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エドワーディアン マホガニー 象嵌 ナーシングチェアです。
本来ナーシングチェアとは、当時の上流階級の家庭で使用されていたチェアで授乳の際等、乳児を抱いて座る為に作られました。その為、ゆったりくつろげる様に座面高は通常のチェアに比べて低く、座面も広く設計されています。また、高い装飾性も同時に求められたようです。

今回ご紹介させて頂くチェアもその一つ、繊細な手仕事が施された安らぎを感じさせるアンティーク家具です。
バックスプラットには生命の泉を思わせるアカンサスのマーケットリー(絵画的意匠)やピアスドカーブ(透かし彫り)、上品な猫脚のカブリオールレッグ、ストリンギング(線象嵌)が縁取る女性らしいフォルム、マホガニーならではの美しい木質感等、随所に貴婦人のような気品を感じ取ることが出来ます。

座面には優しい色合いの可憐な花柄が癒やしの空間を演出してくれる英国王室御用達サンダーソン社のPhillipaをセレクト致しました。

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専門家具職人によるレストアを施した英国直輸入の高品質アンティーク家具を販売。英国特有の趣のあるアンティーク家具を日本でも提供していきたいと考え、当時の塗装方法や…