元請と下請 安全管理と品質管理

10月14日に国土交通省より公表された「建設工事における一括下請負
の判断基準」について紹介します。

横浜の分譲マンション傾斜問題では、地盤改良業者の施工不良はもちろんですが、
工事における多重請負形態が明らかになりました。
国土交通省は一括下請負の判断基準を設け、元請側・下請側に課せられる役割
を具体的に明確化しました。

★元請が果たすべき役割★
・施工計画の作成(工事全体、下請負人が作成した施工計画書の確認など)
・工程管理(工事全体の進捗確認、工程調整)
・品質管理(下請負人からの施工報告確認、立会確認)
・安全管理(安全確保のための協議会設置&運営、作業場所の巡視など)
・技術的指導(現場作業に係る実地の総括的技術指導)
・その他(発注者との協議・調整、コスト管理、近隣住民への説明など)

★下請が果たすべき役割★
・施工計画の作成(請負った工事範囲の施工要領書など)
・工程管理(請負った工事範囲の進捗確認、工程調整)
・品質管理(請負った範囲での工事に関する立会確認、元請人への施工報告)
・安全管理(安全確保のための協議会参加、現場巡回への協力など)
・技術的指導(現場作業に係る実地の技術指導)
・その他(元請人との協議、元請人からの指示・判断への対応など)

元請は全て、下請は請負の範囲で役割を果たすことが求められます。

リフォーム工事を外壁塗装などの請負では足場を
含み、全て塗装業者におまかせなどというケースはありがちかと思います。
不動産業の仲介時などに発生したリフォーム工事を
請負って、リフォーム業者に丸投げするケースがあると聞いています。
今回の判断基準に基づく元請・下請間での役割分担を
明確にし、確実に実行することで業法違反やエンドユーザーからのクレームを
回避していきたいものです。

【国土交通省 報道発表資料】
建設工事における一括下請負の判断基準を明確化しました
http://www.mlit.go.jp/common/001149210.pdf
添付資料(別紙1・2・3)
http://www.mlit.go.jp/common/001149211.pdf
http://www.mlit.go.jp/common/001149208.pdf
http://www.mlit.go.jp/common/001149209.pdf

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