クローゼットはどうリフォームする?収納の知恵を拝借して賢く改修!

「クローゼットは便利だけど、それほど上手に使えている自信がない…」との声はよく聞かれます。もしクローゼットをリフォームするのなら、工夫を凝らしてより収納力をアップさせたい!と考える方は沢山いらっしゃるでしょう。そこで今回は、クローゼットのリフォームについてご紹介しましょう。扉の選び方や収納区間の工夫など、事例なども参考にしながら詳しくご説明します。

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クローゼット収納の「何に悩んでいるか」でリフォーム方法を決める

ただ扉を新しく交換し、内装を張り替えて終わり…では、たとえ収納に悩みがあってもリフォームでの解決にはつながりません。せっかくリフォームするのであれば、既存のクローゼットを使ってきたうえでの悩みや困り事をはっきりさせておき、解決策として有効なリフォームをしたいものです。

以下に、おすすめのクローゼットリフォームを収納のお悩み別にまとめました。

1.「詰め込み癖が治らない!」というお悩み

クローゼット収納のお悩みで最も多いのがこのケースです。扉で目隠しできるクローゼットは何かと便利ですが、そのために「何でもとりあえず放り込んでおく」という癖がついてしまう人も多いようです。

このお悩みにおすすめのリフォーム方法は、なんといっても「ウォークインクローゼットへの改修」です。一歩足を踏み入れて出し入れできる収納空間があれば、雑多なものでも区分けできて必要なものを見つけやすくなりますし、不要なものも目につきやすく意外に整理整頓が楽になります。

もし、ウォークインクローゼットを設けられるまでのスペースが無い場合は、通常のクローゼットでもハンガーパイプだけではなく、衣類以外の物をしまっておける棚などを多めに設けておくことがおすすめです。

2.「しまっておいた物が傷みやすい」というお悩み

大切な衣類や季節物などをしまっておく機会も多いクローゼット。しかし、「気付いたらカビが…」「衣類に虫食いで穴を開けてしまった」など、収納しているうちに物を傷めてしまうというお悩みも少なくありません。

このお悩みにおすすめのリフォーム方法は、「断熱・防臭・湿気対策など収納環境の見直し」です。クローゼット内に熱気や湿気などがこもることで、収納物の劣化を早めてしまいます。クローゼット専用の壁材やクロスなどには、抗菌・防臭・除湿効果があるものも多くなりますから、それらを賢く選んでリフォームに役立てましょう。

また、外壁に面した箇所にクローゼットが設けられている場合は、外気温の影響で結露が発生しやすくなるため、断熱工事も行っておくとよいでしょう。また、扉の形状を見直すなどして日頃から換気のできる状態にしておくのも有効な方法です。

3.「クローゼット付近に着替える場所がない」というお悩み

姿見が玄関などにしかない住宅も多いものですが、クローゼットから服を取り出し、いちいち姿見の前まで行って着替え…というのはちょっと非効率です。部屋が狭く、姿見を追加できるスペースがとれない場合もあるでしょう。

このお悩みにおすすめのリフォームは、「クローゼットの扉1枚分を鏡張りにする方法」です。折れ戸の扉ならちょうど1枚分が姿見になる大きさですから、そこに鏡を設ければ洋服を出してその場で着替えるにもちょうど良い空間が生まれます。まして狭さが気になる部屋であれば、鏡の効果で空間に奥行きが生まれることで開放感もアップできます。

扉もクローゼットの利便性を左右する大事なポイント

「収納さえできれば、クローゼットの扉はなんでも良い」と思っていませんか?実は、扉選びひとつでクローゼットの使い勝手は大きく変わります。毎日開け閉めするクローゼットですから、扉も使いやすく、室内空間に合う物を選定してリフォームし、快適性をアップさせましょう。ここでは扉のタイプ別に、合った用途や室内環境などを以下でご紹介します。

1.折れ戸タイプの扉

洋室のクローゼットでは最も一般的な、アコーディオン状に開閉できる形状の扉です。メリットは、クローゼットの開口部を全開にできる点です。沢山の衣類をハンガーパイプにかけて収納し、取り出す時はそのすべてを見渡せるようにしたいと考えている方には向いているでしょう。

一方デメリットは、扉を開けた時に手前方向の空間を多少使ってしまうことです。タンスやベッドなどの大型家具と干渉しやすくなる場合もあるため、狭い部屋などでは注意が必要です。

2.観音開きタイプの扉

2枚の同じ大きさの扉が左右に配置され、中央から前方へ引いて開閉するタイプの扉です。現在ではあまり見かけなくなりましたが、幅の狭いクローゼットなどには今でも使われていることがあります。メリットは折れ戸式と同じく、全開できる点です。また、扉一枚が大きいため、内側に鏡やフックなどを設けて利便性を向上できるという特長もあります。

デメリットは、折れ戸以上に開閉時に場所をとってしまう点です。幅広のクローゼットを観音開き式の扉にするには、かなり空間的な余裕がないと実現が難しくなってしまうでしょう。

3.引き戸タイプの扉

押入れの襖などのような、扉を互い違いに左右へ引くことで開閉する扉です。メリットはなんといっても、開閉時に場所をとらない点でしょう。事情があって扉のすぐ近くにベッドや大型家具を置く必要がある場合などは、この形が向いています。

デメリットは、片半分を開ければ片半分は閉まった状態になってしまうことです。クローゼットの全面を見渡して物を探すことは難しくなるため、それでも気にならないという方向けです。

おわりに

クローゼットをメインの収納にしている住宅も多いでしょうから、リフォームするならより効率的な収納空間を作りたいものです。お悩みに合わせて内装材や扉を選び、ただきれいにするだけではなく「悩みが解消されるリフォーム」ができるようにプランを立てましょう。

リフォーム会社へ相談する際には、一括見積を利用するとよいでしょう。家にいながらにして多くのリフォーム会社へ1度で見積を申し込めますから、それらを比較検討しながらリフォーム会社を決める作業もぐんと楽になります。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。

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