マンションをリフォームするべき時期はいつ？目的別・世代別の目安

目的別・マンションリフォーム時期の目安

マンションリフォームの目的は大まかに2つに分けられ、「家を修復する目的で行うリフォーム」と「家族や住み方の都合で行うリフォーム」があります。修復を目的としたリフォームの場合、主に10年ごとの点検時に合わせて行うことが多くなります。

したがって、最初のリフォーム時期が築10年、次が築20年、その次が築30年…というように、10年ごとにリフォームを考える時期がやってくると考えるとよいでしょう。なお、和室の畳や障子紙の張り替えなど、消耗品交換に伴うリフォームは築10年に満たなくても行っておいたほうがよい場合もあります。

次に「家族の都合や住み方の都合で行うリフォーム」ですが、これには特に年数で区切っての目安は存在しません。「ライフスタイルに変化があった時がリフォームどき」ということになります。この場合は主に、出産や介護のタイミングや子供さんの成長などに合わせて改修を行うケースが多くなります。

しかし、実際の場合は「子供が生まれたため、和室を子供部屋にするついでに傷んでいた玄関タイルを張り替え」など、修復目的のリフォームと家族都合のリフォームをまとめて同時に行ってしまうケースが多くなります。

世代別・マンションリフォーム時期の目安

次に、入居者さんの年代・世代別で行っておくとよいリフォームについてみていきましょう。

20～30代でのマンションリフォーム

20～30代といえば結婚や子供さんの成長などに伴い、マイホームとしてマンションを購入する主な世代になります。新築マンションであれば通常の場合リフォームは行いませんが、中古マンションを購入した場合は子供部屋への対応や子育て向けのリビング・キッチンスペースの実現などのため、リフォームを実施する最初のタイミングともいえます。

40代でのマンションリフォーム

40代は子供さんがある程度成長し、家族ごとのプライバシーを考え始める時期です。子供部屋に限らず、家族ごとの個室を設けたり趣味を楽しむ空間を設けたりするタイミングともいえます。ちなみに、お父さんが自分専用の書斎が欲しくなる時期も、40代くらいのタイミングといわれています。

50代でのマンションリフォーム

50代になると、子供さんが独り立ちした後の住まいについて考えるタイミングがやってきます。子供部屋が必要だった頃に細かく区切っていた間取りを再び広くしたり、余ったスペースでより広々と趣味に没頭できる部屋を作ったりなど、ご家族が少人数となることを視野に入れてゆとりあるライフスタイルの実現に向けたリフォームがかなえられる時期です。

60代以上のマンションリフォーム

高齢になり、将来的な介護の可能性などを想定したバリアフリー化を考える時期になります。身体の自由が少なくなってもより快適にゆとりある暮らしを楽しめるよう、室内間の移動などでストレスを感じない住まいの実現が必要になってくるはずです。ドアから引き戸への交換、廊下と室内の段差の解消、必要に応じた手すりの設置などはぜひ行っておきたいポイントです。

おわりに

マンションの場合は、将来的な子供さん世帯との同居が現実的ではないこともあり、世代が変わるにつれて暮らし方・住まいの使い方は大きく変わってきます。したがって、リフォームのタイミングも定期的にやってくると考えてよいでしょう。とはいえ、現在の住まいに今お悩みがあれば、既にリフォームのタイミングがやってきているかもしれません。心当たりがあるなら、まずはリフォーム相談から行ってみませんか？気軽に利用できる一括見積サービスなら匿名・無料で多くのリフォーム業者さんに相談・見積を申し込めますし、複数見積の比較検討もラクラクです。

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