
Seattle STYLE シアトル公立中央図書館
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市民や観光客が沢山訪れる場所『シアトル公立中央図書館』
かつてアマゾンの売上データで「人口50万人以上の都市の中で一人当たりの読書量が最も多い都市」となったシアトル。
シアトル市内だけでも「図書館」と名の付く場所は35カ所もあります。
勿論、その代表格と言えば観光名所の一つにも挙げられる『シアトル公立中央図書館』。
シアトル市が図書館を市の正式部署とし、免許・罰金からの歳入10%を充てて運営することを発表したのは1890年のこと。
それから約1年後にシアトル公立図書館が今とは別の場所に設立されました。
財政難による何度かの移転、閉館を繰返し、火災にも見舞われた後、1906年に現在の場所に再建築されます。
その後も大恐慌や改築といった様々な苦境を強いられた公立図書館ですが、1998年に大きな変化を迎えます。
「Library for All(すべての人に図書館を)」という名の包括的な図書館システム刷新プログラムの為の予算2億9000万ドルが、住民投票によって確保されたのです。
この金額が全米でも前例がない規模だったことも驚きですが、それを全面的に支持したのは他でもない本好きの市民達だったというのもなんともシアトルらしいお話ですね。
現在のシアトル公立中央図書館はオランダの建築家レム・コールハースとシアトル出身の建築家ジョシュア・ラムズのデザインにより、2004年モダンに生まれ変わりました。鉄骨とガラスで出来た多面体の不規則な形をしたビルは「本を重ねたイメージ」だとか。
傾斜に建てられている為西からの入り口は1階で、東からの入り口は3階に・・・。
個性的でオシャレな空間はガラスの壁を通して外の風景と自然光が優しく室内に溶け込みます。
雨の多いシアトルでも天候を気にせずゆっくりと過ごせるので市民や観光客が沢山訪れる場所。
正にLibrary for All。。。。。。
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