結成30周年を迎えたDIAMANTESが30年間の思いを告白！

沖縄の音楽シーンを「旅」をテーマにまとめたフリーマガジン「沖縄音楽旅行」の通巻42号が配布中。

「沖縄音楽旅行」は沖縄県内の音楽シーンで活躍する幸田悟氏がプロデュースするフリーマガジン。幸田氏は自らミュージシャンとしても活動する傍ら、「沖縄音楽旅行」だけでなく、webマガジン「沖縄LOVEweb」のプロデュースをはじめ、沖縄県内の音楽シーンを盛り上げるべくさまざまなシーンで活躍している。

そんな幸田氏の活動の1つである「沖縄音楽旅行」では、県内出身のアーティスト情報はもちろん、インタビュー、沖縄県民が愛する音楽などを紹介している。

巻頭の「100 OKI SONG」は、伊江島で生まれて那覇の遊郭で広まった民謡「海ぬチンボーラー」。遊郭での即興演奏で広まっただけにユーモラスで何通りもある歌詞、自由度の高い楽曲が特徴だ。

沖縄各地に残る歌碑を探訪する「MUSIC JOURNEY」は、女性2人によるユニット・あかまーみが、沖縄市にある琉球個展音楽の楽祖・湛水親方（たんすい うぇーかた）と称した幸地賢忠の歌碑を訪問する。

「100 OKI INTERVIEW」は、昨年9月に結成30周年を迎えたバンド・DIAMANTES（ディアマンテス）が登場。30年間の思い出を聞かれたアルベルトは、25周年の際に行ったコンサート「TROPICALISSIMA（トロピカリシマ）」を挙げる。ほか、30周年記念アルバム『paso a paso』の収録曲を全曲セルフ解説する。

ほか、ニューヨークのブロードウェイでミュージカルの舞台に立ち、ミュージカルの世界だけでなく、沖縄発で音楽活動も行う高良結香も紹介。ミュージカルのオーディションに挑み続けた苦労の日々と共に、チャレンジをする人の背中を押すような力強い言葉も飛び出した。

メンバーのナオヤが「いままで聴いたことがないサウンド」と加入を決めたクールなサウンドが特徴の4人組・the youは、この3月にアルバム『by now』をリリース。モンゴル最大級のロックフェスに招待をされるほどの実力を持つ彼らが、コロナ禍の中で制作した本作にどんな思いを込めたのかが伝わってくる。

卒業と新生活のスタートが重なるこの時期に、背中を押してもらえる、そして、勇気をもらえる言葉が詰まった1冊に仕上がっている。

「沖縄音楽旅行」（Vol.42）
2022年2月15日より配布開始
仕様：サイズA5版
ページ：30ページ／カラー：4色
設置店：CDショップ、カフェ、アパレルショップ、ライブハウス、土産品店、リゾートホテル、県外わしたショップなど