【重要なお知らせ】LIMIA(リミア)|住まい・暮らし情報サイト サービス終了につきまして

平素より「LIMIA」をご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、「LIMIA(リミア)|住まい・暮らし情報サイト」のメディア運営を、2025年5月30日(金) 12時00分をもちまして終了させていただくこととなりました。
長らくのご愛顧、誠にありがとうございました。
これからもみなさまのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。


kamioooka apartment house

神奈川県横浜市の副都心の一つ上大岡駅から徒歩5分程。
KaKa竣工から3年後、同じバス通り沿いのもう一方の交差点側の角に計画された1Fに最大4つに分割可能な店舗と2・3Fに5つの住戸をもつ共同住宅。最上階の一戸はオーナー住戸である。
隣家の庭が延長されるように配置した共用空地をはさんで2つの棟を並べることで、賃貸市場ではかなりのアピールとなる全戸「角部屋」となり、3・4方向に大きく窓が設けられることになった。
ここでの共用空地は3Fに住むオーナーが運営するカフェが主に使用する中庭であると同時に、上階への動線、そしてそれぞれの店舗・住戸内に外部環境を引き込み、まちの様子やお隣の存在を感じさせるものとなっている。
こうした賃貸の集合住宅では、様々な理想を描いて共用部を豊かにつくることができたとしても、うまく使われることを住人やオーナーの采配に期待するだけでは限界がある。そのため、この余白が事業的な利用価値と空間としての価値の双方を持ちあわせ、パブリックにも接続し、「まちのにわ」として存在する場となるべきだと考えて計画している。
道路側の店舗のファサードは中庭を見通せられる大きな開口をとりつつも全面ガラス張りとはせず、ちょっと腰がかけられるほどガラス面を壁厚の内側に入れ、入り口部分をへこませることで、交通量が多いにも関わらず幅が狭く歩道も片側しかない道路に物理的にも心理的にもスペースを提供している。
解答は異なるが、同じ街区の2つの角にまちを引き込む場をつくり、この通り沿いの環境を変える役割を担えていると感じている。

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photo by : takumi ota
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光本直人1970 神奈川県生まれ1995 東京理科大学理工学部建築学科卒業1997 東京理科大学大学院理工学研究科建築学専攻修了1997-2006 シーラカンス…

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