〔ROOMBLOOM〕の正しいウォールカラーの選び方セミナーが目から鱗!自分の好みの色を見つけよう
〔ROOMBLOOM〕は、ペイントをもっと身近にするために、塗料メーカー〔日本ペイント〕が2013年に立ち上げたペイントブランド。「暮らしを考えるペイント」をコンセプトにして、ペイントを単なるモノとしてだけではなく、暮らしにどうつなげていくかを考えながら、さまざまな活動を行なっています。今回は、新宿にある〔ROOMBLOOM〕のショールームで開催されている1コインワークショップに参加し、ウォールカラーの選び方について教えてもらいました!
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まずは色についてお勉強!
ウォールカラーを変える上で知っておかなければいけないことがあります。それは、色彩学!
色は三属性という属性があり、
色相=色み(赤、青、緑とか)
明度=色の明るさの度合い(明るいほど白っぽく、暗いほど黒っぽい)
彩度=色の鮮やかさの度合い
といった意味合いがあります。
たとえば、2色の赤色。
「明るい赤」というと、多くの人は右を指します。ですが、色彩学でいう「明るい赤」は「明度の高い赤」になるため、明るい赤は左の赤となります。そして、右は「鮮やかな赤」と表現するのが正しいそうです。同じ色でも見た目と呼び方が理解が異なる時があるということで、施工する時や色を選ぶときに言葉だけで伝えあうのは難しいということを学びました。
自分の好きと心地よさの間にあるウォールカラーって何色?
リビングの色は、一番に部屋をコーディネートする上で軸になる場所。一気に好きな色に変えたいものの、派手すぎるとリラックスできなくなってしまいますよね。リビングダイニングのウォールカラーを選ぶときにはずばり“おいしい色”がなじみやすいんです。
この“おいしい色”というのは、言い換えれば自然界の色という意味です。たとえば、葉っぱの緑色や柑橘類のオレンジ色、海の青色などあります。中でも、おすすめは落ち着いた緑色だそう。部屋がより一層リラックスできる空間になるとのことでした。
ちなみに、自然界に無い人工的な色をどうしてもリビングに使いたい時は、食事をしている際に目に入らない面であれば使用しするのがおすすめとのことでした。
複数色のウォールカラーをつかいたいときには?
オシャレな人の家は、単色の色使いだけでなく複数色を使ってコーディネートしていることが多いです。もし、複数色を使ってウォールカラーを設定したいときにはあるテクニックが重要だそう。
それは、セパレーションというもの。設定したい色同士が喧嘩しない様に、間に色みの無い色をいれるといいとのこと。灰色や白(オフホワイト)を入れると、抜きが出来てすっきり見えますよね。他にも、あえて元のウォールカラーを残して、色を塗らない箇所を作ることも落ち着いたカラーにするテクニックの一つだそうです。
ウォールカラーひとつで部屋が広く見える
いつも何気なく存在している白壁。実は、全部白だと部屋がぼんやりしてしまう効果があるそうです。逆に、一部色をいれるとすっきりさせることができます。面に対して距離感がでて、部屋全体を広く見えるのです。
ただ、彩度のコントロールも必要です。青色は後退色なので、部屋が広く見える色合い。
赤は進出色と呼ばれるもので圧迫感が出てきます。結果、ちょっと息苦しく苦しく感じる部屋になってしまうそう。色一つで人の捕える感覚って変わるんですね。
インテリアとウォールカラーのマリアージュ
壁色の選び方は、何も好きな色という観点だけで選ばなくてもOKです。その要素として、部屋にあるダイニングテーブルを使ったコーディネート方法を紹介されました。ダイニングテーブルの色を軸にして選ぶと部屋に統一感が出てきます。
例えば、机がウォールナット(灰みの焦げ茶)だった場合、グレーなどのカッコいい色の壁紙が合うそうです。
オーク(黄みの白木)だった場合、ナチュラルな色の印象を受けます。〔ROOMBLOOM〕から出ている《night safari》のようなカーキ色がマッチするそうです。ちなみに、最近のトレンドはこのカーキと濃いグレーだそうです。
メープル(白木)だった場合、両方パステルになると幼くなり過ぎます。明度を少し暗めのものにして、大人っぽい部屋色を演出するとよいそう。
さいごに
ウォールカラーを塗装するというと、最初はハードルの高いDIYです。ですが、リビングの一面だけやってみるのがオススメとのことでした。トイレなどを初めてやる人が多いそうですが、塗る面積は少ないものの、コーナーなどが奥まっていて難易度は高いそう。ある程度広々と塗装でき、部屋全体のイメージをつかみやすいリビングがオススメとのことでした。
また、壁紙と異なりペイントは色の選択肢が多い点も、部屋をアレンジするときにこだわれるポイントです。店内では、〔ROOMBLOOM〕の取り扱う全色のサンプルをご覧いただける他、照明や床材との色の組み合わせなどをお伝えしながら、カラー相談もできます。
サンプルも多様な素材に塗られたものが置かれているため、仕上がりの質感も確認できますよ。部屋色を変えて、雰囲気を変えたい人は是非一度相談してみては?
●店舗名:ROOMBLOOMのショールーム
●住所:東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー6F
●営業時間:10:30–19:00 水曜日定休(祝日除く)
●HP:http://room-bloom.com
●電話番号:03-3347-9077(直通)
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