K邸-都心の細長い間取りを、上手にいかす
Kさんご夫妻が購入されたのは、都心の好立地にあり、将来的に資産も下がりにくく、管理も行き届いている中古マンション。優良物件でしたが、細長い間取りで、窓は一カ所だけだったので、光が必要な部屋の順番に、窓から配置していくことにしました。
全体的な雰囲気は、お二人が結婚式のときに泊まった「HOTEL CLASKA」のある一室を参考にしています。ワークスペースの壁は大谷石を縦にランダムに貼ることによって、モダンな雰囲気を出しました。キッチンの白いタイルは100角タイルですが、正方形を半分ずつ、ずらして貼っています。仕上げのディテールを少しひねることでグレード感を出しています。リビングの青い畳の小上がりは、テーブルの椅子にもなるようにしました。
フローリングはウォールナットを着色して、色を少し落としています。壁はグレーにして、ホテルライクな雰囲気に。都心のヴィンテージマンションを、
自分達らしくリノベーションして、理想の住まいを実現しました。
ブルースタジオ