車の掃除は簡単に自宅でできる！車内をピカピカにする掃除方法を紹介

車の中をきれいに掃除して快適空間をゲット！

1日に数分、数時間しか使わない車も、だんだんと汚れてきてしまうもの。とくに車内の掃除までは手が行き届かないことがありませんか。車の座席の隙間や足元に、気づいたら食べカスや髪の毛がたくさん落ちていたという経験のある方も少なくはないはず。

今回は、自宅でできる車内の掃除方法を詳しく解説します！　掃除のコツを掴んで、きれいで快適な空間にしていきましょう♪

気づかぬうちにたまっている車内の汚れ

1日に少ししか使わなくても、車の中は意外と汚れているものです。たとえば、フロアマットは埃やゴミがたまりやすく車内でもとくに汚れが気になる場所。皮脂や手垢で汚れがちな座席シートやシートベルトは、汗が染み込みニオイの原因になっていることも……。

また、ひじ掛けや天井、ダッシュボードやエアコン周りも気づかないうちに汚れていることが多い場所です。車内は汚れの種類や掃除する箇所が多いのが特徴。それぞれに合った方法で掃除することが重要ですよ！

車を掃除するときに準備するアイテムって？

カー用品店に行くとたくさんの掃除グッズが売られています。車内の汚れは家庭とそれほど変わらないため、特別な道具を準備する必要はありません。

●掃除機
●ウエス
●中性洗剤
●ブラシや綿棒

家庭で使う中性洗剤で落とせるものが多いので、新しく購入しなくても大丈夫。ゴミを吸い取るための掃除機、拭き掃除用のウエス、掃除機では手が届かない場所用に小さなブラシや綿棒があると便利です。

子どもから大人まで使える、肌にやさしい洗剤。赤ちゃんの肌着の洗濯にも使えます。皮脂や油汚れにも強いですが、性質は中性。柔軟剤不要、おしゃれ着洗いもできる、万能な洗剤です。小さなお子さまも車に乗る場合でも掃除に使いやすいのがうれしいですね。

【車のパーツ別掃除方法】手順をマスターして簡単掃除♪

道具がそろったらさっそく掃除を始めましょう。ここからは、座席シートや窓など車のパーツ別に、掃除方法を詳しく解説していきます。掃除する箇所が多く難しそうに感じる方もいるかもしれませんが、手順をマスターすれば簡単に掃除できちゃいますよ！　ぜひチャレンジしてみてくださいね。

座席シートの素材別掃除方法

シートの掃除は、布地素材とレザー素材によって掃除方法が異なります。掃除を始める前に、素材をきちんと確認しておきましょう。また、布地素材とレザー素材問わず、はじめにシートの隙間に入り込んだゴミを掃除機を使って取っておくと、より細かく掃除ができておすすめです。

布地の場合

シートは直接肌に触れる部分のため、シート本体を拭き掃除しましょう。汗ジミが付いている場合は、水を含ませ固く絞った布でたたきだすのがおすすめ！　

シミがある部分に、中性洗剤を薄めたものを吹き付けて水を含ませ固く絞ったタオルでこすり、最後に乾いた布で拭いて終了です。ベージュのシートなど淡い色の場合は、目立たない部分でシミにならないか確かめてください。また、ブラシでこすると毛羽立つため避けましょう。

レザーシートの場合

レザーシートは飲み物をこぼしてもシミにはなりませんが、その代わりベタベタしやすいため、定期的な拭き掃除が必要です。シート全体にレザークリーナーをスプレーし、スポンジで汚れを落とします。水拭きしたら乾いた布で拭き、最後にレザー専用の保護剤を塗るとつやが出てきれいに仕上がりやすくなりますよ。

専用洗剤を使った簡単な窓掃除の方法

車の窓がくもる原因は、エアコンを使うことで付着した汚れやタバコのヤニ。原因となる汚れをしっかりと除去して、窓がくもるのを防ぎましょう！　ここからは、専用の洗剤を使った簡単なおすすめ掃除方法を紹介していきます。

窓の拭き方

ガラスクリーナーを直接窓に吹きかけて浮いてきた汚れをウエスで拭いていきます。拭き筋が残ると光が当たったときに目立つため、最後に乾いたウエスで磨くようにしてしっかりとクリーナーを拭き取るのがきれいに仕上げるコツですよ！

皮脂汚れが残る場合

「しっかり拭いたのに窓に光が当たるとギラギラしてしまう……」それは、油汚れが残っている証拠。ガラスクリーナーにはシリコンが含まれていることがありますが、そのシリコンが油汚れとしてガラスに残ってしまう場合があるのです。

これを解消するにはシリコンを除去できる「脱脂剤」を使っての掃除がおすすめ！　カー用品店やホームセンターのカー用品コーナーに置いてあるため、チェックしてみてくださいね。

使い方は簡単！　直接水を含ませ固く絞ったウエスに脱脂剤を吹きかけ、窓を拭きます。あとは、ガラスが完全に乾かないうちにウエスで乾拭きするだけ。脱脂剤は気化しやすいため、回数を分けて少しずつ行うのがポイントです。

ダッシュボードや運転席周辺のお手軽掃除方法

ダッシュボードは、洗剤を使って掃除する前にまずはやわらかいタオルで水拭きしてみましょう。ひどい汚れでない限り、埃や排気ガス汚れなどは水拭きで十分にきれいになる場合が多いですよ！　細かいところは綿棒やクリーナーを使ってみてくださいね。

ブラシや綿棒を使って掃除

エアコンの吹き出し口、オーディオやハザードランプなどのスイッチ部分で布が入らないところは、小さなブラシや綿棒を使って汚れをかきだしていきます。なければ歯ブラシを使ってもOKです。細かい部分ですが、長い間掃除していないと汚れが蓄積しています。

クリーナーを使う場合

水拭きしても汚れが落ちなければ、クリーナーを使って落としていきましょう。ダッシュボードに使う洗剤は、樹脂用のクリーナーや家庭用のアルカリ電解水を使ったクリーナーがおすすめです。クリーナーはダッシュボードに直接吹きかけ、水拭きを行ないましょう。

樹脂パーツのつや出し

樹脂パーツは紫外線で経年劣化しやすい部分のため、保護の意味でもつや出し剤を使うのがおすすめ！　劣化した樹脂パーツもつやがアップし、汚れや傷が目立たなくなります。

専用のつや出し剤は、カー用品店で手軽に手に入りますよ！　ただし、ステアリングやシフトレバーなど、滑ると困る部分には付けないように注意してくださいね。

フロアマットの簡単掃除方法

フロアマットは車内から取り出し、マットの下に入り込んだ砂埃も掃除機で吸って除去しましょう。マットは汚いまま放っておくとダニの発生源になってしまうおそれも。数か月に一度は掃除機をかける、ハタキではたくなどをして、丸洗いするのがおすすめです。

外に出してはたく

簡単に掃除をしたいときは、フロアマットを車外に出し、はたきではたくだけでも簡単に掃除ができます。砂埃が繊維の中まで入り込んでいるため、よく落としてくださいね。食べこぼしや飲み物の汚れ、泥など、フロアマットはとくに汚れやすいので簡単でもこまめに掃除をするようにしましょう！

マットの洗浄方法

マットにホースで水をかけ、中性洗剤を付けてブラシでこすり洗いをします。こするのは一方向にして毛羽立ちを防いでください。最後にホースで水をかけて洗剤が残らないように流して干しましょう。

フロアマットが完全に乾くまで2～3日かかるため、休日や時間があるときに洗うようにしてください。生乾きのまま取り込むとニオイの原因となります。

掃除に便利！　車内掃除におすすめのハンディー掃除機を紹介

車内の掃除にあると便利な「掃除機」。フロアから天井までを、掃除機に付属のブラシやノズルですみずみまで掃除できます。ここでは、持ち運びやすく車に積んだままでも邪魔にならないコンパクトさも魅力の「ハンディー掃除機」を紹介します。

天井掃除にも便利なブラシ付きハンディー掃除機

コードレスの軽量設計で、すみずみまでノズルが届いて掃除がしやすいハンディー掃除機です。持続時間は30分。吸引力も高く、吸引したゴミをワンタッチで捨てられて片付けらくらく。2種類のノズルと奥まで届きやすいホースで、スムーズに掃除ができます。

軽量でコンパクトな3WAYハンディー掃除機

紙パックを使わないダストカップ式で、ゴミの回収も簡単な、使い方3通りのサイクロン式ハンディー掃除機です。用途に応じて交換できる先端ノズルがとても便利。ゴミをキャッチするフィルターが洗えて、いつでも清潔に使えます。

車載(しゃさい)用の電源シガーアダプター付きハンディー掃除機

重さわずか約830gのこちらのハンディー掃除機。電源スイッチはカチっと止まるロック式です。専用の持ち運びバッグ付きで、車に持ち込むのも便利です。ハイレベルな吸引力でも充電時間は、約2～3時間と短時間で済みます。

車をきれいに掃除をして快適なドライブを♪

通勤や通学で毎日車を使う方や、休日のレジャーに使うご家庭も、ときどき車内の掃除をしてみましょう。車内がきれいだと、運転手も車に乗る家族も、気分良く快適に過ごすことができますよ♪　今回紹介した掃除方法を参考に、ぜひ車内掃除にチャレンジしてみてくださいね！