やりたいことを少しずつ挑戦! 幸せをつかむ、わくわくする「学び」

自分をアップデートしながら、長い人生を楽しみたいもの。そのために求められるのは、人生をデザインす...

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自分をアップデートしながら、長い人生を楽しみたいもの。そのために求められるのは、人生をデザインする力。わくわくする学びを継続して、日々を充実させたいですね。

出典:シティリビングWeb

やりたいことを、少しずつ挑戦!学ぶことでの“広がり”を楽しんで

社会の仕組みが大きく変わりそうなこれから。仕事のスキルを高めるために学びを深めたり、新たなことに挑戦したり。気持ちはあるけれど、なかなか動き出せないという人も多いかもしれません。

女性のライフデザインを研究する宗方比佐子先生に、これから必要な学びについて、ポイントを教えてもらいました。まず、「これから学びの概念が変わっていく」と宗方先生。

「だれかに知識を教えてもらったり、資格取得を目指して勉強に励んだり、ということではなくなります。求められるものが変化し、生かせない資格もあるでしょう。いま必要なのは、人生をデザインする力、構想力。こうしたら成功する、このレールに乗ったら一生安泰、というシナリオはありません。

何のために学ぶのか。どんな生き方をしたくて、そのためにはどうしたらいいのかを、第一に考えたいですね。明確な意図をもった学びは、行動範囲が広がり、同じ思いの人とつながれて、いろんなことが拡張していきますよ」

1.自分の興味を徹底的に追求する

「人気の資格だからと学んでも、興味がわかなければ自分に生かせません。自分の興味や関心があることは何かをしっかり考えてみましょう。過去の経験から掘り起こすことや、まったく新たな挑戦も有効です」

2.バーチャルでない情報を集める

「自ら情報を見つけに行こうとすると、今の時代はいろいろと見つかるはずです。キャリアをサポートする専門家に客観的なアドバイスを受けるのもいいでしょう。身近な人に相談すると、保守的な考えで、あなたの挑戦に反対する場合が多いですから」

3.ちょっとずつすぐ動く

「じっくり考えて、思い切って動くのが旧来のやり方。けれど、いくら考えても分からないこともありますから、いいかも!と思ったらまずやってみる。ちょっとずつ、今日からでも動くのがコツ。会社帰りに書店や図書館に行くなど、行動を起こしながら次に進みましょう」

4.セルフコンパッションを意識する

セルフコンパッションとは、直訳すると自分への思いやり。行動を起こす中で、ポジティブな判断ができるように、その能力を高めましょう。具体的には3つ。

①マイナス経験にも、自分に思いやりを持って、『次は大丈夫』と励ますこと 

②どんな大変な出来事も世界共通で、『自分だけじゃない』と受け止めること

③過去や未来への不安にとらわれず、今に集中してやれることをやる『マインドフルネス』を身につけること。また、粘り強くやり抜くことも、自信につながります」

出典:シティリビングWeb

教えてくれた人

宗方比佐子先生

金城学院大学 人間科学部 多元心理学科 教授

女性みらい研究センター センター長

研究分野は女性のライフデザイン

「将来がどうなるのか、予測しにくい時代だからこそ、ポジティブにみらいをイメージし、夢見ることが大切です」

令和元年10月1日から「特定一般教育訓練給付金」制度がスタート

「教育訓練給付制度」は、人生100年時代を見据え、手に職となるスキルを身につけたい、新しいキャリアを開拓したい、と考える人を応援するための国の制度です。指定の教育訓練講座を雇用保険の被保険者や離職者が受講したときに、費用の一部が給付金としてハローワークから支給されます。

講座受講料の20%~最大70%を国が補助。対象となるのは、厚生労働大臣が指定した約14,000講座です。令和元年10月1日からは「特定一般教育訓練給付金」制度がスタート。

「一般教育訓練給付金」の中で、特に就職の実現や、キャリアアップの効果が高い講座について、給付率が20%から40%に引き上げられました。

支給対象となるには要件があるので、詳細は、「厚生労働省教育訓練給付制度」で検索するか、右記「ハローワークインターネットサービス」教育訓練給付制度のページで確認を。「教育訓練給付制度[検索システム]」を活用して、対象講座を調べることもできます。

一般教育訓練給付金

教育訓練経費の20%を支給(上限額10万円)

※4000円を超えない場合は不支給

特定一般教育訓練給付金

教育訓練経費の40%を支給(上限額20万円)

※4000円を超えない場合は不支給

※受給するには「訓練前キャリアコンサルティング」の受講が必須

専門実践教育訓練給付金

教育訓練経費の50%を支給。さらに資格取得などをし、1年以内に雇用された場合、追加で20%を支給(上限額は年間40万円。資格取得かつ雇用された場合、年間56万円)

※4000円を超えない場合は不支給

※受給するには「訓練前キャリアコンサルティング」の受講が必須

学びで世界を広げた!シティ読者に聞きました

日々の業務も勉強になると実感!

メーカーで輸出業務の営業事務をしている山田絵里子さん。入社5年目に「ただ目の前のことをこなす毎日に、頑張った証しを形で残したくて」と、業務に直結する「貿易実務検定」の資格を取得しました。

・どうやって時間を作ったの?

「通勤時間を利用。1冊の参考書をひたすら読んで解くことを繰り返しました。検定の申し込みをした日から受験日まで何日あるかをカレンダーに書き込み、残り時間を意識しました。社会人になって受験の緊張感を味わうのはいいことですね」

・学んで変化したことは?

「最近は業務で複雑な案件をこなすことで身になり、勉強になると実感。失敗から学ぶこともあります。日々起こる突発的な出来事でも社内で共有しながら、スキルと経験を高めたいです」

学びは最高の娯楽です

メーカー入社1年目。営業事務をしている香川知穂さんは、主に中国企業の輸出業務を担当しています。業務でのメールや電話は、通訳がいるので中国語を直接使う機会は少ないそう。しかし取り引き先の担当者が来日する際、コミュニケーションできたらと、入社してすぐに中国語を学び始めました。同時に、大学で第3外国語として学んでいたフランス語も勉強中。両方とも検定合格を目指し、最終目標は言葉に困らず旅行ができるようになることです。

・どうやって時間を作ったの?

「始業は8時30分。その前に、8時15分から始まるN H Kラジオで、15分間を中国語の勉強時間に。フランス語は、週末に1日2時間勉強。行き詰まったら、中国語の勉強をして気分転換にします」

・学んで変化したことは?

「単語がすぐに出てくるようになったときは、身になったなと感じます。先輩たちが中国語を話すのを見て、もっと頑張ろうとやる気になります! S N Sで外国人をフォローしたり、海外ドラマで新しい単語を知ったり、世界が広がっていく感覚が楽しいです。自信につながるし、学びは最高の娯楽ですね」

知識を得て、日々の実践で相乗効果

4年前まで大阪の保険会社で法人営業を担当し、証券外務員の資格を持つ本郷麗華さん。結婚後、夫の転勤で名古屋へ。現在は、家族との時間を優先するため、同じ保険会社の名古屋支部に時短で営業事務をしています。夫の体調管理のため、栄養の知識を身に付けようと、「食生活アドバイザー検定」の資格を取得しました。

・どうやって時間を作ったの?

「約半年間、休みの日にカフェで、テキストと問題集で勉強しました」

・学んで変化したことは?

「現在料理教室に通い、実践と学んだ知識の相乗効果を感じます。旬の食材を意識して料理をするようになりました。子どもの頃、食事中に母から“この料理はこんな栄養があるからね”と教えられてきました。家族がいつまでも健康でいるために、私も子どもができたら栄養について教えてあげたい。薬膳コーディネーターなどの資格にも興味があります」

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