
家を建てる。 畳の世界
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畳は日本固有のオリジナルの床材です。
もともと
むしろやござなど薄い敷物の総称だったことから
動詞である「タタム」が名詞化して
「タタミ」になったのが畳の語源とされる、と
ウィキペディアには書いています。
畳床(タタミドコ)といわれる
藁(ワラ)を圧縮して
5㎝程度の板状にしたものの上に
畳表(タタミオモテ)と言われる
ござを張り合わせる構造になっています。
藁100%の畳床は
独特な弾力性があり
調湿作用などもあるようですが
重たく、ダニなどの温床になることから
最近では、スタイロフォームや
ボードを使った畳床が主流になってきています。
畳表は
半帖のへり無し琉球畳が、流行ったことで
誰もがしるところです。
七島(しっとう)いぐさで織られた畳表が
強度があり、琉球畳として
ヘリ無し畳に使われてきましたが
目積表という
さらに目の細かい畳表も
ヘリ無し畳に対応しており
とても繊細な仕上がりになります。
もともとへりは
いぐさを90度に折り曲げることで
弱くなるので、補強のために付けられたもの。
琉球畳もハードに使うところでは
角の部分から傷んできますね。
最近では
中国産が安価に手に入るようになって
実際、サンプルを手にとって比較しても
ほとんどどちらが国産かわかりません。
部屋の広さを
畳の帖数で比較することがよくありますが
畳の大きさが、地方や時代によって違うんです。
本間 985㎜×1970㎜ 南河内地方
京間 955㎜×1910㎜ 西日本
中京間 910㎜×1820㎜ 中京地方 東北北陸の一部 沖縄奄美
江戸間 880㎜×1760㎜ 関東 東北の一部 北海道
公団サイズ 850㎜×1700㎜
本間と公団サイズを比較するとずいぶん違いますよね。
これは一間(いっけん)※畳の長辺 がいくらなのか
という基準の変化があったことが影響しているようで
秀吉の時代は、一間を6尺3寸としたものを
江戸時代に6尺と変更したところから
建物、さらに畳の大きさへと影響していったようです。
実際現場では
微妙に部屋の広さが
敷居や壁の仕上がりの影響を受けて
変わってきます。
畳屋さんが採寸に来て
すべて特注寸法で作ってきます。
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