話題のものまね芸人・JP「松本人志さんのものまねだけは 誰にも負けたくなかった」

■1つのツイートから人生が一変!一躍、時の人に!!ダウンタウン・松本人志のものまねで、現在大ブレーク中のものまね芸人・J...

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大ブレーク中のものまね芸人・JPに‟あの日”の裏話やものまねへの思いを直撃!   / 撮影=岡田健

【写真を見る】声や話術のみならず、仕草や動きもそっくり!! 

1つのツイートから人生が一変!一躍、時の人に!!

ダウンタウン・松本人志のものまねで、現在大ブレーク中のものまね芸人・JP。1月30日に放送された「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、新型コロナウイルスの濃厚接触者となった松本人志の〝代役〟で出演したあの日から、彼の人生は激変した。声、しぐさ、そしてトークの間、その全てで高いクオリティーのものまねを披露し、ネットでは大反響。新世代ものまね芸人として一気にスポットライトを浴びることになった。出演のいきさつは、収録2日前の1月27日のツイッターから始まっている。

「あの日、いきなり携帯がめちゃくちゃ鳴りだしたんです。とりあえずツイッターを開いたら、『おめでとう』『よかったね』というリプがたくさん付いていて。その中に『すぐ松本さんのツイートを見た方がいいよ』というコメントがありました。もちろんフォローしていましたが、松本さんのアカウントを見たら『リリーよりJPやな』というツイートがあって。震えのあまり、一旦、携帯を置きました(笑)。その前に濱家(隆一・かまいたち)さんや、吉本の売れっ子の方々がリレーしているツイートを見て、『神々の遊びだ』と思っていたんです。そこにいきなりJPの名前が挙がったものだから、ネット民が僕に注目したのでしょう」

このツイートへのリプライに、JPは細心の注意を払っている。

「1時間悩んだ結果、『松本 動きます』にかけて最初は『JP 動きます』と投稿したんですよ。でも偉そうに見える気がして即削除して、『JP 動けます』にしました。すると番組のスタッフさんから連絡が来て、出演が決まったのは収録の前日。その数時間後、僕は松本さんの席で『おはようございます』と言っていました(笑)。人生は何があるか、全く分からない!」

ツイッターでのやりとりの過程で、東野幸治が原口あきまさを指名。JPは本番で、原口扮する東野と軽快なやりとりを見せた。

「打ち合わせは、ほぼしていません。スタッフさんに『いつも通りやってください』と言われましたが、僕ら以外の出演者は本物なので、その時点でいつも通りじゃない(笑)。もう、腹をくくるしかないですよね。どうにでもなれと、全てをさらけ出しました。本番後は緊張からのストレスで頭が痛くなり、一日寝込みました。その間もずっと、携帯は鳴りっ放し。ありがたいけども!という状況でした(笑)」

現在のものまねのレパートリーは500を超えるという  / 撮影=岡田健

ものまねは自分の身を守るための“武器”

松本がコロナウイルスに感染した際も再登板。今や「松本人志の代役=JP」という方程式が成立しているが、彼にとって、松本はどんな存在なのか。

「神様ですね、本当に。『JPって、松ちゃんのものまねの人だよね』と言われたくて、東京に出てきたんです。松本さんのものまねをしている人は僕以外にもいて、その人たちがテレビに出るたびに心が折れかけました。でも〝絶対大丈夫〟と、自分に言い聞かせたんです。基本的に人と争ったり波風を立てるのは嫌いですが、松本さんに関してだけは負けたくなかった。僕の方が絶対に松本さんを面白く表現できるという自信があったからこそ、折れなかったのだと思います」

代役以降、一番の変化は?

「まさに今ですよ! 『ザテレビジョン』の取材を受ける日が来るとは、思っていなかったですから。だって、買ってましたし! ドラマ相関図を見るのが好きなのもありますが、何より『ザテレビジョン』はものまね芸人のバイブルです。ここから次のレパートリーを探すんですよ。『この俳優さんができそうだな』となったら、相関図を見て『恋人役のものまねは、あの子ができるな』『犯人役はあの人ができるな』とコラボを考えます。日本中のものまね芸人を助けている雑誌なんですよ(笑)」

幼少期はイジメられっ子だったというJP。そんな彼を救ったのが、ものまねだった。

「イジメられたときにものまねで返したことで、イジメが〝イジり〟に変わった気がしたんです。イジりなら、おいしいと思えるじゃないですか。僕にとってものまねは武器であり、人生を生き抜くための能力です。ただ武器といっても、人を傷つけるものじゃない。自分の身を守るための武器なんです」

今後はどう〝動く〟のだろう。

「テレビにたくさん出たいです。偽善みたいに聞こえるかもですが、『ワイドナショー』に出演させてもらったら、『暗い世の中を明るくしてくれた』と喜んでくれた人が多かったんですよ。『JPがまた出るんじゃないかと、テレビを見るきっかけになった』と言ってくださった人もいました。僕もずっと感じていた〝テレビのワクワク感〟がそこにあるんだと思うと、本当にうれしかった。根本的な夢が〝ヒーローになりたい〟なので、いろんな人に楽しんでもらえる芸人になることが最終目標です。そのためにも今年は、テレビに出まくりたい。感謝を忘れずに、JP、動きます!」

JP  / 撮影=岡田健

プロフィール=ジェーピー=1983年7月31日生まれ、滋賀県出身。O型。2003年にものまねタレントとしてデビュー。2018年12月から、俳優が多数所属する芸能事務所・研音に所属している

取材・文=篠崎美緒



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