【重要なお知らせ】LIMIA(リミア)|住まい・暮らし情報サイト サービス終了につきまして

平素より「LIMIA」をご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、「LIMIA(リミア)|住まい・暮らし情報サイト」のメディア運営を、2025年5月30日(金) 12時00分をもちまして終了させていただくこととなりました。
長らくのご愛顧、誠にありがとうございました。
これからもみなさまのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。


読む、ものづくり vol.1『おうちでできる おおらか金継ぎ』

編集部が見つけた、みなさんの「ものづくり」の気持ちを刺激する、おすすめの本をご紹介します。「つくる」息抜きに、または「つくる」きっかけにしていただけたらうれしいです。

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 1960
  • 15
  • 0
  • いいね
  • クリップ

本との出会い

欠けてしまった器を、漆と金粉で繕い、新しく生まれ変わらせる。ものを大切にする日本古来の修復技法「金継ぎ」。わたしはこの、粋な発想が大好きです。いつかはやってみたい、と思いつつも「なんだか難しそう」という気持ちが先行して、いまだに金継ぎの世界に入り込めずにいました。そんなときに見つけたのが今回ご紹介する本『おうちでできる おおらか金継ぎ』です。

おおらか、ざっくり、がいい

「おおらか金継ぎ」とタイトルにも入っているように、この本の特徴はほどよいゆるさにあります。金継ぎをたのしく、かんたんに、お金をかけずに、気楽にやろうという、なんとも初心者にうれしい内容に。

とはいえ、道具や技法の紹介は幅広くて、本格的。このメリハリが絶妙でおもしろいんです。

味わいのあるイラストに注目

著者である堀 道広さんの肩書きは「うるし漫画家」!漆職人と漫画家の、両分野で活躍している堀さん。本書にちりばめられたどこかほっこりする、味わい深いタッチのイラストや書き文字も、すべて著者の手から生まれたものなんです。読み進める中で、たびたび癒されること必至。

さり気ない金継ぎデザイン

そしてなんとこの本、表紙と背表紙も金継ぎのデザインになっているんです。読みながら、まわりにちらりと見せて気づかせたくなりますね。お部屋の本棚にも、表紙を前に向けて飾りたくなるかわいさです。

読み終えてみて

読了後は、自宅にヒビの入ったまたは入りそうな器がないかどうか、思わず探してしまいました。今のところまだないけれど、発見次第、こちらの本を片手に金継ぎを実践してみたいと思います。

金継ぎをやる、やらないに関わらず、素敵な金継ぎ器もたくさん掲載されているので、器好きとしてもたのしめる一冊です。ぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか。

タイトル:『おうちでできる おおらか金継ぎ』
著者:堀 道広
発行:株式会社 実業之日本社

取材・文 / 西巻香織  撮影 / 真田英幸

  • 1960
  • 15
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

ハンドメイド作品を「買いたい人」と「売りたい人」をつなぐサービスminneの公式アカウントです。DIYレシピやコーディネートのご提案の他、ものづくりに関わる作家…

minneとものづくりとさんの他のアイデア

ハンドメイドのデイリーランキング

おすすめのアイデア