SENSUOUS-築50年以上の古さを生かし、デザインと素材にこだわった家づくり
車やバイクなど趣味がたくさんあるKさん、東京藝術大学で彫刻を学ぶ奥さま、それぞれに好きな世界観があるご夫婦が、祖父母が暮らしていた築50年以上の2階建の一軒家をリノベーション。
時を重ねた家の雰囲気を受け継ぎ、今の自分たちにあった家にしたいと、ご希望されました。
「バスルームにべネチアンガラスのタイルを使いたい」「ガスコンロはアメリカのバイキングのものに」「フローリングはチークの無垢(むく)にしたい」など、具体的にイメージを固めていきました。ガゲナウのバーべキューグリル、ビルトインのガスオーブン、モルタルのキッチンカウンター、大きめのステンレスのシンクなど、個性的なアイテムをバランスよく配置し、リビング・ダイニングと水回りの仕切りの壁には、大きめの本棚を造作しました。
ベネチアンガラスのタイルの壁が美しい洗面所はオーバル型のゆったりした洗面ボウルとヴィンテージのイタリアのミラーが印象的です。好きを優先したおしゃれなデザイン、質のいい素材が古い家にちょうどよくなじみ、Kさんご夫婦らしい空間になりました。
ブルースタジオ