【2023】縦型洗濯機のおすすめ19選｜人気の乾燥機付きなどを徹底比較！

洗浄力と価格重視なら“縦型洗濯機”がおすすめ！

縦型洗濯機は洗濯槽内部のパラセーター（回転羽根）を高速回転することで、衣類をもみ洗いするのが特徴。

洗濯機は、ほかに1999年頃から一般家庭に普及した“ドラム式洗濯機”と呼ばれるものがあります。ここでは、縦型洗濯機とドラム式洗濯機の違いやメリット、デメリットを、ぞれぞれの特徴と一緒に解説します。

ドラム式（横型）と縦型の違いは"汚れの落とし方"

縦型洗濯機とドラム式洗濯機の最も大きな違いは洗浄方法による“汚れの落とし方”です。

縦型はパルセーターで水流を作り、“もみ洗い”で汚れを落とすのに対し、ドラム式はドラム本体を回転させ、衣類を上下に落とす“たたき洗い”によって汚れを落とします。

また、洗濯槽が縦にあるのが縦型洗濯機で、ドラム式は扉が側面につき、洗濯槽が斜めに設置されるのも違いの1つです。

縦型洗濯機のメリット

もみ洗いで汚れを落とす縦型洗濯機は、泥汚れや食べこぼし汚れなどの固形汚れに強いことがメリットです。

また、ドラム式に比べてコンパクト・スリムな形状が多く、狭いスペースに設置しやすいのもうれしいポイント。さらに、一人暮らし向けの3kgから、世帯向けの7〜11kgと幅広い容量を展開しているのも根強い人気の理由です。

縦型洗濯機のデメリット

たっぷりの水流で衣類をもみ洗いする縦型洗濯機は、節水面ではややドラム式に劣ります。

また、衣類同士を擦り合わせてもみ洗いをするため、“通常コース”では衣類が傷みやすい面も。大切な衣類は“おしゃれ着コース”や“ドライコース”を選択するなどして工夫しましょう。

縦型洗濯機の選び方1. 乾燥機能で選ぶ

縦型洗濯機を選ぶポイントは、“乾燥機能の有無”です。

縦型洗濯機には、洗濯から脱水まで行う“全自動洗濯機”、乾燥機能が備わった“縦型洗濯乾燥機”があります。

全自動洗濯機

衣類に合わせてコースを選び、洗濯から脱水までを自動で行うのが“全自動洗濯機”。通常コースは30〜40分で完了するのが一般的です。

機種によっては脱水後、洗濯槽の回転による風で水分を飛ばし、衣類が乾く時間を短縮できる“風乾燥機能”があるタイプも。早く乾かしたい人や、部屋干し派の人におすすめです。

縦型洗濯乾燥機

ドラム式の多くが標準装備としている乾燥機能ですが、縦型洗濯機にも乾燥機能がついたモデルがあります。

洗い〜脱水を自動で行うのに加え、乾燥までノンストップで行うことができ、乾燥機能を単体でも使うことができます。洗濯物を干す手間を省きたい人や、すぐに洗濯物を乾かしたいときに便利な機能です。

縦型洗濯機の選び方2. 乾燥方法で選ぶ

縦型洗濯機の乾燥機能は“ヒーター方式”が一般的です。

その中でも、“水冷除湿方法”は冷却水で作った温風で除湿をしながら衣類を乾かします。もう1つの“排気方法”は湿気を洗濯槽の外側に排出して衣類を乾燥させます。排気方法は水を使わないため、節水効果が期待できます。

縦型洗濯機の選び方3. 洗濯量で選ぶ

縦型洗濯機には必ず容量○kgと表示されています。これは、一度に洗濯ができる洗濯物の重さを指しています。

一般的に1人の1日分の洗濯量は約1.5kgとされ、これに世帯人数をかけることで適正容量を知ることができます。上記の式を目安に、適した洗濯容量を選びましょう。

一人暮らし：〜7kgの縦型洗濯機がおすすめ

一人暮らしの場合、1日の洗濯量は約1.5kgですが、２〜3日分をまとめて洗うことや、大物シーツやタオルを洗濯することも想定して容量を選ぶようにしましょう。

目安としては〜7kgがベター。それ以上の容量になると洗濯機本体が大きくなるので、設置スーペースに収まらないこともあるので要注意です。

二人暮らし：8〜10kgの縦型洗濯機がおすすめ

二人暮らしの場合、1日の洗濯量は単純計算で約3kg。

まとめ洗いや2人分のシーツやバスタオルを洗うことを考えると洗濯機の容量は8〜10kgがおすすめです。メーカーやモデルによっては1kgごとに細かく機種が分かれているので、ライフスタイルに合わせて選ぶと◎。

家族で使う場合：11kg以上

家族分の洗濯を1台の洗濯機で行う場合は、11kg以上の大容量がおすすめです。

乳幼児や小さな子供、部活をする子供がいる家庭なら、洗濯物の量も大量になる傾向にあります。設置スペースにもよりますが、泥汚れや食べこぼしなど洗濯の頻度が高くなることも踏まえ、適した容量の洗濯機を選びましょう。

縦型洗濯機の選び方4. サイズと設置場所に合わせて選ぶ

洗濯機を購入する際は上記3点を確認しておきましょう！

洗濯機のサイズは容量に比例して大きくなります。マンションの場合は、設置されている防水パンの内寸以上のサイズの洗濯機は置けません。また、意外と見落としがちなのが、洗濯槽の深さです。容量が大きくなると洗濯機本体の幅に加え、洗濯槽も深くなります。小柄な人では洗濯槽の奥に手が届かないことも予想されます。

縦型洗濯機の選び方5. 便利な機能つきで選ぶ

縦型洗濯機には洗い、すすぎ、脱水のほか、便利な機能がついたタイプがあります。多機能になればなるほど価格も上がるため、必要な機能を見極めて購入を。

洗剤の自動投入機能

洗剤や柔軟剤をあらかじめ注入し、洗濯物の量を完治して自動で適量を投入する“自動投入機能”。洗濯のたびに洗剤を量る手間が省けるのが最大のメリットです。

スマホ連動機能

帰宅時間に合わせて洗濯を終了させたり、洗剤や柔軟剤の自動投入の残量をチェックできるのが“スマホ連動機能”です。

洗濯のコース選択や乾燥の有無など細かく設定できるモデルもあり、一人暮らしや共働き世帯におすすめ。スマホ連動機能を使うことで家事負担を大幅に軽減することができます。

温水洗濯機能

皮脂汚れや黄ばみ汚れど、水では落ちにくい頑固な汚れを温水で洗うのが“温水機能”。

洗剤がよく溶け、衣類に残留することを防げるため、スッキリとした洗い心地に仕上がります。消臭や除菌効果も期待できます。

縦型洗濯機の選び方6. 洗濯機の静音性で選ぶ

夜間や早朝に洗濯をすることが多い人は、静音性も考慮して洗濯機すると◎。

洗濯機の音は意外と響き、振動が隣家に響くこともあります。脱水や乾燥機能使用時は特に運転音が高くなります。静音性がある洗濯機は30〜40dBほど。この数値を目安にそれぞれの機能の運転音をチェックしましょう。

縦型洗濯機の人気おすすめメーカー

縦型洗濯機を製造・販売する国内人気メーカー『HITACHI（日立）』、『TOSHIBA（東芝）』、『Panasonic（パナソニック）』、『SHARP（シャープ）』4社の特徴を紹介。

各メーカーごとの特徴やおすすめポイントを見ていきましょう！

HITACHI（日立）｜乾燥機能付きの縦型洗濯機『ビートウォッシュ』がおすすめ

大きく波打ったビートウィングによる遠心力で洗濯物を大きくかき回しながら汚れを落とす『ビートウォッシュ』機能が人気。

洗いや脱水に特化したシンプルモデルからハイエンドモデルまで多彩なラインナップも魅力です。

Panasonic（パナソニック）｜繊維奥の汚れにまで届く“温水泡洗浄”

パナソニック独自の“温水泡洗浄”は、洗濯槽の底に設置したヒーターで洗剤液を温め、温度をキープしながら泡で洗う機能。

水では落ちにくい頑固な皮脂汚れや油汚れに強く、温かい泡が繊維の奥まで届いてスッキリと洗い上げます。汚れ具合や衣類の種類によって、細かくお湯の温度が選べる洗浄コースも◎。

TOSHIBA（東芝）｜高い洗浄力機能と低騒音に優れたモデルが人気

繊維奥の汚れにまで届く“抗菌ウルトラファインバブル洗浄W”と、強力な水流を作る“ザブーン水流”による高い洗浄力が人気の『ZABOONシリーズ』。

多彩な機能を備えながら低騒音に優れ、夜間や早朝の洗濯も安心。洗剤や柔軟剤の効果を高める“濃縮洗剤ケース”や風乾燥で洗濯物の水分を飛ばす“部屋干しコース”もおすすめです。

SHARP（シャープ）｜穴なし洗濯槽で節水効果◎スマホ連動機能でさらに便利に

穴がない洗濯槽が特徴の『SHARP（シャープ）』の縦型洗濯機は節水効果に優れ、洗濯槽内部の黒カビを予防します。

クラウドサービス『COCORO HOME』搭載の『タテ型洗濯乾燥機ES-PW11F』は、スマホから洗濯コースを選べたり、衣類に合わせた洗い方が選べて便利。

【メーカー別】買ってよかったと思える縦型洗濯機のおすすめ19選

人気のおすすめ縦型洗濯機をメーカーごとにピックアップ。

ライフスタイルに適した容量、機能を選ぶことで毎日の洗濯が楽しくなります。家事時短や節水効果、静音性なども考慮しながらベストな1台を選びましょう！

HITACHI（日立）のおすすめ縦型洗濯機 5選

まずは、『HITACHI（日立）』の縦型洗濯機を紹介。つけ置き洗いから脱水までできるものや、スマホ連動機能のついたもの、一人暮らしにもおすすめなサイズの洗濯機などをピックアップしました。

日立｜ビートウォッシュ BW-DX120F（12kg）

日立｜ビートウォッシュ BW-V70G （7kg）

日立｜全自動洗濯機 NW-50F（5kg）

日立｜ビートウォッシュ BW-DKX120G （12kg）

日立｜ビートウォッシュ　BW-DX90G（9kg）

Panasonic（パナソニック）のおすすめ縦型洗濯機 4選

洗うものの種類に合わせた機能が揃っている『Panasonic（パナソニック）』の洗濯機を紹介。それぞれの機能をチェックしていきましょう！

パナソニック｜洗濯乾燥機 NA-FW100K9（9kg）

パナソニック｜洗濯乾燥機 NA-FW120V5（12kg）

パナソニック｜全自動洗濯機 NA-JFA808（8kg）

パナソニック｜全自動洗濯機 NA-F60PB14（6kg）

TOSHIBA（東芝）のおすすめ縦型洗濯機 5選

高い洗浄機能がポイントの『TOSHIBA（東芝）』の洗濯機を紹介。洗浄力のほか種類によって性能や容量が異なるため、ぴったりの洗濯機があるかチェックしましょう。

東芝｜縦型洗濯乾燥機 ZABOON AW-10VH1（10kg）

東芝｜縦型洗濯乾燥機 ZABOON AW-8VM1（8kg）

東芝｜縦型全洗濯機 ZABOON AW-10DP1（10kg）

東芝｜全自動洗濯機 ZABOON AW-6DH1（6kg）

東芝｜全自動洗濯機 AW-7G9（7kg）

SHARP（シャープ）のおすすめ縦型洗濯機 5選

最後は『SHARP（シャープ）』の洗濯機を紹介。スマホ連動AI機能やシワを防ぐ機能などを搭載した洗濯機をピックアップしました。

シャープ｜タテ型洗濯乾燥機 ES-PW11F（11kg）

シャープ｜タテ型洗濯乾燥機 ES-PX8F（9kg）

シャープ｜全自動洗濯機 ES-GW11E（11kg）

シャープ｜全自動洗濯機 ES-GV9F（8kg）

シャープ｜全自動洗濯機 ES-GE4E（4.5kg）

縦型洗濯機のおすすめ比較一覧表

Amazon・楽天で縦型洗濯機の人気ランキングをチェック

種類の多さから洗濯機選びに迷った場合は、Amazonや楽天のランキングを参考にするのもおすすめです。口コミもあわせてチェックしてみると◎。

家電芸人かじがやさんおすすめの洗濯機をチェック

LIMIAでは、家電芸人のかじがや卓哉さん監修、ユーザー164人への調査のもと、洗濯機のおすすめランキング14選を記事にまとめています。

縦型洗濯機以外のモデルも検討中の方は、こちらの記事をチェックしてみてください！

月に1回は洗濯槽の掃除をしよう

洗濯機の洗濯槽は、水や洗濯洗剤の残りカスがたまりやすい場所です放っておくと雑菌の温床となり、黒カビが発生することがるので注意が必要です。

洗濯槽のお手入れ方法を紹介したLIMIAの記事を参考に、1ヶ月に1回の定期的なお掃除を心がけましょう。

洗濯機置き台を設置して掃除ラクラク

洗濯機は、防水パンの上に設置するのが一般的です。そのほか、洗濯機の設置には“洗濯機置き台”があり、種類によってさまざまな機能があります。

LIMIAでは、おすすめの洗濯機置き台を種類や選び方をまとめた記事を公開しています。洗濯機の購入と一緒に確認しておきましょう。

※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果（2022年1月）に基づいたものです。
※記事内の口コミは、LIMIA編集部の調査結果（2022年1月）に基づいたものです。
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