【車好き必見】駐車場・ガレージをリフォーム|注意点とポイントをおさえよう

駐車場・ガレージのリフォームを考えている方必見! リフォームの注意点とポイントをまとめました。単純にリフォームするといっても、チェックしなくてはいけないことがたくさんあります。本記事ではリフォームの種類や、費用、気を付けたいポイントを徹底解説。ぜひチェックしてみてくださいね。

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車好きであれば駐車場・ガレージにこだわりたいですよね。今回は、駐車場・ガレージのリフォームポイントをご紹介します。

駐車場リフォームの主な種類

駐車場のリフォームは、主に以下の5種類に分けられます。この中のいくつかを組み合わせてリフォームを行うケースも多いです。

1. 駐車スペースを増設する

家族の人数が増えた場合や、用途によって車を使い分けたいというご家庭では、駐車スペースの問題で悩んでいることが多いのではないでしょうか?また、車以外にも自転車やバイクを置く駐輪スペースがほしいという声も多く聞かれます。

駐車スペースを増設したい場合、庭の一部を駐車場に充てたり、家を減築したりしてスペースを確保することになります。後者は大がかりなリフォームとなるため、予算は多めに見積もっておく必要があるでしょう。

・近隣の駐車場を借りたときの費用と比べてお得なのか
・どうしても自宅の駐車場に置いておく必要があるのか

ということも含め、長期的な視点を持ったうえで、駐車スペースの増設を検討することが重要です。

2. 屋根を設置する

大切な愛車を雨風から守るために、駐車場に屋根を設置するのも人気のリフォームです。ただし、強度にきちんと気を配らないと、台風などで壊れてしまう可能性もあります。車を守るためのものなのに、車が傷ついたり、家族が怪我をしたりするリスクも考えられます。そのため駐車場につける屋根は、強い風圧に耐えられるものを選びましょう。

3. ゲートを設置する

防犯の観点から、駐車場の出入り口にゲートを設置したいという要望も多いです。よく見られる手動のジャバラ式のゲートなら、費用・工期ともに少ない負担で設置することが可能です。「それではセキュリティー効果は薄いのでは?」と思われるかもしれませんが、ゲートがあるだけで心理的効果より侵入しづらくなります。予算はあまりないけれどセキュリティーを強化したいという方は、駐車場にゲートの設置を検討してみてはいかがでしょうか?

4. シャッターを設置する

ゲートよりもさらに防犯性に優れているのが、車の出入り口全体を覆う大型のシャッターです。安心感がぐんとアップします。しかし、その分リフォーム費用も大幅にアップします。ゲートの設置費用が10万円程度なのに対し、シャッターは手動のタイプでも50万円ほど必要となります。リフォーム予算と効果の兼ね合いを考えながら選びましょう。

5. ガレージを設置する

車を完全に風雨から守り、洗車やメンテナンスなども行えるガレージは、車好きなら誰もが憧れる設備でしょう。防犯性にも優れています。ただし、スペースも広めに確保しなければガレージを設置することはできません。設置費用は150万円程度になることが多く、かなりのリフォーム予算が必要となります。

駐車場・ガレージのリフォームで失敗しないための注意点

次に、駐車場やガレージのリフォームで失敗しないための注意点について紹介していきましょう。

1. リフォーム時期は夏を避ける

オープンスペースの駐車場を設置したいという場合には、リフォームを行う時期が重要なポイントの1つとなります。可能であれば、夏場は避けてリフォームを行うようにした方が良いでしょう。夏場にリフォームを行うとコンクリートのならしをスピーディーに行わなければならなくなる関係で、業者による施工失敗の確率が高まってしまうためです。

2. 建蔽(けんぺい)率などの法規制を知っておく

建蔽率とは、敷地面積に対して占める建築面積の割合のことを指し、この上限は土地ごとに設定されています。屋根がない駐車場であれば気にする必要はありませんが、屋根がある場合は建蔽率の制限を受けます。自分の土地の建蔽率がどうなっているのか、現在の住宅が占めている建蔽率がどのくらいなのかということは、必ず把握しておくようにしましょう。ガレージ設置による建蔽率の上昇によって、建築法の規制に引っかかってしまうことのないようにしましょう。

3. 家の前の道路幅をチェックして設計する

駐車場前の道幅が5m以下と狭い場合、通常よりも駐車場の出入り口の幅を広くとっておくと駐車しやすくなります。玄関とのバランスや車の幅のことだけを考えてつくってしまうと、毎日の車庫入れで思わぬ苦労をする、場合によっては大切な愛車を傷つけてしまうリスクが高くなります。

駐車場リフォームの上手な計画の立て方

駐車場のリフォームを行う際は、これからのカーライフについて具体的にイメージし、それに合わせて計画を立てることが重要です。車をどのように使うのか、いつまで車を運転するのかなども一緒に考えてみましょう。ここでは、具体的な例を出しながら「カーライフのあり方」について見ていきます。

ケース1:都心周辺に住む若い夫婦の場合

これから子供を産んで育てていくことを考えると、子供が車の乗り降りをしやすいよう、またベビーカーなどが移動しやすいよう、広めの駐車スペースを確保すべきです。都心周辺という立地柄、スペースに余裕があるとも考えにくいため、ガレージを設置するとどうしても狭くなってしまうはず。セキュリティー面はゲートなどで補い、スペースの確保を優先すると良いでしょう。屋根をつける場合も、柱が片側のみについたタイプを採用し、障害を極力とり除くことをおすすめします。

ケース2:定年後に趣味の車を楽しみたい老夫婦の場合

車と過ごす時間を楽しみにしている方の場合は、ガレージを設置してメンテナンスなどをしやすいようにすると良いでしょう。スペースが足りない場合は、家の減築を考えるのも一つの手段です。これまで子供が使っていたスペースをガレージに充てれば、無駄なく有効活用できることでしょう。

このように、駐車場のありかたは、人によって大きく異なってきます。自分に合った駐車場リフォームは何かを考えましょう。

駐車場・ガレージリフォームの費用・相場

最後に、駐車場やガレージのリフォームにかかる費用相場について紹介します。全体の相場としては、50万円〜100万円の範囲で行われているケースが中心となっています。

事例1:屋根の設置

リフォーム事例として1つ目に紹介するのは、雪の対策として屋根を設置したというケースです。積雪にも強いタイプを選択しました。10日ほどをかけて工事が行われ、リフォーム費用は50万円弱となっています。風や雪が吹き込むことを考え、片側にはパネルを設置しています。

事例2:大きなカーポートの設置

もう一つの事例として紹介するのは、家の前を広く使ってカーポートを設置した例です。5台分の駐車が可能となっており、駐車の際に邪魔にならないよう、柱の配置などに配慮されています。工期は5日ほどで、リフォーム費用は136万円ほどとなっています。

おわりに

自宅に駐車場がない場合、自家用車を利用するためには別途駐車場の使用契約をしなければなりません。費用対効果のことを考えると、リフォームをして駐車場を設置してしまった方がかえってお金がかからないというケースも多いです。総合的、かつ長期的な目線で考え、駐車場のリフォームを検討しましょう。

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※賃貸物件の場合、退去の際に原状回復を行う義務があり、修繕費用が必要となる場合があります。必ず賃貸借契約書を確認の上で、家主や管理会社の許可を取ってから作業を行いましょう。

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