外壁をおしゃれな青色に♪メリット・デメリットを知って失敗知らず!
おうちの外壁塗装の色って、とても悩むのではないでしょうか。なんとなく、一般的なダークカラーにしがちだけれど、それだとつまらない気がしますよね。最近は、派手すぎずおしゃれな青系の色味が、欧米やヨーロッパで人気を集めていますよ♪ 青色の外壁のメリット・デメリットをしっかり知ってから塗装しましょう。
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外壁を青系の色にするメリットは?
【メリット1】誰にでも好まれやすい色
「青」と聞くと、空や海のさわやかなイメージを連想する方も多いでしょう。青は、清涼感や信頼感に結びつく、好感度の高い色です。また、青色には、集中力を高めたり気持ちを落ち着かせたりする効果もあるといわれています。
ブルー系の外壁は、明るい雰囲気を作ってくれると、ヨーロッパや北米などで人気を集めています。日本でも、「白やベージュ、グレーは平凡だし、黒や赤は目立ちすぎるし……」「夏が暑いからせめて外壁の色くらい涼しげに」と、青系の色を希望する方が増えているようです。
【メリット2】使い方によってクールにもキュートにも上品にもなる
青といっても、濃い青からパステル系の青、緑に近い青、渋みの強い青まで、さまざまな色味があります。一般的に、濃いめの青や暗めの青を外壁に使うと、クールで高級感のある雰囲気になり、薄めの青や明るめの青を使うと、さわやかでキュートな雰囲気になります。色の濃さを変えるだけでも、見た目の印象を大きく変えられるでしょう。
また、青系は、他の色と組み合わせて使ってもオシャレにまとめることができます。清潔感のある白系と組み合わせるケースが多く、1階を青系にして、2階を白系にするといったパターンなどは人気があります。
特に、「ウェッジウッドブルー」と呼ばれる、淡く明るめの青と白を合わせると、洋風でオシャレなイメージになります。サッシや玄関などにポイントで白を使うのもいいでしょう。あるいは、マリンブルーと白、または木のナチュラルブラウンを合わせれば、北欧風の雰囲気が出せます。
さらに、同じ青系の外壁でも、ガルバリウム鋼板を使うと、モダンな雰囲気になります。和風の家でもモダンで個性的な印象に仕上げたいなら、紺色に近い深みのある青を選ぶのがおすすめです。
外壁を青系の色にするデメリットは?
外壁の塗装は、常に紫外線や雨、風にさらされているため、時間とともに劣化していきます。劣化すると、塗装がはがれたりチョーキング現象がおきたりします。その際に、濃い色は劣化が目立ちやすいのがデメリットです。
青は紫外線を反射するため色あせしにくいのはメリットですが、塗料は劣化すると白っぽくなるので、濃い青色だと劣化が目立ちやすくなります。一方で、薄い青やパステル系の青であれば、劣化は目立ちにくくなります。
また、一般的に青は、黒や白との相性はいいと考えられていますが、茶色とはマッチしないことがあります。特に、明るめ・淡めの青の場合、ブロンズ系のサッシやドアには合わせづらいので、注意が必要です。
さらに、青系にはたくさんのカラーバリエーションがあります。色見本やサンプル、カラーシミュレーションだけに頼っていると、外壁の仕上がりを見て「思っていた色と違った」と後悔することもあるので、施工業者と相談しながら慎重に検討しましょう。
外壁を青系の色にする際の注意点
【注意点1】家のデザインや景観とのバランスも考える
同じ青色でも、背景や周囲の建物の色によって違う色に見える場合があります。また、晴れの日と曇りの日でも見え方が変わることがありますし、モルタルやサイディングの模様によって影ができると、実際より色が濃く見える場合もあります。さまざまな状況・見え方を考慮したうえで、ベストな色味を選択しましょう。
さらに、外壁に塗ってみると、サンプルや色見本で見るより強い色味の印象を受ける傾向があるようです。色見本から選ぶ際は、彩度と明度をワントーン下げて選択するといいでしょう。実際に外壁を青系にしている家を探して、見本にするのもおすすめです。
【注意点2】 色の組み合わせを慎重に考える
他の色と合わせるなら、使う色は3色までが目安です。カラーシミュレーションなどを利用して、バランスを見ることをおすすめします。特に塗り替えの場合は、塗り替えをしない部分とマッチするかもチェックポイントになります。
【注意点3】耐久性の高い塗料を選ぶ
特に、劣化が目立ちやすい濃い青色を選択する場合は、耐久性の高い塗料を選びましょう。セルフクリーニング機能や防カビ機能がある塗料を選べば、メンテナンスがラクになり、ランニングコストを下げられるメリットもあります。
シリコン樹脂塗料はアクリル樹脂塗料やウレタン樹脂塗料よりも高価格にはなりますが、耐久性に優れています。イニシャルコストはかかりますが、長期的に見れば得になる場合もあります。
シリコン樹脂塗料よりもさらに耐久性・耐候性に優れているのはフッ素樹脂塗料ですが、価格が高いために住宅ではそれほど一般的に使われていません。しかし、しっかりと質にこだわりたいなら、フッ素樹脂塗料も選択肢の1つとして検討してみるといいでしょう。
まとめ
今回は、外壁の色を青系にするメリットやデメリットをご紹介しました。青は好感度が高く、使い方によってカッコよくもかわいらしくもなる魅力的な色です。こちらの記事を参考に、ご自宅のデザインや周辺環境にマッチした、オシャレな青色を選んでくださいね。
※賃貸物件の場合、退去の際に原状回復を行う義務があり、修繕費用が必要となる場合があります。必ず賃貸借契約書を確認の上で、家主や管理会社の許可を取ってから作業を行いましょう。
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