☆予約で満席「ピーナッツ カフェ」☆スヌーピーの世界へ!〜後編〜

10月2日にオープンした、世界中で親しまれているキャラクター、スヌーピーが登場する漫画「ピーナッツ」をコンセプトとした「ピーナッツ カフェ」。来る12月4日には待望の3Dアニメーション映画「I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE」も封切られるとあって、更にスヌーピー熱が盛り上がること間違い無し! そんな「ピーナッツ カフェ」を語り尽くす本稿。後編では2Fフロアを中心にご紹介しましょう。ピーナッツコレクターの隠れ家、というテーマでまとめられた2Fフロアは、よりマニアックなネタが満載! 来るたびに新しい発見があるからまた来たくなる。そんな「PEANUTS Cafe」の魅力をあますことなくお伝えしましょう。

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レアなアイテムやマニアネタ満載の2F

白壁とウッド調が明るい印象の1Fと全体的な印象は共有しながらも、グッと落ち着いた趣を見せる2Fフロア。コンセプトも1Fが西海岸スタイルのカフェテリア、というテーマに対し、2Fはピーナッツが好きなコレクターの隠れ家、コレクション部屋というひと味違ったテーマで雰囲気を作り上げています。フロア内にはトコロ狭しとコレクターアイテムが並び、無造作にスクラップブックを貼付けたかのような演出の照明や、壁のアートワークにも一つ一つ意味を持たせています。また、ピーナッツ関連書籍も置いてあり自由に閲覧する事も可能。楽しめるポイントが盛り沢山の、それこそマニアには堪らない店内となっています。

壁や棚にはコレクターズアイテムが並ぶ

壁に棚に飾られたアイテムは全て世界各地から専門のバイヤーによって集められたコレクター心をくすぐられるものばかり。世界的にパブリックキャラクターとして浸透している漫画「ピーナッツ」のキャラクター達だけに、限定書籍やフィギュアなどのオフィシャルアイテムはもちろん、企業とのコラボアイテムや、販促用の非売品マーチャンダイズなど、バリエーション豊かなグッズ達が存在します。もちろんここにあるのはその中でも60年代〜70年代のモノを中心にセレクトしたモノですが、よく見ていくと四本足時代のスヌーピーのフィギュアや、漫画キャラクターとしては異例の表紙を飾ったLIFE誌など、今となってはなかなかお目にかかれないようなレアなアイテムがサラッと陳列されていたりします。もう眺めているだけでもあっという間に時間が過ぎてしまいそうな程、密度が濃いマニアな空間なのです。

大きな窓の上部に設置された棚にはフィギュアを始め、様々なアイテムがギッシリ並ぶ。展示している感じではなく、あくまでコレクターの部屋に並べられている、という雰囲気を壊さないような飾り方で「コレクターのお部屋に遊びに来ている」というフレンドリーな気持ちにさせてくれます。
世界で最も有名なアメリカの雑誌の一つ、LIFE誌の表紙にスヌーピーとチャーリーブラウンが登場した1967年3月17日号。7ページに渡って特集されていた誌面内の記事も壁のショーケースに展示。今や現物はほとんど残ってないので、表紙や誌面内の特集部分の内容を壁に読めるように飾られているのはマニアには嬉しい配慮。
ピーナッツ印のミニカーや古い原書、そして左手前に鎮座するのはこれまたコレクターなら堪らない、普通の犬と同じように四本足で座るスヌーピーのフィギュアが。ちなみにスヌーピーが四本足で歩いていたのは、50年の長い歴史の中でも初期の7年間のみ。1957年以降は直立歩行し、人間と同じ様に座るようになっています。つまりはそんなスヌーピーの歴史を垣間見せてくれるレアなアイテムなのです。
こちらも相当な珍しいアイテム。ピーナッツのキャラクターをモチーフとしてデザインされたピローカバーを額に入れてアート化したものだそうです。年代は不明ですが、よく見るとカット用の点線が入れてあり、当時はこういう使われ方をしていたんだなあ、というのが分かるビンテージアイテムです。
日本語訳のピーナッツコミック(日本国内ではSNOOPYというタイトルが使用されている)を始め、関連図書もたくさん置いてあります。自由に閲覧も可能だそうです。

スヌーピーの世界観に浸れる様々な演出が嬉しい

チャーリーブラウンがちびっこ野球チームのコーチをしている設定のため、野球関連のエピソードが多い事に引っ掛けて「STRIKE THREE!(三振!)」と書かれたサインボードも飾られている。

コレクターズアイテムだけでなく、細部に渡ってピーナッツ カフェ独自のオリジナルな演出が成されているのも大きなポイントです。ピーナッツ関連の膨大なアートワークをアレンジした楽しげな作り込みや、分かる人には分かる、思わずニヤッとさせてくれるネタなども隠されており、それらを探し出す楽しみも提供してくれます。

今年で65周年となる漫画「ピーナッツ」には、漫画内のコマなどを使ったオフィシャルのアートワークだけでも沢山あります。それらを切り抜きにし、スクラップブックの様に見立ててペタペタと貼り込んだ照明は、見てるだけで楽しい気持ちになれます。
メイン動物キャラの一人(一匹?)にしてスヌーピーの永遠の相棒、鳥のウッドストックを形取ったネオンサイン。その傍らに描かれる「flitter flitter flitter 」はウッドストックが滞空してる時に出す擬音。ウッドストックが舞っている感じが表現されていてとってもカワイイ。
アートワークのスクラップに食べこぼしのピーナッツの殻やペンなどが散らばる、雑然とした漫画内の日常を表現したかのような楽しさ抜群のテーブル。こちらのテーブルも店舗用にオリジナルで制作したもの。このテーブル一つとってもコンセプトカフェとしてとても丁寧に作り込まれているのが分かりますね。
作品内に登場するナンバー・ファイブ(5)というキャラのサイン、という体裁で殴り掛かれた555-95472という数字は実はナンバーファイブの本名(95472はカリフォルニア州ソノマ郡及びセバストポール市の郵便番号)なのです。このような隠しアイテムが店内に潜んでいて、それらを見つける楽しさも提供してくれます。その周りに置かれているのはドリンクコースター。3種類あり、ドリンクを頼むとどれか一つをチョイスできる。未使用のままお土産にする人多数。

さて前後編に渡ってたっぷりお伝えしてきたピーナッツ カフェ。これを読んで来訪したくて堪らなくなった貴方。あまりの大人気ぶりの為、現状では予約のみの対応となっているので下記に記載のあるオフィシャルHPから必ず予約してから訪れて下さいね。沢山のピーナッツ愛、スヌーピー愛が詰まった、ファンにとって夢のような聖地であるのは間違いないですから、是非一度足を運んでみてはいかが?

ホールスタッフは作品のテイストに合わせ、オリジナルTシャツにオーバーオールを組み合わせたものを店内では着用。ショルダーポシェットからペーパーコースターを出してくれて、3種類の中から選ばせてくれます。
「皆様のお越しをお待ちしていまーす!」とスタッフのみなさん。

取材協力
PEANUTS Cafe(ピーナッツ カフェ)
住所:〒153-0042 東京都目黒区青葉台2-16-7
営業時間:10:00~22:00
電話:03-6452-5882
http://www.peanutscafe.jp

Photo:木下 誠
Text:藤川経雄

ピーナッツカフェ1階とグッズの紹介はこちら

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