しかし、雨樋は家の中でも屋根に近い高所にあるため、安全面を考えると業者に依頼した方が良いです。

また、雨樋の修理作業に不備があった場合は、外壁の劣化など状況を悪化させる可能性もあるため、業者へ依頼した方が長い目で見たときに安心できるでしょう。

自分で雨樋を修理する方法

  • コーキングでヒビを埋める
  • アルミテープで穴をふさぐ
  • 雨樋を交換する

雨樋の修理は基本的に業者に任せるべきですが、手が届く範囲で1、2箇所程度の修理であれば、自分で行うこともできます

ここでは、自分で雨樋を修理する方法について紹介します。必要な材料はホームセンターでそろえましょう。作業をする際は、怪我などに十分注意してください。

コーキングでヒビを埋める

コーキングで雨樋のヒビを修理する手順は以下の通りです。

  1. 1.ヒビが入っている部分をブラシやクロスで清掃する
  2. 2.ヒビの部分を完全に乾燥させてコーキング材を注入する
  3. 3.コーキング材がヒビ全体に行き渡るように塗布する
  4. 4.コーキング材を平らにならして硬化させる

コーキングによる修理は、雨樋のヒビが小さく雨水の漏れがない場合に適しています。コーキング材は水に強いため、雨水による雨樋の被害を防ぐことができます。

アルミテープで穴をふさぐ

アルミテープで雨樋の穴をふさぐ手順は以下の通りです。

  • 穴の周囲をブラシやクロスで清掃する
  • 穴を乾燥させたらアルミテープを覆うように貼る
  • テープが密着するように押し付ける

アルミテープは防水性、耐久性に優れているため、小さな穴をふさぐ修理に適しています

雨樋を交換する

雨樋を交換する手順は以下の通りです。

  1. 1.古い雨樋を外す
  2. 2.新しい雨樋を適切な長さに切る
  3. 3.切った雨樋を取り付け位置に合わせる
  4. 4.雨樋と取り付け金具を固定する

雨樋の交換には専用の工具や知識が必要です。DIYでの修理が難しいと感じた場合は、業者に依頼しましょう。

雨樋修理を業者に依頼する方法

  • どこに頼むかが重要
  • 複数の業者で見積もりを取る
  • 迷ったらくらしのマーケット

雨樋の修理を業者に依頼する方法を、気を付けたいポイントと合わせて紹介します。

どこに頼むかが重要

ひとえに業者へ依頼といっても、業者はさまざまです。

  • ハウスメーカー
  • 工務店
  • リフォーム会社
  • 職人

「ハウスメーカーの方がすでに関係を持っていて頼みやすい」「雨樋の修理を専門にしているリフォーム会社は信頼できそう」「修理にあたって職人さんの意見を直接聞いてみたい」など、自分なりに選び方の軸を持っておくと良いでしょう。

修理費用に関しては、大手の業者ほど高く、業者の規模が小さくなるにつれて安くなる傾向があります。費用差が生まれる理由は、中間マージンの有無によるためです。

複数の業者で見積もりを取る

雨樋の修理は、依頼する業者によって費用が変わります。

作業内容や部材のグレードが同じでも大きく変わる可能性があるため、適切な費用を把握するためにも複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。

迷ったらくらしのマーケット

出典:くらしのマーケット

雨樋の修理業者に困ったら、「くらしのマーケット」の利用がおすすめです。

個人事業主の職人から法人の業者まで、幅広い雨樋掃除・修理の業者が登録されていて、料金やおすすめポイントから業者を比較して選べます。エリアを選択すれば絞り込みで検索できて便利なのがうれしいポイント。

実際に利用した人の口コミだけを参考にできるので、業者選びで失敗したくない方は「くらしのマーケット」を利用してみてください。

雨樋修理の費用相場はどれくらい?

  • 雨樋の一部を補修:約9,000~87,000円
  • 雨樋の一部を交換:約26,000~150,000円
  • 雨樋をすべて交換:約262,000~650,000円

雨樋の修理・交換にかかる費用の目安は上記の通りです。

修理する雨樋の長さや足場の有無、製品グレード、依頼する業者などによって費用は異なるため、目安のひとつとして参考にしてみてください

※LIMIA編集部の調査(2023年7月時点)に基づく料金の目安です

雨樋の一部を補修:約9,000~87,000円

雨樋の一部を補修する程度の修理であれば、費用は比較的安いです。

ただし、雨樋のヒビや穴が原因で外壁に水が漏れ、塗装リフォームが必要などの場合はさらに費用がかさみます。

雨樋の一部を交換:約26,000~150,000円

雨樋の一部を交換する場合は、費用がやや高くなります

高所の場合は足場を組むための費用などが加算されるため、費用が高くなる傾向です。

雨樋をすべて交換:約262,000~650,000円

家の雨樋すべてを交換する場合は、部材費や職人の人件費が増えて費用も上がります

家を建ててから20年以上のような、築年数が古い物件の場合は、一部を交換してもその他の雨樋が経年劣化しているケースがあるため、全交換がおすすめです。

雨樋が壊れる原因

  • ゴミ詰まり
  • 経年劣化
  • 自然被害
  • 支持金具のズレや外れ
  • 継手のすき間

雨樋が壊れる原因はさまざまですが、ここでは具体的な原因を5つ紹介します。

ゴミ詰まり

雨樋が落ち葉などのゴミで詰まると雨水が流れなくなり、重みで雨樋が破裂したりゴミが腐って材質を浸食したりする可能性があります。

定期的に雨樋の中でゴミ詰まりがないかチェックし、必要に応じて清掃をしましょう。

経年劣化

雨樋の材質は月日の経過とともに劣化していきます。主な症状はひび割れや穴などがあり、放置すると水漏れや雨樋本体の破損などにつながります。

ゴミ詰まりと同様に定期的なチェックを行い、修理や交換をしましょう。

自然災害

台風や地震のような自然災害は、雨樋に大きなダメージを与えます。

強風でものが飛んできたり、地震による歪みが生じたりと被害はさまざま。雪が降る地域では、積雪による重みで破損する可能性もあります。

もし、耐えられたとしても、いつまで保つかはわかりません。自然災害のあとは雨樋が無事かどうかチェックを行いましょう。

支持金具のズレや外れ

雨樋を支える金具にズレや外れがあると、適切な位置で雨樋を支えられずに破損へつながる可能性があります。

支持金具が正常な状態かどうかは目視できるため、定期的に状態を確認して必要なら調整や取り換えを行いましょう。

継手のすき間

雨樋の継手にすき間があると雨水が漏れて外壁などに被害をおよぼす可能性があります。

継手の交換は難易度が高いため、もし見つけたら業者への依頼を検討しましょう。接着剤ですき間を接着すれば、応急処置になります。

雨樋の修理に関するQ&A

ここでは、雨樋の修理に関する疑問をQ&A形式で答えます。

Q. 雨樋の修理はDIY(自分で)できる?

A. 手が届く高さであり簡単な補修なら可能です

材料はホームセンターなどで購入できます。なお、高所の作業は安全面を考えて業者へ依頼する方が良いでしょう。

Q. 雨樋の修理を業者に頼む際の費用相場は?

A. 数万円〜数十万と作業内容により幅広い

  • 雨樋の一部を補修:約9,000~87,000円
  • 雨樋の一部を交換:約26,000~150,000円
  • 雨樋をすべて交換:約262,000~650,000円

雨樋の修理・交換にかかる費用の目安は上記の通りです。

作業内容や業者によって費用は異なるため、相見積もりを取って比較することをおすすめします。

※LIMIA編集部の調査(2023年7月時点)に基づく料金の目安です

※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年7月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。

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