原田泰造、せりふ覚えは「サウナで一人ぶつぶつと」高橋一生、有岡大貴との現場エピソードも＜『インビジブル』インタビュー＞

【写真を見る】原田泰造が“仙人みたい”と語る高橋一生が第7話でSPに！

高橋一生が主演を務める金曜ドラマ「インビジブル」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)に、原田泰造が出演中。同作では、主人公・志村(高橋)の元上司で捜査一課長の犬飼彰吾を演じている。WEBザテレビジョンでは原田にインタビューを行い、今作で演じる犬飼というキャラクターや、撮影現場の裏話、また共演者の印象などについて語ってもらった。

同ドラマは、刑事と犯罪コーディネーターという絶対に相いれないはずの2人が異色のバディを組む前代未聞の“犯罪エンターテインメント”。警察すら存在を知らない凶悪犯、通称“クリミナルズ”によって行われている犯罪をあぶり出すため、捜査一課から左遷された刑事・志村と犯罪コーディネーター・キリコ(柴咲コウ)がタッグを組み、奮闘する姿を描く。

また、脚本は「ROOKIES」(2009年)や「南極大陸」(2011年)、「クロコーチ」(2013年)など、数々のTBSドラマを手掛けたいずみ吉紘氏が担当。

『インビジブル』のオファーは「大喜びで受けました」

――今作のオファーを受けた時の感想と、作品の第一印象を教えてください。

最初に作品の内容を聞いた時、すぐにはピンと来なかったのですが、お話を聞くうちになんとなく分かっていったという感じです。そして、インビジブルを柴咲コウさんが演じ、僕は一生くん演じる刑事の上司役ということだったので大喜びで(オファーを)受けました(笑)。

――演じながら“インビジブル”という作品を徐々につかんでいったのですね。

そうですね。僕がみんなに対して説明するシーンで自分も納得していった部分もあって。なので、台本を読む中で理解していきました。

後輩たちに叱咤激励するのは「この役ならでは」

――今まで犬飼のようにチームを束ねるキャラクターは演じたことがなかったとお伺いしていますが、ここまで演じてみていかがですか？

人を束ねるって大変だなと思いました。話しているとみんながこっちを見てくるし、“はい！”って返事してくれるし、毎回プレッシャーを感じています(笑)。

――犬飼は周囲の人間に対して優しい人物でありながら、志村に対して怒る場面もあります。演じる上でかなりエネルギーを使うキャラクターなのでしょうか？

志村は言うこと聞かないし、磯ヶ谷(有岡大貴)はすぐにコンビニに行っちゃうし…すごく疲れちゃいますね(笑)。

――原田さんご自身もキャリアを重ねて後輩に叱咤激励する機会が増えたのでは？

ないですよ(笑)！　芸人みんなを従えて「よしいくぞ！」みたいなこと、全然なくて。特にネプチューンがないんだと思います。普段そういう機会がないので、この役ならではですね。

――今作では説明ぜりふも多いかと思いますが、せりふをを覚える上でのコツはありますか？

コツはないんですよ、家ではずっと(せりふを)言っています。昨日は、サウナで一人ぶつぶつつぶやいていたら、隣の人に“この人何言っているんだろう…”っていう顔で見られてしまって(笑)。でも、そうしないと追いつかないんです。

高橋は「仙人」、有岡は「サウナ友達」

――高橋さんの印象を教えてください。

一生くんは悟っているというか、役に対して一生懸命だし、紳士的だし。一言で表すなら“仙人”みたいな人。なんでも知っているし、話してくれるし、一緒にいて楽しいです。

先日も「地震があったけど、どうしてた？」と聞いたら1分くらいで外に出られる格好をしていたと話してくれて、本当にすごいなと。

――有岡さんの取材時には、原田さんとサウナの話で盛り上がるという話題が出ていました。

「サ道」(テレビ東京ほか)シリーズ以外のドラマ現場で、こんなにサウナの話をしたのは初めてです(笑)。有岡くんすごいんですよ、サウナ友達っていう感じですね。

「インビジブル」の撮影がスタートしてからもすでに何回かサウナで会っているのですが、本当に「サ道」の仲間の一人という感覚です。

――他のメンバーにサウナの魅力を伝えているというお話も出ていました。

そうですね、みんな入ってくれたらいいな(笑)。普段、現場ではモニターの前にみんなで集まるのですが、それがすっごく楽しくて。「何時間寝た？」とか捜査と全く関係ない話をしている時間が楽しいです。

――撮影現場の雰囲気の良さが伝わってきます。

でも、みんな(せりふを)かむことには厳しいんです。かむとすぐに指を指してくるんですよ、毎回かみそうなせりふばかりなので…。特に一生くんがすぐに見つけてきます(笑)。



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