ツーバイフォー(2×4)リフォームの実例集

戸建て住宅のリフォームを考える際に、その住宅がどんな建築工法で建てられているのかを知ることはとても大切です。特に最近増えてきた建築方法が、「ツーバイフォー(2×4)工法」。コストや機能性などさまざまな点においてメリットが多いため、この工法で建てられた住まいを所有している方は多いのではないでしょうか。今回は、ツーバイフォー住宅の実例集をご紹介します。

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1.LDの間にある動かせない壁を上手に活用!

間取り変更をするにはいくつかの壁を開口する必要がありますが、構造上問題ない壁を開口することはできても、どうしても動かせない壁も存在します。その場合は、対象となる壁をちょうどリビングとダイニングの間になるように残し、パーテーションに見立てて上手に家具を配置することで解決。リビングの目隠しのような役割を持たせることに成功しました。動かせない壁を上手に活用した例です。

2.玄関とLDKの間の壁にスリットを設けてデザイン性をアップ!

ツーバイフォー住宅はどうしても自由度が低いため、一般的な間取りやありきたりなデザインである傾向が強いです。そのため、もっとデザイン性の高い住まいへとリフォームさせたい、と希望するケースが多く見られます。

そこで真似したいのが、壁にスリットを設けるという斬新なデザイン。動かせない壁であっても、強度に影響を与えない程度にスリットを入れることは可能です。玄関とLDKとの間にある壁にスリットを入れて、半透明のタぺガラスなどで視線を遮れば、玄関から来る人の気配がわかるだけでなく、訪れた人にセンスの良さを感じてもらうことができます。

3.2戸を1戸に繋げてワンルームのような広々空間を実現!

フロアの半分が賃貸で半分が自宅…というように、もともと賃貸部分と自宅部分を壁で完全に仕切っているツーバイフォー住宅の場合でも、構造さえ事前にきちんと把握しておけば、その壁を開口してひとつに繋げることは十分可能です。

しかし、壁を開口するためには強度を下げないようにする工夫が必要となります。マグサや床根太などを用いて開口部を補強することで、間口を大きく取り、ワンルームのような広々とした空間を実現させた例もあります。このように大きく開口する場合は、しっかりと構造を把握し、開口した場合の強度への影響をきちんと考慮する必要があるでしょう。

4.玄関脇に小さな入口を設け、茶室への露地を作り上げる

新しく出入り口を設けることも、ツーバイフォー住宅の場合は一見すると難しいように思えます。しかし、構造を把握した上で開口しても問題ない部分を見つけることで、強度を下げずに出入り口を新設することができます。

とある住宅では、住まいの一室に茶室があって茶道教室を再開したいという希望があり、そこへ向かう出入り口と露地を設けることで非日常的な空間作りを成功させました。これなら家族と生徒さんとが顔を合わせる必要がなく、茶道教室の雰囲気にもぴったりです。

おわりに

実例を見ていると、ツーバイフォー住宅だから…とリフォームを諦めていた方も、考え方が変わったことでしょう。

これまで述べてきたように、ツーバイフォーリフォームには豊富な知識や経験、技量が必要となるため、どのリフォーム会社に依頼するかというところは大変重要です。まずは一括見積もりサイトでリフォーム会社を比較検討し、過去の実績を踏まえながら、信頼して依頼できるリフォーム会社を選ぶことから始めましょう。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。

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