返済途中の住宅ローン。リフォームするなら借り換えするべき?

新築で建てた家も、年月が経てば修繕したい箇所が出てきたり、ご家族の暮らし方に変化があったりするもの。「そろそろリフォームの時期かも」と、考え始める人も増えてくるでしょう。しかし、中にはまだ住宅ローンを抱えている人も多いはず。「完済まではリフォームも我慢かな…」と思っている方は、ちょっと待ってください。住宅ローンの残高にリフォーム代をプラスして、まとめた金額で借り換えを行うことで負担を減らしながらお得にリフォームができるかもしれません。今回は、持ち家のリフォームを考えている方なら必見の、住宅ローンの借り換えに関する情報をご紹介します。

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住宅ローンの借り換えはこんな方におすすめ!

住宅ローンの借り換えは、ご自宅の状況やローンの残高などによってメリットが大きくなる場合とそうでない場合が必ずあります。借り換えの是非については、現状と照らし合わせながら慎重に判断しましょう。ここでは、借り換えによるメリットが大きくなるケースを以下にご紹介します。

・ローンの返済期間が現状であと10年以上残っている
・ローンの残高が現状で1,000万円以上ある
・現在返済中のローンの金利よりも、これから借り換えるローンの金利が1%以上低くなる

上記の3条件がすべて揃っているなら、思い切って借り換えることでよりお得になるといえます。もちろん、これらの条件すべてに当てはまらなくても借り換えることで有利になるケースもあるため、借り換えるローンの形態やご自宅の現状などをよく考慮し、金融機関やリフォーム会社と相談しながら検討することをおすすめします。

また、住宅ローンを借り換える時は、リフォーム代をプラスした借り換えだけがお得になるとは限りません。自己資金でのリフォームが可能なら、住宅ローンの残高分だけを低金利ローンに借り換えることで今後の支払い負担を低減させられる場合もあります。現金払いでリフォームしたいという場合であっても、試しに返済中の住宅ローン金利について見直してみることをおすすめします。

住宅ローンの借り換えに際しての注意点

借り換えとはいえ、新たにローンを組み直すわけですから、新築時と同様に複雑な手続きや審査を経ることが必要になります。ここでは、住宅ローン借り換えで注意すべきポイントをご紹介します。

1.現在の住宅ローンを、過去2年間遅延なく返済していることが必要

現在返済中の住宅ローンについて、過去2年以内の間に返済の遅れがないことがポイントです。もし2年以内に支払いが1度でも遅れた経験があると、借り換えはできなくなってしまいます。何らかの理由やミスで支払い遅延の心当たりがあるなら、その時点から2年経過してからの借り換えを検討しましょう。

2.リフォーム担当業者が「瑕疵担保責任法人」への登録業者でなければならない

施工を担当するリフォーム会社が「瑕疵担保責任保険法人」に登録しているか、「増改築工事証明書」を発行できることが借り換えの必要条件となります。なお、瑕疵担保責任保険とは、リフォームを行った箇所に後日何らかの欠陥が認められた場合に、その補修費用を支払うための保険制度です。

リフォーム会社が瑕疵担保責任保険に加入していれば、リフォーム工事中や工事完了後に欠陥調査が入るため、借り換えの話を差し置いても安心してリフォームを行うことができるというわけです。なお「増改築工事証明書」とは、小規模なリフォームなど建築確認を伴わない工事を行う場合、実際にリフォームが行われたことを証明する書類です。

リフォームを機に住宅ローンを借り換えてお得になった事例

ここでは、リフォームと同時に住宅ローンを実際に借り換えてお得になった例をご紹介しましょう。

事例 低金利の住宅ローンに借り換えて、実質リフォーム代がまるごと浮くことに!

当初は自己資金によるリフォームを行うことしか考えておらず、そのつもりでリフォーム会社へ相談してみました。しかし、リフォーム会社から「現在返済中の住宅ローンの金利が高すぎる」と指摘を受けることに。さらに加えて、「現在は住宅ローンの金利もかなり下がっているため、借り換えればリフォーム代がまるごと浮くかも」というアドバイスがありました。

調べてみると、借り換えることで今後の支払総額がリフォームの見積とほぼ同じ200万円強も抑えられることがわかりました。なんて高い金利を払ってきたのかと反省しつつ、住宅ローンは早速借り換えることに決め、安心して現金200万円でのリフォームを行いました。

結局、住宅ローンを借り換えたことで月々の支払い負担も1万円程度減って日々の生活も楽に。プロのアドバイスはしっかり聞いておくものだなあ、と実感するリフォームと借り換えを実現できました。

おわりに

リフォームがきっかけでなくとも、日ごろから住宅ローンの金利に関する情報はまめに仕入れておくと良いといえますね。いずれにせよ、リフォームを考えるタイミングはご自宅のマネープランを見直すには最適の機会であると考えられます。

住まいのマネープランには、ローンや金利に詳しく、相談しやすいリフォーム会社の存在も大切です。ニーズに合うリフォーム会社を見つけて、的確にアドバイスを得ながら資金計画を検討しましょう。まずは、一括見積サイトからリフォームの見積を申し込んでみるのも、優良リフォーム会社との出会いの近道です。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。

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