
ガレージ・カーポートの設置リフォームの価格と施工例!屋根付き駐車場工事の注意点も解説
ガレージ(車庫)・カーポートのリフォームには「新たに設置(後付け)・増築」「既存の駐車場を交換(建て替え)・拡張」「庭や使わない部屋を、駐車スペースに改装」するなど、様々な方法があります。リフォーム費用の確認は大切ですが、屋根付きの駐車場を新設・交換する際には、敷地の問題や、使いやすい広さ、耐雪・積雪対策なども考慮することが重要です。今回は、ガレージ・カーポートのリフォームの価格相場、おしゃれな施工例、LIXILと三協アルミの製品をご紹介します。値段や注意点を把握し、理想的な駐車スペースをつくりましょう。
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ガレージ・カーポート(屋根付きの駐車場)リフォームの費用相場
以下の円グラフは、当サイト『リショップナビ』に掲載されている「ガレージ(車庫)」「カーポート」といった屋根付き駐車場のリフォーム事例の、施工費用の分布です。
(※2021年6月時点集計データ)
ガレージやカーポートを設置(新設)・交換・拡張する際の、リフォームの費用の目安は、下記の表を参考にしてください。
「カーポート」と「ガレージ(車庫)」の違い
屋根付きの駐車場はおおまかに分けると、壁で囲われている「ガレージ(車庫)」と、壁がなく支柱で屋根を支える「カーポート」と、2タイプがあります。
とりわけ「ガレージ(車庫)」は、三方を壁で囲まれており、シャッターを閉めると四面すべてを囲える建築物であることから、風雨や雪などからも愛車をしっかり守れるため、車好きの方には憧れの設備と言えるでしょう。
(ただしカーポートと比べると「建築確認申請の費用や、固定資産税がかかりやすい」という点で、注意が必要です。)
ここからは主に、「ガレージ(車庫)」と「カーポート」の費用や施工例・注意点について、詳しく解説していきます。
ガレージを新設(後付け)・交換する費用&施工例
独立したガレージを新設・交換する
住宅の敷地内に、独立したガレージを新設する、あるいは建て替えるときのリフォーム費用は、100万円前後は必要になると考えておきましょう。
現場で組み立てるだけのシャッター付きガレージ製品もあるので、デザインにこだわらなければ100万円弱の予算でおさまることもあります。
既製品なら基本的には安く施工できますが、建築する場合は高額になりやすいです。
凝ったガレージにしようと思うと、いくらでも高くなるので予算組みの際には気を付けてくださいね。
例えば、車やバイクのメンテナンス用の設備もある本格的なガレージハウスをリフォームするとなると、1,000万円以上かかることもあります。
また先述の通り、ガレージの完成後は固定資産税がかかるため、維持費の管理も重要です。
ビルトインガレージ(インナーガレージ)を増築
敷地に余裕がある場合には、建物を増築してビルトインガレージ(インナーガレージ)をつくることも可能です。
玄関の近くや、家の中と直接繋がる場所にガレージを設置したいご家庭に適した方法と言えるでしょう。
使わない部屋を減築してビルトインガレージにする
「土地が高い/敷地が狭い」などの理由で独立したガレージの新設が難しいときは、家の1階の一部を減築して、ビルトインガレージ(インナーガレージ)にする方法も人気です。
不要になった部屋がある場合は、ビルトインガレージにリフォームして有効利用するのも得策でしょう。
元の部屋の床や壁・内装を撤去する工事も発生するため、費用の具体的な内訳はリフォーム会社にしっかり聞いておくことが大切です。
掘り込み式車庫(ガレージ)を作りたい場合
お住まいの敷地が道路よりやや高台にある場合は、高低差を利用した「掘り込み式」の車庫をつくりたいと考える方もいらっしゃるでしょう。
ただ安全性の確保などの観点から「施工不可」と判断されるケースも多く、設置可能であったとしても非常に高額になりやすいため、あまり現実的な方法ではありません。
施工可能かどうか業者に現地調査してもらうことが重要ですが、他の形式のガレージ・カーポートについても視野に入れておくことをおすすめします。
カーポートを新設(後付け)・交換する費用&施工例
一般的なカーポートを設置・交換する
カーポートを設置・交換する場合、耐雪仕様のものや、2台用のものへリフォームするご家庭が多く見られます。
カーポートの本体価格は、車の台数が多いほど高くなります。
また施工費は、取り付けの基本工事が5万円前後、現場合わせカット費が1万円前後かかります。
なお地面がコンクリートである場合は、支柱を地面に接地するためのはつり工事費用が+1万円程度必要になります。
高性能の商品を選ぶとより金額がアップします。
カーポートの屋根には、豪雪地域向けの製品や太陽光発電パネル付きのものもあるので、必要な機能・デザイン・予算のバランスを考えながら選ぶとよいでしょう。
ちなみに、後になって「壁や目隠し用のフェンスも設置したい」と考える方が時々いらっしゃいますが、フェンスやパネルを後付けする価格は、カーポートを丸ごと交換する場合と、さほど差がありません。
そのため、風よけ・雪対策できる「サイドパネル付き」のカーポートに、思い切って交換する方が多いです。
ウッドデッキ(バルコニー)付きカーポートを設置する
「敷地や庭が狭いけど、ウッドデッキやバルコニーが欲しい」という方に好評なのが、ウッドデッキ(バルコニー)付きカーポートのリフォームです。
幅3m×奥行き5.5mくらいの車1台が入るサイズで施工すると、合計費用は150万円前後です。
車2台分の駐車スペースが必要であれば、さらに50~100万円程度の予算を考えておきましょう。
既存の駐車場・カーポート・ガレージを拡張する費用&施工例
「所有する車の台数が増える」などの理由から、すでにある駐車場やカーポートを拡張する際の費用は、30~250万円くらいです。
駐車スペースの拡張は、施工プラン・金額に幅がある
駐車スペースを拡張する場合には、考えられる工事内容にかなりの幅があるため、金額も大きく変動しやすいです。
例えば、元が屋根のない駐車場か、撤去すべきガレージやカーポートがあるかによって、床面の基礎工事費用や、廃材撤去費などの有無が変わってきます。
また拡張後の駐車場がガレージかカーポートかによっても、材料費などが大きく異なります。 建物やご予算の条件に合う方法を、業者と一緒に決めていくとよいでしょう。
大手メーカーの製品紹介
大手メーカーで販売しているカーポートは、良質なデザインと機能性を備えた製品が揃っています。
今回は、「LIXIL」「三協アルミ」の2社から2種類ずつ紹介します。
LIXIL「ネスカ」

価格:233,500円~(税込256,850円~)
耐風圧強度:38~46m/秒
耐積雪強度:20~30cm
※価格はフラットタイプ/片側支持/1台用
※耐風圧強度と耐積雪強は着脱式サポートを付けることで上昇
十分な強度や耐候性を備えながらも比較的安価の製品。
柱の高さは220cm、250cm、280cmの3種用意されています。
屋根は真っすぐなフラットタイプ、湾曲したラウンドタイプの2種類から選べるなど、所有する車や好みに合わせた調整ができるのが特徴です。
LIXIL「カーポート SC」
価格:415,900円~(税込457,490円~)
耐風圧強度:42~46m/秒
耐積雪強度:20~30cm
※価格は片側支持/1台用
※耐風圧強度と耐積雪強は着脱式サポートを付けることで上昇
グッドデザイン賞などのデザインアワードで4冠を遂げたカーポート。
シンプルモダンの住宅と相性のよく、無駄の少ない洗練されたデザインが特徴です。
アルミ製の屋根が熱や汚れから車を守ります。
三協アルミ「スカイリード」
価格:286,000円~(税込314,600円~)
耐風圧強度:38~46m/秒
耐積雪強度:20cm
※価格は片側支持/1台用
※耐風圧強度は着脱式サポートセットとパネル抜け防止材を付けることで上昇
耐積雪強度や収容台数、片側支持両側支持を変更できるため、様々な設置条件に対応可能です。
屋根材は、一般的なポリカーボネート板の他に、より優れた熱線遮断FRP板も選択できます。
三協アルミ「U.スタイル アゼスト」
価格:410,200円~(税込451,220円~)
耐風圧強度:38~46m/秒
耐積雪強度:20~50cm
※価格はスタンダードタイプ/片足支持/一台用
※耐風圧強度は、耐積雪量50cm仕様へ変更、または着脱式サポートセットとパネル抜け防止材を付けることで上昇
スタンダードタイプとプレミアムタイプが選べ、プレミアムタイプは屋根内側を高級感ある木目調にできます。
フレームは最大間口12mもあり、敷地に合わせた柔軟な対応が可能です。
屋根パネルは防火性の高いアルミ板も選ぶことができます。
ガレージ・カーポートリフォームのポイント&注意点
ガレージ・カーポートを新たにつくる場合には、以下の点に注意する必要があります。
建築基準法や固定資産税に注意
まず壁があるガレージは「建築物」扱いになるため、新設する際には建築確認申請をしなくてはいけません。
そして、お住まいの建ぺい率・容積率に余裕がない場合は、ガレージを設置できないので注意しましょう。
屋根と柱があるカーポートについては、サイズや地域によっては建築確認申請が必要なことがあります。
特に防火地域に居住している方は必ずチェックしておきましょう。
駐車場の形状や構造、お住まいのエリアなどによって設置可否の条件は異なるため、地元のガレージ・カーポートリフォームに詳しい施工会社にも確認してみることをおすすめします。
なおガレージを設置すると、家屋とみなされて固定資産税がかかります。
一方で、部屋の床面積を変えず、減築してビルトインガレージを設ける場合、一般的には固定資産税の金額が下がるケースが多いです。
(ビルトインガレージの固定資産税は、建物全体の延べ床面積のうち1/5までであれば容積率に算入されないという規定があるためです。)
そうとは言え、税制を考慮しながらのリフォームは非常に複雑です。
不安な方は、ガレージのリフォームに慣れている業者や、土地家屋調査士といった専門家と相談しながらプランを考えてみるとよいでしょう。
【ガレージ建設時の確認申請の費用相場】
確認申請の手続きは難易度が高い内容であるため、ご自身で行うのではなく専門知識のある業者に依頼するのが一般的です。
費用は「完全に委託するか」「一緒に作業するか」によっても異なりますが6.5〜20万円程度、特に10〜20万円程度となるケースが多いです。
委任先をご自身で探してもよいですが、できれば最初から「確認申請の手続きもサポートしてくれる施工業者」に依頼すると、スムーズでしょう。
リフォーム業者からの見積書には、あらかじめ「確認申請の代行費用」が含まれているパターンもあるため、しっかりチェックしてくださいね。
駐車スペースの広さと位置は、業者とよく相談を
駐車スペースの設計は、新築やリフォームにおいて失敗事例が多いので慎重に行いましょう。
車体が入る空間を確保できていても、駐車しにくい/車を出しにくいガレージ・カーポートをつくってしまったという方が多数いらっしゃいます。
駐車スペースの設置時には最低限、以下の幅・奥行きを確保するようにしましょう。
車椅子やベビーカーを使用するご予定がある場合は、その分のスペースも必要です。
自転車やバイクを一緒に置きたい場合は、幅・奥行ともにプラス1mをキープしておくとよいでしょう。
また、車の高さを考えておくことも忘れずに。
駐車場のサイズは1~4台用まで豊富にあり「並列2台駐車用」「縦列2台駐車用」などの種類があります。
縦列駐車タイプの場合、後ろにある車を出しにくいというデメリットもあるので、ご家族の通勤時間なども考えながら、最適なものを選択してください。
なおガレージやカーポートの設置場所は、道路の曲り角や交差点に面している場所は避けましょう。
可能であれば、道路との境界から1m以上後退できる位置が理想です。
雨天時の乗り降りの際にも濡れないよう、玄関から近い場所にあるとより便利でしょう。
ガレージ・カーポート周囲においても、出入りの際の向きや動線を確認するよう、くれぐれもご注意を。
車種によって車の大きさも異なりますから、リフォーム業者に家族構成なども伝えた上で、駐車スペース周りの寸法を丁寧に決めていくとよいでしょう。
車に詳しいスタッフであれば、豊富な経験を踏まえたアドバイスもしてくれるはずですよ。
環境に合わせてカーゲート・照明なども施工する
防犯用のカーゲート・フェンスや照明、コンセントや収納スペース、洗車用の水道、通用口なども、車の使用頻度に合わせて設けておくと安心です。
今回ご紹介したような敷地の問題や、サイズ・位置のプランニング、商品選びを成功させるためには、外構・エクステリアの施工に精通したリフォーム会社に依頼するのが確実です。
できれば複数のリフォーム会社に現地調査を依頼し、最も提案力のある業者に工事を任せるとよいでしょう。
安全・快適に使える駐車スペースを、ぜひとも実現してくださいね。
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