マスクをしても眼鏡が曇らない方法って?その効果を比較してみた

眼鏡をかける方の悩みの種である「マスク着用時に曇る問題」。巷にはさまざまな対策法が提示されていますが、果たして効果はあるのでしょうか。今回は3つの対策法を比較してみました。

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眼鏡が曇る季節です

眼鏡をかけているみなさん、マスクをしているとすごく憂鬱なことがありますよね。そう、眼鏡が曇る! 息をするたびに、下からも曇ってくるアレです。眼鏡をかけている方は、何度も悩まされたことでしょう。

ということで今回は、同じく眼鏡の曇りに悩む私が、マスクをしても眼鏡が曇らない3つの方法を試してみました。

マスクで眼鏡が曇る理由

そもそも、なぜマスクをすると眼鏡が曇るのでしょうか。眼鏡が曇る原因は、人間の吐く息に含まれる水蒸気にあります。

人の身体は、呼吸をしながら余分な水分を体外に放出し、温度調節もしています。寒い日に息を吐くと白くなりますよね? あれも呼吸に含まれる水蒸気のせいなんです。

ではなぜ水蒸気のせいで眼鏡が曇るのか。それは、水蒸気を含んだ息と冷えた眼鏡によって結露が起こっているからなんです。

外が寒い日、窓ガラスに向かって息を吐くとガラスが曇ります。あれは冷えたガラスに水蒸気が吹きかけられることによって、そこで結露が起きているんです。

マスクは、空気をよく通しますが水蒸気は通しにくい構造になっています。この構造のおかげで、マスクの中は特に湿度が高くなります。

こうしてさらに高湿度になったマスクの中の空気が、息と一緒にすき間から押し出されて、冷えた眼鏡のレンズにかかることによって眼鏡が曇ってしまうというわけですね。

マスクの中の湿度が高くなれば喉を保湿して守ることにつながります。そのため、風邪予防にはもちろん最適ですが、眼鏡が曇ってしまうという困った問題に……。

そこで、マスクの中の空気はそのままに、隙間から出る高湿度の空気を緩和する方法を試してみました!

方法1. 折る

まず試したのは、マスクを折る方法。

マスクの上端にあるノーズフィッター(鼻の形に合わせて折り曲げる部分)を、一度外側に折ってから曲げる方法です。

今回試した方法の中では一番のお手軽さ。

しかし私はこの方法だと、折り方やマスクの位置などを工夫しても、どうしても眼鏡の曇りを止めることができませんでした。鼻すじや頬の形によって向き不向きがあるのかもしれません。

ちなみに内側にも折って試してみましたが、やっぱりこれもダメ。ということで次の方法です!

方法2. ティッシュ

次はティッシュを挟むという方法。これも眼鏡をかける方々の間では使われてきた手段の一つですがいかがでしょうか。

ティッシュを正方形になる方に2回折り、さらにもう一度折ります。これを上端に被せるように当てて、ノーズフィッターを折り曲げたら完成です。

試着してみると……。

この方法も私の眼鏡を曇りからは守ってくれませんでした。確かに効果はあるんですけどね。
そしてこの方法、どうにもティッシュの端が視界に入って気になります。一度気になりだすと、「視界のはじっこの白いもの」がどんどん邪魔さが増してきます。ということで次の方法にいきましょう!

方法3. 曇らないマスクを使う

最後に試したのがこちらです! 通称“曇らないマスク”!

このようにノーズフィットの部分に、スポンジ素材のクッションが付いています。

ノーズクッションを折り曲げるとこのような形になります。鼻と頬の間をちょうど埋めてくれます。

そして私の顔でも、このマスクなら眼鏡の曇りを防ぐことができました!

しかしこのマスク、一枚80円ほどします。普通のマスクと比べてしまうと、どうしても割高感が否めません。

使い捨てタイプの箱売りマスクが1枚8円ちょっとなので、実に10倍近いお値段です。こうして比べてしまうと気軽に捨てられなくなっちゃいますね。

まとめ

今回試した3つの方法は、それぞれ1つだけでも効果は実感できます。私がおすすめするのは、やはり手軽で視界の邪魔にもならずお財布にも優しい、マスクの上端を折る方法。これが一番実用に向いているんじゃないかと思いました。

眼鏡の曇りに悩む皆さん、ぜひ自分にあった方法を見つけてみてくださいね!

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