木のぬくもりあふれるお店。心のままに自由にスタイルを選べる〔WOODWORK Welcome COFFEE〕
落ち着いた照明と心地のよい音楽、そしてあたたかい飲み物。毎日の生活をがんばる女性にとって、ゆったりとした時間が流れる空間で、リラックスした時間を過ごすことはとても大切。お気に入りのカフェを見つけて、ちょっとよりみちしてみる。それだけできっと人生はちょっと豊かになるはず。今回、ご紹介する〔WOODWORK Welcome COFFEE〕は“ちょっとよりみち”のはずが、ずっといたくなってしまう、そんな居心地のいいカフェです。
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リラックスして過ごせる、大切な時間
東京の下町・御徒町にある〔WOODWORK Welcome COFFEE〕。にぎやかな表通りからすこし離れた場所にあり、喧騒から離れた落ち着きが心地よく漂っています。お店の正面は大きな窓ガラスになっていて、向かいの公園の木々を目の前にしてリラックスしながらカフェタイムを楽しむことができます。
木枠の大きなドアを開け、お店に一歩、足を踏み入れると、木漏れ日や木のぬくもりが醸し出す自然のやさしさを感じられる空間が広がります。
店内正面にカフェカウンターがあり、フレンドリーなバリスタが笑顔で迎えてくれます。飲み物を注文し、待っているあいだに、店内の《maker’s market》に並べられている雑貨をながめるのも楽しい時間です。
〔WOODWORK Welcome COFFEE〕でお客さんにドリンクを出す際に使うカップやソーサー、スプーンなども並んでいます。実際に使ってみて、気に入ったらここで購入できます。
熟練のバリスタが淹れる、至福の一杯
窓際にはバリスタ愛用のコーヒーメジャーも並んでいます。こちらは作家の石井宏治さんの作品で、バリスタはこれを、瓶から豆をすくうときに使うのですが、豆の油分を吸ったコーヒーメジャーがとてもいい味を出していました。そんな道具に見とれていると、エスプレッソのいい香りが漂ってきました。
熟練のバリスタが淹れるコーヒーは香り高く、後味もすっきり爽やか。おいしい一杯を淹れるため、豆の味を最大限に引き出すシアトル発のエスプレッソマシン、スレイヤーを使用しています。カウンターに並べられているバリスタの道具ひとつひとつも洗練されていて、道具が好きな人だったら、見入ってしまいます。
カウンター自体も、木目の表情豊かな一枚板のナラ材が使われているので必見です。また、カウンターバックの壁面収納は、収納ボックスを板材に引っ掛ける構造になっています。使い勝手に合わせてアレンジが可能な収納の“ワザ”も要注目です。
エスプレッソにきめ細やかなスチームミルクを注いだラテ400円は、クリーミーな口当たりで女性に人気。ラテにラズベリーやキャラメル、アイリッシュ、ヘーゼルナッツ、ティラミスなど、シロップを加えたカスタムがオススメなのだそう。
ラテができました。さて、どこでいただこうかな。〔WOODWORK Welcome COFFEE〕の広々とした空間には、ベンチ、チェア、テーブル、スツール、ソファとさまざまなシートがあり、どの場所で飲むかは、その日の気分で、好きなスタイルを選ぶことができます。
窓際の席で友達とお話しながら楽しむグループや、スタンドの脇に置かれたベンチに腰掛け、バリスタとおしゃべりしている方もいます。お店の奥の半個室のようなソファ席では、じっくりと話し込んでいるビジネスマンの姿も。
店内にはさまざまなテーブルとチェア、ソファ、スツールなどが置かれており、奥へ行くと、テレビ台や本棚、そして木材もあります。町のカフェとはなんだかちょっと様子がちがいます。というのも〔WOODWORK Welcome COFFEE〕は、110年余りの歴史をもつ材木屋さんから派生した家具メーカー〔WOODWORK〕のなかにあるカフェなのです。
注目したい、オリジナル家具のこと
〔WOODWORK〕はオリジナル家具の製造・販売、オーダー受注制作を手がけており、店内に置かれているテーブルや椅子、本棚などはすべて〔WOODWORK〕でつくられたものです。この椅子は、座面に古着のTシャツを張り合わせています。70’Sや80’Sのグラフィックや、古着Tシャツの独特な風合いが好きな人は、思わず座って、座り心地を確かめてみたくなるでしょう。
「家具は、生活をするうえでの道具なので、購入するときは、実際に見て、触って、座って、試していただけたらという思いがあります。自宅のくつろぎの空間で、コーヒーを飲みながら椅子に座るような感覚で、いろいろな椅子に座って、実際に使ってみていただいています」と〔WOODWORK〕スタッフの斎藤さん。
「奥へどうぞ」の声に誘われて、歩を進めると、座り心地のよさそうなソファを発見しました。
ローテーブルにコーヒーを置いて、ソファに座ってみます。すると、その心地よさに、するすると心が解きほぐされていくのを感じました。そしていつしか、コーヒーを飲みながら「ふむふむ、目の高さはこんな感じになるのね」「自宅のリビングでコーヒーを飲むと、こんな感じにリラックスできるのかあ」などとイメージしている自分がいました。
また店内のここかしこには〔WOODWORK〕の木材加工のノウハウを活かした生活雑貨が置かれています。この《コニワ》は、植物をお部屋で身近に楽しめる木の小物。テーブルの上にちょっと緑があると、それだけで気持ちもお部屋の雰囲気も変わりますよね。木目の表情が豊かで、素材感たっぷりです。
無垢の木に真鍮をあわせたコーヒードリップスタンドもあります。カフェカウンターには、カップをいくつか並べて使える大きなタイプのドリップスタンドが置かれています。角材を切り取ったようなコロコロ、カクカクとした質感がかわいいミラーや一輪挿しも。
コーヒーカウンターの後ろには、無垢の木のカッティングボードが掛けられています。天板や家具をつくるときにでる端材や、幅が狭くて家具には使えずずっと出番を待っていた材を、ひとつひとつ異なる形や大きさをそのまま活かして作られています。
そのほかにも、箸置きやコースター、ブックエンドやドアストッパーなど、日々の暮らしのなかに取り入れたいアイテムがたくさん並べられています。そのひとつひとつを手にとって眺めていると、なんだか作り手の想いが伝わってくるような気がします。
コーヒーを買って、お店の奥までゆっくり眺め歩き「今日はどんな楽しいモノがあるかな」と立ち寄るのが楽しみになる。〔WOODWORK Welcome COFFEE〕はそんなカフェでもあります。
スタッフの方にリクエストすれば、地下の工房を見学することができます。大きな電動ノコギリや大小さまざまの工具が置かれるこの工房で〔WOODWORK〕の製品はつくりだされています。
この工房を利用して、ときどきワークショップが開催されています。クリスマスの時期には、褐色のタモ材と濃いこげ茶のウォールナット材でつくるクリスマスツリーや、ドリップスタンドづくり、などなど。興味のある方はFacebookやWebサイトをチェックして参加してみてはいかがでしょう。
第2のリビングのように居心地のいい〔WOODWORK Welcome COFFEE〕。その日の自分にとって一番心地いい過ごし方を選べる場所は、自然と元気がもらえます。大きな窓越しにカフェをのぞくと、今日も、楽しそうにおしゃべりしているお客さんの姿が見えます。
【WOODWORK Welcome COFFEE】
●住所:東京都台東区台東4-14- 8 シモジン・パークビル1F
●営業:10:30〜18:00(L.O.17:30)
●定休:火・水曜
【WOODWORK】
●営業:11:00〜19:00
●定休:火曜(水曜は営業時間内に電話のみ対応)
●ライター 忍章子
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