鍵が回らないときの対処法を5つ紹介!原因を見つけたら落ち着いて対処しよう

鍵が回りにくいときの対処法を5つ紹介します。壊れていなければ正しく対処をすることで、鍵や鍵穴は正常に作動します。鍵が回らないときは汚れを確認してから、鍵や鍵穴の滑りを良くしましょう。間違った対処法も紹介するため、適切な対処法を心がけてみてください。

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鍵が回らない・回りにくい原因

家の鍵が回らず部屋に入れない状況になると、誰もが焦ると思います。しかし、そんな緊急時だからこそ一度落ち着いて、冷静な対処が必要です。ここからは鍵穴がうまく作動しない原因を紹介します。

鍵穴に汚れが詰まっている

鍵が回らない原因のひとつとして、鍵穴のなかに汚れが詰まっている可能性があります。パッと見ただけではわからなくても、鍵穴には土埃やゴミが詰まっている可能性があるため注意してください。

しっかりと鍵穴の中を確認し、汚れが見つかったら掃除機やエアダスターを使ってすぐに取り除いてください。冬場に鍵が回らない場合は凍結している可能性もあります。その場合はカイロなどでゆっくりと鍵穴を温めましょう。鍵穴は濡れた状態で使えないため、お湯をかけるのはNGです。

鍵穴や鍵の破損

鍵穴や鍵が破損しているときは自分で対処するのは難しいため、早めに専門業者に相談することをおすすめします。

「カギ110番」鍵開けは8,800円(税込)から、鍵交換は7,700円(税込)から、鍵作成は8,800円(税込)から依頼できます。

電話での相談は24時間365日受付中のため、鍵穴や鍵が破損してしまい困っているという人は、まずは気軽に事前見積もりの相談をしてみましょう。

※鍵の種類によって金額は異なります
※対応エリア・加盟店により記載の価格で対応できない場合があります

鍵が回らない・回りにくいときの5つの対処法

鍵がうまく回らない、回りにくいと感じるときに自分で試せる5つの対処法を紹介します。鍵穴や鍵の状態によって、身近にあるアイテムなどを用いて対策を試してみてくだい。突然家の鍵が回らなくなったときに備えて、以下の対処法を覚えておきましょう。

鍵の汚れを取る

鍵の凹凸にはいつの間にか埃やゴミが付着していることも。凹凸部分に汚れがあると、鍵穴に差し込んだ際にシリンダーとうまく噛み合わず、鍵が回らなくなる可能性が考えられます。

鍵穴に鍵を抜き差しする際に詰まっているような違和感があれば、すぐに鍵の汚れを確認してきれいにしましょう。溝の汚れは歯ブラシなどで取り除けますが、傷をつけないように優しく擦ってください。マイクロファイバーを使って汚れを取るのもおすすめです。

鍵穴に詰まっている汚れを取り除く

鍵がうまく回らないときは、鍵穴の中に土埃やゴミが溜まっているかもしれません。小さな汚れでも、鍵とシリンダーが噛み合わなくなる原因となります。エアダスターなどを吹き付けるか、掃除機のような強い吸引で汚れを取るようにしましょう。

家の中を掃除している際に、鍵穴も併せて掃除するとより効果的です。いつ汚れが原因で鍵が回らなくなるかわかりません。そのため、こまめに鍵穴を掃除することが大切です。

専用の潤滑剤で鍵を回しやすくする

鍵穴や鍵の汚れを落としても回らない場合は、鍵穴専用の潤滑剤を使いましょう。鍵穴に直接吹き付けるだけで、鍵穴の滑りが良くなります。吹き付けたあとは漏れている潤滑剤をきれいに拭き取り、鍵を抜き差しすることで潤滑剤が奥まで行き届くようにしましょう。

メーカーごとに専用の潤滑剤を購入できるため、自宅で使っている鍵や鍵穴に合わせた潤滑油を使うのがおすすめです。

鍵の凹凸部分に鉛筆を使う

ホームセンターなどですぐに潤滑剤を購入できない場合は、鉛筆を使って鍵の滑りを良くしましょう。鍵をきれいにしたら、凹凸部分などシリンダーと噛み合う箇所すべてに鉛筆を塗ります。塗った後は布で拭きあげてください。

鉛筆に含まれている黒鉛が滑りをよくしてくれます。コンビニや雑貨店で手に入るため、外出時に試すこともできるためおすすめです。

スペアキーを試す

鍵や鍵穴の汚れを取ったり、潤滑剤などを使って滑りを良くしたりしても効果がないこともあります。鍵自体の問題が考えられる場合は、スペアキーを使ってみましょう。スペアキーを使うことで鍵が開くこともあります。

スペアキーを持っていなければ、鍵屋にスペアキーを作成してもらいましょう。作成には時間がかかる場合があるため、もしものときに備えてあらかじめ準備をしておくと安心です。

鍵が回らない・回りにくいときにやってはいけないこと

鍵が回らず焦ってしまい、強引に鍵を開けようとしてはいけません。鍵は複雑な構造をしているため、誤った使い方をしてしまうと破損する可能性があります。ここからは鍵が回らない・回りにくいときにやってはいけないことを紹介します。

無理やり鍵を回す

鍵が回らないときに無理やり力を入れて回してしまうと、鍵穴の中で鍵が曲がってしまったり折れて使えなくなる可能性があるため注意が必要ですもし鍵が曲がったり折れたりしてしまうと、鍵穴から取り出すことが非常に困難になります。

鍵の汚れが原因で鍵穴に問題がなかった場合、無理やり回してしまうことで鍵穴も壊してしまう可能性も。スペアキーも試せなくなるため、鍵交換業者に依頼することが必須となります。余分な費用がかからないように、強引に回さないようにしてください。

鍵穴専用以外の潤滑油を使う

鍵の滑りを良くするために潤滑剤を使う際には、きちんと自宅の鍵穴に適した専用のものを使ってください。専用ではない潤滑油や食用油などを使うと、鍵穴の奥に潜んでいる土埃やゴミと混ざり合い固まってしまう可能性があります。

専用ではない潤滑油のせいで、鍵が回らなくなり故障してしまうため、購入時には注意が必要です。鍵穴を壊さないためにも必ず専用潤滑油を使用してください。

ピッキングする

針金やヘアピンを使って鍵穴を開けることも避けてください。知識がない素人がピッキングを試みても、鍵穴の中で針金が曲がったり折れてしまう可能性が高いです。

傷がついてしまい、鍵穴自体を交換しなければいけない状況にもなりかねません。

鍵穴の汚れを爪楊枝で取る

鍵穴の汚れを取るために爪楊枝を使おうと考えるかもしれませんが、この方法も避けてください。鍵穴の中には多くの凹凸があるため、爪楊枝を使っても奥まで入りきることはありません。無理やり差し込んでしまうと、凹凸に引っ掛かり折れてしまうことも考えられます。

折れた爪楊枝の一部が鍵穴の中に隠れてしまうと、取り出すことは困難です。さらに鍵を差し込むことも不可能になるため、爪楊枝を使うことは避けましょう。

鍵交換業者の選び方

鍵が回らない・回りにくいときには、鍵交換業者に依頼して点検や修理交換をしてもらうのも手段のひとつです。もちろん修理交換に費用がかかってしまいますが、その分多くのメリットを体感できます。ここからは鍵交換業者の選び方を紹介します。

問い合わせ対応の良さ

鍵交換業者に依頼する際に、「今頼まないと泥棒に入られる可能性がありますよ」などこちらの不安を煽るように契約を急かされたら、検討を取り止めることをおすすめします。

またフリーダイヤルで相談可能かも確認しておきたいポイントです。現場に到着したあとにも作業内容の説明が不十分と感じた場合は、うやむやにせずにしっかり確認しましょう。しっかりと満足できる対応をしてくれる業者を選ぶことが大切です。

料金体系が明確になっているか

依頼をする場合は、事前に費用の確認をしましょう。訪問を依頼した場合でも、費用について疑問がある場合は、作業を断ることをおすすめします。
支払い方法も併せて確認しておきましょう。クレジットカードやQRコード決済などが使えれば、現金を用意していなくても支払いできます。どんな種類が使えるか事前に確認しておくと良いでしょう。

鍵が回らないときは鍵交換業者に相談してみよう

鍵が回らないときの正しい対処法や間違ったやり方を紹介しました。鍵が回らないことに焦って、無理やり鍵を回そうとしたり、潤滑油を誤って使用したりすれば鍵や鍵穴が壊れる原因となります。不安な方は鍵交換業者に依頼して、使えなくなった鍵や鍵穴を修復・交換してもらいましょう。

※記事内の情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年5月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。

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