慶應義塾大学商学部を卒業するのに学費はいくら必要か【2021年更新】

お子さんの教育費をトータルで考えたとき、もっとも負担が大きいのが「大学進学」にかかる費用ではないでしょうか。LIMO編集部は「大学の学費」にフォーカス!今回は、慶應義塾大学商学部にフォーカスします。

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子育て費用・教育費研究シリーズ

お子さんの教育費をトータルで考えたとき、もっとも負担が大きいのが「大学進学」にかかる費用ではないでしょうか。

乳幼児の頃から、学資保険などを活用して準備を進めてこられた方も多かったはず。

ところが、超低金利状態が続くいま、学資保険の返戻率も低下しています。10年から20年の長期間かけて準備しても、資金はほとんど育たない……。親にとっては厳しい時代といえるでしょう。

LIMO編集部では、「大学の学費」にフォーカスしていきます。注目度の高い大学・学部をピックアップ。入学金や授業料などがどのくらいか、大学の最新開示資料などをもとに見ていきたいと思います。

今回は、慶應義塾大学商学部を取り上げます。

では、同学部を卒業するまでに、どのくらいお金が必要となるか見ていきましょう。

【こちらも注目!】早稲田大学・政治経済学部を卒業するのに学費はいくら必要か【2021年更新】

【慶應義塾大学商学部】学費の構成(2022年)

慶應義塾商学部の納付金は以下のような構成となっています。

初年度納付金(2022年)

入学金:20万円

在籍基本料:6万円

授業料:89万円

施設設備費:20万円

その他費用:9850円

初年度納付金合計:135万9850円

在学生納付金(2022年)

2年次以降納付金(年額)

入学金:――

在籍基本料:6万円

授業料:89万円

施設設備費:20万円

その他費用:9750円

2年次~4年次納付金(年額):115万9750円

【こちらも注目】国際基督教大学(ICU)を卒業するのに学費はいくら必要か【2021年更新】

慶應義塾大学商学部に4年間在籍すると学費はどのくらいかかるのか

ここまでの数字を計算してみましょう。

初年度納付金+在学生納付金(2~4年次)=483万9100円

以上の結果となりました。

では、この授業料(約490万円)を預貯金で準備するとなると、毎月いくらどのくらいの積立が必要でしょうか。

【関連記事】慶應義塾大学・経済学部を卒業するのに学費はいくら必要か【2021年更新版】

毎月いくら預貯金のつみたてが必要なのか

この大学進学費用を、毎月預貯金で積み立てる場合を考えてみましょう。

先ほどの、慶應義塾大学商学部を4年間で卒業するために必要な費用「約490万円」を、「10年間」と「18年間」それそれを準備期間とした場合、毎月の積立額はどのくらいになるか計算してみます。

10年かけて準備する場合

まずはさきほどの「490万円」を、120か月(10年)で割ります。

490万円÷120カ月=約4万円

毎月この金額を「欠かさず」貯蓄し続けることは、多くの世帯にとって決してやさしいことではないといえそうです。

では、生まれた直後に預貯金をはじめたらどうでしょうか。

18年かけて準備する場合

同じ金額を、今度は216か月(18年)で割ってみます。

490万円÷216か月=約2万3000円

生まれた直後から積立を始めた場合ならば、ひと月約2万3000円をつみたてていく必要があることがわかりました。

【関連記事】つみたてNISAやiDeCoなど、つみたて投資ではどんな投資信託がおすすめなのか

大学進学費用を、上手に準備していくためには?

家計の経済状況は世帯ごとに異なります。奨学金や教育ローンを活用するご家庭もあるでしょう。未来を支える子どもたちの夢をかなえるために、親はできる限りのサポートをしていきたいものですね。

大学進学を見据えた教育費の準備は、先手先手で進めていきましょう。低金利が続くいま、預貯金と資産運用を上手に組み合わせていく視点も求めらているといえそうです。

参考資料

慶應義塾「2022年度大学学部学費」(2021年12月11日閲覧)

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