【重要なお知らせ】LIMIA(リミア)|住まい・暮らし情報サイト サービス終了につきまして

平素より「LIMIA」をご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、「LIMIA(リミア)|住まい・暮らし情報サイト」のメディア運営を、2025年5月30日(金) 12時00分をもちまして終了させていただくこととなりました。
長らくのご愛顧、誠にありがとうございました。
これからもみなさまのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。


【コラム】バスルームのバリアフリー化!安心して暮らせる家づくり

バスルームのバリアフリー化は、ご家族のためにも、ご自身のためにも、とても大切なことです。本来リラックスできる筈のバスルームに不安を抱いていると、ゆっくり安らぐことができず、1日の疲れをとることができなくなってしまいますよね。
入浴中の事故死の数は年間約1万9,000人(死因が溺水以外の疾患等と判断されたものも含む)とされており、交通事故の4倍以上の方が入浴中の事故で亡くなっています。
そんな危険が潜んでいるバスルームをバリアフリー化して、ご家族でリラックスできる家づくりをしましょう。

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 1755
  • 4
  • 0
  • いいね
  • クリップ

バリアフリーとは?

バリアフリーとは、お年寄りや介護を必要とする方が社会生活をする中で障壁となり得るものを排除したり、弊害のないように施したりする取り組みのことを言います。

今後少子高齢化社会が進むと言われている日本では積極的に取り組んでいく必要がありますね。

「自分たちにはまだ当分先の話」だと思う方もいらっしゃると思いますが、小さなお子さまの生活の支えになることもありますし、早めに対策することをおすすめします。

バスルームで起こる可能性のある危険

それでは、過去にバスルームで起こった事故をいくつかご紹介します。

●ヒートショック

ヒートショックとは、温度の大きな変化によって、血圧が急激に変動することで身体に悪影響を与えることを言います。

とくに寒い冬は、脱衣所やバスルームが10℃以下になることもあり、寒さから血管が収縮して血圧が上昇します。その状態であたたかいお湯を浴びたり浸かったりすると、血管が拡張し血圧が急低下し、心筋梗塞や脳梗塞などが起こる可能性が非常に高くなります。

また、ヒートショックを起こし、浴槽で倒れ溺水する危険性もあります。

●転倒

出入り口の段差や、浴槽を出入りする際などに転倒してしまうことがあります。打ちどころが悪かった場合は命に関わりますし、骨折してしまうとその後介護が必要になる場合も。快適な生活を送るためには、転倒する可能性を少しでも低くする必要があります。

●滑る

水で濡れた床は滑りやすくなっており、古いタイル張りの床などはとても危険です。床に石鹸やシャンプー・リンスなどが残っていた場合、それを踏んで滑ってしまうことも。

バスルームをバリアフリー化する時のポイント

それでは、バスルームをバリアフリー化する際は、どのようなポイントを押さえる必要があるかご紹介します。

●浴室暖房乾燥機の設置

ヒートショックの防止として、脱衣所とバスルームを温度差を小さくする必要があります。浴室暖房乾燥機をバスルームに設置し、脱衣所には床暖房やエアコン、ストーブなどを置くことで温度差はほとんど無くなるでしょう。

●出入り口の段差を2cm以下にする

出入り口の段差は転倒する可能性が非常に高いので、段差を無くすか、2cm以下に留めておくことが大切です。

●浴槽に段差・手すりをつける

浴槽内部にベンチのような段差を設けたタイプがあります。段差があると高齢の方や小さなお子さまの浴槽の出入りが楽になり、事故の可能性も減るでしょう。

また、バリアフリーとして浴槽の近くの壁に手すりを設置する場合も多いです。手すりを掴んだまま浴槽の出入りやバスルーム内部の移動が可能だからです。

バスルームの形はそれぞれで違うため、ご自身の使用しているバスルームに合う手すりの位置は専門の業者に頼んで見てもらうのも良いですね。

●安全性の高い床材

タイルは滑りやすい上にとても固いので、万が一転倒した際に、大きな怪我に繋がりやすいのです。
表面が冷たいものは、ヒートショックを引き起こす可能性もあり、注意が必要です。

滑りにくい加工がされており、水はけが良く、断熱性があり、転倒の衝撃を吸収する柔らかい床材がおすすめです。

この他にも、ご家族で入浴前は声を掛け合う、アルコールを飲んだ直後は入らない…などの意識がバリアフリー化を進めるきっかけになるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

バスルームをよりリラックス空間にするためにも、バリアフリーで安心安全を意識しましょう。

リノベーション東京は建築家の視点でプラスアルファの住空間をご提案します。お客様の生活スタイルに合ったバリアフリー化を目指すためにも、ぜひ1度ご相談してください。

  • 1755
  • 4
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

弊社スタッフの半分は女性のリフォーム会社です。未だ家事をするのも女性が多く、住まいに一番長く居ることの多い現代。女性の観点から、女性に使いやすい動線やシステムを…

株式会社リノベーション東京さんの他のアイデア

住宅設備・リフォームのデイリーランキング

おすすめのアイデア