一人暮らしのガス代平均って?プロパンガスと都市ガスの料金の違い
一人暮らしのガス代についてまとめました! 支払う料金は平均でどれくらいなのかやプロパンガスと都市ガスの違いなど、一人暮らしのガス代で気になるポイントを詳しく紹介しています。ガスにかかる料金を安くする方法も説明しているので、ガス代にお悩みの方はぜひ参考にしてください!
本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
- 124306
- 64
- 0
-
いいね
-
クリップ
一人暮らしのガス代|平均ってどれくらい?
まずは、一人暮らしで1ヶ月にかかるガス代の平均を見ていきましょう。
総務省統計局の家計調査によれば、単身世帯1ヶ月のガス代平均額は、2016年は2,999円、2015年は3,291円、2014年は3,307円となっています。また、同じく1年間のガス代平均額は、2016年は35,991円、2015年は39,492円、2014年は39,680円です。
他の調査を見ても、一人暮らしの1ヶ月のガス代は大体3,000円前後というのが平均的な額です。3,000円台なら一人暮らしのガス代としては普通、4,000~5,000円かかっているとしたら少し高めと考えていいでしょう。
1~3月はガス代の料金が上がる!
ただし、月別で見ると、1~3月はもっともガスの使用量が増えます。この時期であれば5,000円前後かかることは珍しいことではありません。一人暮らしの場合、冬のガス使用量は1ヶ月あたり5㎥前後、夏の使用量は3㎥前後になるといわれています。
このほか、もちろん個人差もあります。一人暮らしでもオール電化のマンションに住んでいる方もいれば、毎日お風呂を沸かして入っている方もいるでしょう。一人暮らしのガスの使い道でもっとも多いのはお風呂などの給湯で、7割以上を占めます。次がガスレンジで2~3割。そのほか、冬場はガスファンヒーターなどを使っているケースもあります。ガス代で差が出るとすれば、一般的には給湯、キッチンのガスレンジ、暖房器具のいずれかの使い方によることになります。
一人暮らしのガス代|プロパンガスは都市ガスよりも高い?
もう1つ、ガス代について考えるときに見逃せない要素があります。それは、都市ガスとプロパンガスでは、ガス代に差が出るということです。
都市ガスを販売するガス会社は全国に200社以上ありますが、その料金は国が定める公共料金です。これに対し、プロパンガスは各ガス会社が自由に料金を決めることができる自由料金です。
一人暮らしの1ヶ月のガス使用量を5㎥として計算すると、都市ガスの場合は1ヶ月1,420円程度で収まります(東京ガス一般料金、東京地区の場合)。ところがプロパンガスの場合、各ガス会社の全体の相場で見ると、同じ使用量で1ヶ月4,500円ほどかかることになります。
プロパンガスの料金は都市ガスのおよそ2.2倍
ただし、実は、プロパンガスの熱量(火力)は都市ガスよりも大きいという事実があります。具体的には、都市ガスでプロパンガスと同じ熱量を得るには、都市ガスを2.2倍使う必要があります。つまり、プロパンガスと都市ガスの料金を正確に比較するには、都市ガスにおける従量料金(ガスの使用量に応じて決まる料金)を2.2倍にする必要があるのです。
火力の差を考慮すると、都市ガスの1ヶ月あたりのガス代は約2,300円となります。プロパンガスは4,500円なので、それでも都市ガスとプロパンガスの料金には2,000円以上の差があることがわかります。
アパートやマンションはガス代の相場が高い傾向にある
さらに、アパートやマンションでは、プロパンガスのガス代の相場が高い傾向にあります。これは、ガス会社が集合住宅にプロパンガス設備を設置する際の費用が加味されていることがあるためです。プロパンガスは自由料金なので、コストがかかる場合にはそのぶん、料金を高く設定できます。
一人暮らしのガス代|相場よりも高い場合はどうする?
ここまでご説明してきたことから、アパートやマンションでプロパンガスを使用しており、平均より明らかにガス代が高いと感じている一人暮らしの方もいるかもしれません。その場合、ガス代を抑えるために何かできることはあるのでしょうか?
ガスの使用方法を見直して、ガス代を節約するのも1つの方法です。たとえば、「入浴はお風呂に入るよりはシャワー(15分以内)で済ませるようにする」「料理は強火よりも中火や弱火を多用する」「ガスファンヒーターを使うときは、設定温度を2℃程度下げる」といった節約法も有効です。
根本的な解決方法はガス会社を変えること
しかし、そもそも相場より高い料金を支払わされているなら、もっと根本的な解決法を探ったほうが賢明かもしれません。今のガス会社よりもっと安い、適正な料金の業者に乗り換えるのがその方法です。業者を変更するには大家さんの承認が必要となるので簡単なことではありませんが、もっといいガス会社が見つかったときは考えてみる価値があります。その際はまず入居者全員の総意を得て、大家さんに交渉するのが近道となるでしょう。
引っ越す際はガス会社をチェック
また、新居に引っ越すときは、どんなガス会社を利用することになるのかチェックすることも大切です。都市ガスであれば神経質になる必要はありませんが、プロパンガスでは一般的な相場よりも高い料金を支払わされるケースがあることは覚えておきましょう。
一人暮らしのガス代まとめ! 料金は意外と違う
ガス代は全国どこに住んでいても似たような料金だと思いがちですが、実は意外に差があるものだということがおわかりいただけたでしょうか。月に自分がどのくらいのガスを使用していて、いくら支払っているのか、検針票などを見て今一度よく確認してみてください。そして場合によっては、ガス会社の見直しなども検討してみるといいでしょう。
ガス会社を見直すなら《エネピ》がおすすめ
プロパンガスは、料金の設定が自由化されているので、ガス会社によって料金が違います。そのため、人によっては「同じ使用料なのに相場よりも支払う金額が高い」ということがありえるんです。もし、今のガス料金に不満があるのであれば、一度見直しをはかりましょう。見直すことによって、今よりも安い料金のガス会社が見つかるかもしれません。
《エネピ》なら無料で複数のガス会社に見積もりが出せる!
見直す際は、《エネピ》の利用がおすすめです。《エネピ》とは、ガス会社の見積もり比較を無料でできるネットサービスのこと。今よりも安いガス会社を探すことが、ガス料金をおさえるために有効な手段だとすれば、ガス会社の比較はとても重要なことですよね。《エネピ》を使えば、無料で複数のガス会社を比較することができます。ネットから手軽に申し込むことができるので、現在のガス料金にお悩みの方は気軽に《エネピ》を利用してみてはいかがでしょうか。
- 124306
- 64
-
いいね
-
クリップ
あなたにおすすめ
関連キーワード
関連アイデア
-
プロパンガスと都市ガス、どっちがお得?料金制度からメリット・デメリットまでご紹介LIMIA 暮らしのお役立ち情報部
-
ガス価格の年間推移をチェック!自宅のガス代が適正かどうか確認しようLIMIA 暮らしのお役立ち情報部
-
水道料金と下水道料金は違う?下水道料金の仕組みを詳しく解説LIMIA 暮らしのお役立ち情報部
-
もし引っ越し先がプロパンガス利用だったら?賃貸住宅でのガス料金対策を教えますLIMIA 暮らしのお役立ち情報部
-
電気温水器からガス給湯器に交換したい!交換にかかる費用の相場と選ぶ際のポイントを紹介!LIMIA編集部
-
オール電化とガス併用、どっちがお得?変更時に必要な費用や使用料金を徹底比較LIMIA 暮らしのお役立ち情報部
-
エコジョーズのデメリットを解説!メリットや普通の給湯器との違いも紹介LIMIA 暮らしのお役立ち情報部
-
ONEでんきで電気料金が安くなる!電気料金を比較体験りんご
-
プロパンガス設置の初期導入費用はいくらかかる?ガス会社選びのポイントも紹介LIMIA 暮らしのお役立ち情報部
-
【学生・社会人別】一人暮らしだと月々どれくらいの生活費がかかる?LIMIA 暮らしのお役立ち情報部
-
エコキュートとプロパンガスは併用できる!メリット・デメリット・注意点について解説!LIMIA 暮らしのお役立ち情報部
-
給湯器の選び方6つ!給湯器の種類と見分け方・価格の比較も解説LIMIA 暮らしのお役立ち情報部
-
自由料金制とは?二部料金制ってなに?プロパンガスの料金システムを解説!LIMIA 暮らしのお役立ち情報部