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大きく湾曲したコンクリート打放仕上の部分は、多量の自然土、大きな樹木(メタセコイア)の荷重を支えるため、下部を方づえ構造にしています。また向かいの建物の窓の配置に合わせて、コンクリートの壁面に複数の丸穴を明け、それ以外を大きな開口部とすることで、視線を和らげたり通風や採光を適度に得られるようプライバシー確保や居住間環境の調整をする干渉帯(インターフェイス)として機能を担っています。
 この建物の外観は年々成長する樹木や植栽とともに変化を続けおり、都市に柔らかい自然の色彩や形態としての景観をゆっくり根付かせています。

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モリモトアトリエは、神宮の杜近くにある一級建築士事務所です。「ものづくり」の原点を大切にし、一つ一つの建築を丁寧に設計しています。敷地の持つ自然の力を活用しなが…