珍しいものいっぱい!日本地図センターのオリジナル地図グッズは人と差がつく名アイテム

最近じっくり、地図を眺めていますか? 学校を卒業して以来、なかなか触れる機会がないものですが、「明治時代の古地図を持って散策」といった遊び方や「自分のお気に入りのお店だけをモチーフにしたマイ地図づくり」といった地図に対するあらたな魅力を見つける活動が増えつつあります。興味はあるけど、ちょっと敷居が高いと感じる方は、地図をモチーフとした雑貨などから親しんでみるのはどうですか? 目黒区にある〔日本地図センター〕には、かわいい地図グッズがたくさん販売されています。

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ぱっと見専門店、だけどオリジナリティにあふれてる!

・地図記号マスキングテープ

パッと貼るだけで、カスタマイズできてしまう文房具といえばマスキングテープ。地図センターで販売されているものにはなんと、いろいろな地図記号が印刷されています! こうして見ると、地図記号って案外かわいい! 

「小学校」「消防署」「温泉」といったメジャーなものから、「三角点」「水準点」「高塔」などあまりなじみのないものまで。


遠い記憶をたどってみれば、そういえば習った! と懐かしい気持ちが込み上げてきます。ただ、「老人ホーム」や「風車」などはここ10年余で制定された地図記号。はじめて見たという方も多いのでは?

そんな地図記号マスキングテープ、3色セットで940円(税込)。色は白、緑、紺の3種類です。いずれも、どこか懐かしい色合い。ハンドメイド作品にさりげなく取り入れるだけで、独特の世界観を演出してくれそうです。

・地図記号てぬぐい

マスキングテープと同じく、地図記号がプリントされたのが、こちらのてぬぐい。


「地図中心」という江戸文字も相まって、かなり和風な雰囲気です。

それぞれの地図記号の意味が書かれた紙も同封されており、地図記号クイズをしても楽しそうです。

90cm×34cmと使いやすい大判サイズ。和風とはいえシンプルなデザインなので、トートバッグの肩ひもに結んだり、ヘッドバンドにしたりとファッションアイテムとして活用するのもアリです。

・メモ帳やクリップにも地図記号が!

地図記号について学んだあとは、実際に地図記号がかかれているかわいいアイテムをもってみては?

クリップはかわいいだけでなく、実用性も抜群。

店内の一角には、地図記号がモチーフになったマグネットやふせん、メモ帳などが販売されています。珍しいアイテムなので、思わず財布の紐もゆるんでしまいます。

見出し:まさに自然のアート!地形図グッズ
・マップMEMO

一見普通のメモ帳と思いきや。裏面を見ると地形図になっています。というのもこちらの商品、実際の地形図を断裁してメモ帳にしているのです。

つい白紙部分より地形図に夢中になってしまいそう。あらためて地形図の精密さを実感、そして美しさにはっと気づかされます。

またこちらのメモ帳は、簡単に破れない丈夫なつくり。もともと地形図は、折れや曲がりに強い素材を使用しているのです。

地形図は新たな測量があるとすぐに廃棄されてしまいます。質の高い紙と、アートと言えるほど細かく美しい模様をもつ地形図を、そのまま捨ててしまうなんてもったいない! という考えで生まれた、エコでおしゃれなグッズです。

・再販未定だけれども大人気の扇子

メモ帳以外にも、地形図の紙の強さを活かした独自アイテムが販売されています。それは、地形図で作った扇子です。残念なことに、2017年11月現在は全種類完売になっています。

再販は予定しているものの、扇子にするのにちょうどいい場所の地図が改訂にならないと作られないとか。再販が待ち遠しいアイテムです。


・東京って意外とアップダウンがある!《1:50,000デジタル標高地形図 東京》

今一番人気があるのは《1:50,000デジタル標高地形図 東京編》だそう。この地図、標高が高い部分は赤く、低い部分は青色で記載されている地図なんです。

西から東に向かって徐々に標高が下がっているのが、色ではっきりわかります。個別の都市で見ると「渋谷」が谷になっていたり、「多摩」が丘になっていたり、色分けされているのではっきり見て取れます。

3Dメガネを別途購入すると、よりはっきり立体的な東京都がわかります。地図ってかなり楽しいアイテムだと気付かされました。


・古地図と現在の地図を見比べよう

もう一つ面白かったのが、明治時代の古地図。今では市街地になっているところも、多くは田んぼや畑だったりします。それがはっきりとわかる資料として、明治時代の地図はイチオシ。

自分が住んでいた街が、どんな場所になっているのか眺めているだけで小一時間過ごせそうです。また、地図の作成方法が明治時代前期は「フランス式」で、その後の「ドイツ式」と異なるそう。こちらも、チェックする際に見比べポイントだと思います。

さいごに

学生時代は単なる「お勉強」でしかなかった地図たちも、あらためて見るとデザイン性が高くかわいらしいものばかり。実は日常に密接に関わっているはずの地図記号や地形図なども、誰ともかぶらないおしゃれアイテムとして活用できそうです。自分の地元の地図を使ったブックカバーなんて使い方も面白いかもしれませんよ。

ぜひとも〔日本地図センター〕でお気に入りの1品を見つけてみてください。

【店舗情報】
●住所:〒153-8522 東京都目黒区青葉台4-9-6
●電話:03-3485-5414
●営業時間:10:00~17:30
●定休日:土日祝祭日、年末年始
●URL:http://www.jmc.or.jp/index.html

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