自動で文字起こしするオルツのAI議事録、行政で実証実験 福島県磐梯町、業務効率化に向け官民協力で取り組み

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 パーソナル人工知能(AI)開発のオルツ(東京都港区)と、一般社団法人官民共創未来コンソーシアム(東京都渋谷区)、福島県磐梯町(佐藤淳一町長)はこのほど、AIを活用した業務効率化に向けて、連携して実証実験をすることで合意した。

 磐梯町は、デジタル技術を使ってペーパーレスなど業務の効率化を進める「デジタル変革戦略(通称:DX戦略)」を掲げ、今年7月にデジタル変革推進室を設置。町の官民共創認定プロジェクト第1号として「行政の審議会でのAI文字起こし導入による業務効率化」に取り組むことを決めた。

 オルツが開発した会議議事録を自動で文字起こしする「AI GIJIROKU(AI議事録)」を使って実験する。自治体と企業が協力して、地域の課題解決などへ取り組むことを支援している官民共創未来コンソーシアムが両者を結びつけた。同コンソーシアムは今年5月に設立。今回の案件が官民共創支援の第1号だという。

 実証実験は、12月10日から2021年3月31日まで、磐梯町の二つの審議会と、デジタル変革推進室の定例ミーティングでAI議事録を導入してリアルタイムで文字起こしを行う。オルツと磐梯町は月に一度、実験結果を検証する。

 今年1月からサービス提供を始めたAI議事録は、企業での導入実績が多いという。オルツは、今回の行政での実証実験を踏まえて新たな商品開発につなげる計画だ。

 

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