
売却に有利なタワーマンションをより高く売るポイントと注意点とは?
タワーマンションは売却時に有利になることが多いと言われています。人気が高いため、中古でも高値で取り引きされるケースが多くなります。しかし、ひと工夫加えることでさらに高く売ることができるとご存じでしょうか。今回は、そのポイントと注意すべき点についてまとめてみたいと思います。
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中古のタワーマンションでも売却は有利!
タワーマンションが中古でも売却に有利になることには理由があります。なぜ売却の成功率が高いのか、こちらで解説していきましょう。
【理由1】耐震対策がしっかりしている
多くのタワーマンションは最新の地震対策が施されており、中低層マンションと比較して高い耐久性があります。基本的に建物が頑丈でしっかりしているため安心感を持つ人が多く、その点が売却時にも有利になります。
【理由2】立地条件がよい
駅前の再開発地域や湾岸エリアなど、人気がある好立地に建設されたタワーマンションは資産価値が高く、売却しやすいです。住環境がよく閑静な住宅街に立地するタワーマンションも人気があるため、有利な条件となります。
【理由3】共有設備が充実している
階数に関係なく、充実した共有設備を利用できる点も魅力です。ラウンジやゲストルーム、キッズルームなど、ニーズのある設備が整ったタワーマンションは売却しやすいでしょう。コンシェルジュや管理人が24時間駐在するセキュリティ対策がしっかりしたタワーマンションも人気です。
共有設備だけでなく、室内にも、最新の水まわり設備や床暖房などが整っていることが一般的です。収納スペースに工夫が施され、広くて利便性の高い収納設備が揃っている場合も有利になります。
【理由4】売却価格の相場が読みやすい
タワーマンションは戸数が多いため、先行の売却事例が見つかる可能性は高いです。売却時に相場を知っておくと早く売ることもできるでしょう。立地条件や特徴がよく似ているタワーマンションを参考にすることも可能です。
【理由5】節税できる
高層階も低層階も評価額が基本的に変わらないため、固定資産税や相続時の税金を低くすることができます。
有利なタワーマンションであっても注意したい点
中古でも売却に有利なタワーマンションですが、注意すべき点もあります。
【注意点1】タワーマンションが多いエリアは売れにくいことも
都心や人気の住宅街だと、新築マンションの約25%はタワーマンションだと言われており、タワーマンションがそれほど特別なものではなくなってきているのが現状です。タワーマンションばかり集中して立地しているエリアだと、売れにくい場合もあるでしょう。
【注意点2】立地条件に左右されることもある
一般的なマンションと同様に、売却価格相場は立地に大きく左右されます。超一等地なら年数の経過で値段が下がる心配はあまりありませんが、それ以外は景気変動や建物の老朽化、需要の変化などによって相場が低くなる可能性があります。
【注意点3】早めに動いた方がよい
ピーク時に比べ、タワーマンションの売れ行きはやや下降気味です。2020年開催予定のオリンピック後には景気の大きな減退が始まることも予測されており、早めの決断と行動が大切になるでしょう。
【注意点4】大規模な修繕前を狙った方がよい
新築から10~15年くらいすると、大規模修繕に向け修繕積立金が跳ね上がることがあります。タワーマンションは一般的なマンションより修繕費用がかなり高くなるため、負担が大きくなってしまいます。できれば、その前に売却してしまうのが賢明な判断でしょう。
より高く売るため「インテリアコーディネート」や「ホームステージング」をしてみよう
タワーマンションをより高く売却したい場合、インテリアコーディネートやホームステージングという方法が有効です。高値取り引きの可能性が広がります。
・インテリアコーディネートのメリット
インテリアコーディネートは、中古物件と意識させない見栄えのよいインテリアを配置することで高級感や清潔感を生み出し、売却しやすくすることを目的とした手法です。不動産業者やインテリアコーディネーターなどのプロにお願いすると購買意欲が増すインテリアを実現できるため、売却の可能性が高まります。
・ホームステージングのメリット
最近話題になっているのはホームステージングという方法です。インテリアコーディネートとは若干異なり、インテリア以外のものも用意して配置します。
ホームステージングでは、立地や相場、競合する住宅などの市場分析をあらかじめ行います。その分析結果を根拠として他の住宅との差別化を図るために、家具やハイセンスな小物、観葉植物の活用や、スクリーンに映像を映すなどの演出でより物件を魅力的に見せます。
インテリアコーディネートやホームステージングをすることで、殺風景な室内や生活感が目立つ部屋でも魅力的に見せることが可能となります。多少のコストをかけても、内見者の購買意欲を高めることに一役買ってくれるでしょう。
まとめ
売却に有利とされるタワーマンションですが、売るタイミングや注意点を守らないと希望価格で売却することさえ難しくなるケースもあります。不動産業者に任せきりにするのではなく、自分で情報を収集してヒントを得ることも大切ですね。アイデアと工夫次第で、マンションの高値売却を成功させましょう。
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