【いまさら聞けない裁縫の基本】スナップボタンの付け方をいちからおさらいしてみよう

凹凸のパーツがセットになったスナップボタン。簡単に取り付けられるため子どもの衣服によく使われています。「子どもになにか手作りしてみよう!」と思っても、付け方をちゃんと知らない方も多いはず。もう一度、スナップボタンの正しい付け方を見直してみませんか?

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子ども服に多いスナップボタンの付け方が知りたい!

スナップボタンは、お子さんがいるご家庭なら付ける機会もあるのではないでしょうか。例えば幼稚園で使うスモックなど、よく着替える衣類に使うことが多いものです。

しかし、幼稚園や小学校で手作りのものを持ってくるように案内があったときに、久しぶりにスナップボタンを付けるとなると、どうやって付けてよいか迷ってしまう人も多いでしょう。

今回は、スナップボタンの正しい付け方を紹介します。普段何度も付けているという方も、もう一度確認してきれいな仕上がりを目指してみませんか?

1. スナップボタンとは?

スナップボタンは凹凸2つがセットになったボタンのこと。2つの金具を合わせると、パチッとボタンが留まる仕組みになっています。

幼稚園くらいの子どもではまだボタンに慣れていないため、スナップボタンが重宝します。

2. 必要なもの

スナップボタンを付けるときには、必要な道具をチェックしておきましょう。

・スナップボタン
・縫い針
・縫い糸
・マチ針

縫い糸は生地の色に合った、目立たないものを選んでください。

3. 付けてみた

ではさっそく、服にスナップボタンを付けてみましょう。

まずボタンを付ける部分に印を付けておきます。最初付けるのは凸で上にかぶさるほう、下の部分に当たる凹は最後に付けてください(画像でいえば上が凸、下が凹です)。

針に糸を通し、玉結びをします。中心近くから針を通し、少し離した場所に針を出しましょう。ボタンを付けるほうに玉結びを出すと、ボタンを付けたときに隠れるため、目立たなくなります。

スナップボタンの中心部分に、マチ針を刺してください。印を付けた部分からボタンがずれないよう、マチ針を使用しましょう。マチ針は上から刺す方法と、下から刺す方法がありますが、やりやすい方法で試してみてください。

スナップボタンの穴1つから針を出します。ボタンの脇から裏に針を通し、裏からボタンの穴に通していきましょう。

糸を途中まで引いて、残った部分の糸が輪になるよう調節します。この輪に右から左に向かって針を通しましょう。

糸をしっかり引いてください。これで結び目ができて、糸がぶれずしっかりと留まります。1つの穴に対しこれを何度か繰り返しましょう。目安は1つの穴に対し3~4針です。ボタンが大きければ調節してください。

次の穴に移動するときは、一度脇に針を入れて糸を抜きましょう。下に針が出たら、次の穴に移ってください。

慣れている方は、脇から直接次の穴に針を縫い進めても大丈夫です。すべての穴を同様に縫っていきます。

すべての穴を縫い終わったら、画像のようにボタンの端で玉止めします。

針を裏側に入れ反対側に通し、ひと針縫い針を出しましょう。糸を引っ張ると玉止めがボタンの裏側に隠れ、目立たなくなります。

反対側に出た糸を切ってできあがりです。

凹となるボタンは、取り付けた凸に合わせてから、反対側の布を押し付けて、跡を付けましょう。中心に印を付けたら、同じようにボタンを取り付けていきます。

4. 付け替えのポイント

大きなスナップボタンは、薄い布だとよれてしまいます。布が薄い場合は小さなスナップボタンを選んでください。外れてしまったスナップボタンの取り付けであれば、もともと付いていた大きさのものと同等のボタンを購入すると失敗は少なくなります。

まとめ

輪に糸を通すやり方は、知らなかったという方も多いのではないでしょうか。この一手間を加えることでボタンがしっかり付き、外れにくくなるため試してみてください。

スナップボタンは小物などの作成にも使う機会がありますから、きれいに付ける方法をぜひ覚えておきましょう。

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