
ネコと"オシャレ"に暮らす。ネコノミクス@Room375
ペットとして飼われている猫の数が、犬を超えたとも言われている現代。家族の一員として、人間もネコちゃんもストレスなく暮らすためのアイデアがますます注目を集めている。そんな中、「ネコノミクス」としてネコと人間のオシャレな暮らし方を提唱するRoom375にその革新的なライフスタイルについて伺ってきました。
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イヌ用はたくさんあるのにネコ用は少ない!
今、話題を集める猫関連市場の盛り上がり=「ネコノミクス」に注目し、ネコと一緒にオシャレに暮らすためのアイデアを多く発信しているのはデザインリフォームやインテリアコーディネートショップとして有名な、東京都の青山に店舗を構えるRoom375。同社の代表である福島美邦子さんに現代のネコとの暮らしについてインタビューしました。
「私自身ハル(Room375の看板猫)を飼い始めたのが3年前で、実はそんなに猫歴は長くないんです。でも、当初からペットショップや通販カタログを見ても犬用は多いのに猫用は少ない、そしてオシャレなモノが全然ないという疑問があったんです。猫を飼われている人は美意識が高く、インテリアにもこだわりを持っている方が多いと思っていまして、それならばという気持ちで猫と快適に暮らすためのリフォームの提案や、オリジナルのアイテムの販売を始めました。多くの猫好きの方々の意見からニーズを汲み取って、ペットショップなどでは手に入らない実用性とデザイン性に優れた商品の開発や、独自サービス『暮らし方リフォーム®』に、猫&飼い主さんが気持ちよく暮らせるサービスメニューを加えていくつもりです。」
オシャレな「ねこ向け家具」キャットファニチャー
猫と一緒に座れる、その名も「ねこと一緒スツール」。オーダー家具なので、その家に合った張地やサイズを自由にセレクトできる。老舗のメーカーで一つ一つ製作され、価格は5万円〜
ご家庭の窓の高さまでステップを作ってあげて、ねこちゃんが窓の外を眺められるようにするためのシェルフ。オシャレでありながら、ねこちゃんの行動パターンも考えられたアイデア商品だ。こちらもオーダー家具なのでご家庭に合ったサイズ・素材・カラーで注文できる。価格は8万円〜。
ガラスビーズをあしらった天板は、写真のようにカラーバリエーションも豊富。
Room375で扱っているネコと一緒に使うことができる小物入れ&トイレ収納付きのキャットタワー。ニオイや砂が散らかるなどの問題を解決し、お手入れをスマートにする実用性に優れたデザインファニチャー。12万円(税別)。
ペットと暮らすためのオシャレなリフォーム
リフォームの計画段階からご家庭にある家具との組み合わせも考えて「猫ステップ」や「猫家具」を提案しているRoom375。その施工実例やセレクトできる素材を店内に展示している。
デザイン性に優れながらも、引っ掻き傷などに強いサンゲツの「スーパー耐久」の壁紙や、同じくサンゲツの消臭・抗菌効果のある「ルームエアー」シリーズの壁紙のサンプルも用意。また、DAIKENの滑りにくいペット用床材など、ペットと暮らす家庭ならではの商材を多数チェックできる。
ねこ用の通用口を持つねこドアの製作や既製品加工にも応じているが、さらにそのドアをステキに演出する「ねこドアカーテン」も生地・仕様・デザインを自由にオーダーできる。
ハンモックで揺られたらネコは気持ち良いのか?という好奇心から生まれたRoom375オリジナルの「ねこハンモック」。スウェーデン製でこちらもオーダー可能。(1万2000円〜)。
ライフスタイルもオシャレに。各種グッズも充実!
「洋服やインテリアを楽しむようにペットとのお出かけスタイルにもこだわりたい」という思いから誕生したペット用キャリーバッグ。なんと、好きな生地の持ち込みでの制作や愛着のあるファッションアイテムのリメイク相談にものってくれる。制作費は1万5000円〜。
ねこちゃんとお揃いのアクセサリーの提案も。左が人間用のペンダントヘッドで右がねこちゃん用の鈴付きのチャーム。同じ宝石を身につけることで家族の絆も生まれます。もちろん、サイズ、形状、カラーなど種類も豊富に取り揃えている。
パーソニャルカラー診断って何だ?
Room375では「パーソニャルカラー診断」も行っている。ねこちゃんの毛色・瞳・はなの色から、ベストマッチするお部屋のカラーコーディネートを紹介してくれるという面白い試みだ。
Room375
東京都港区南青山2-27-11 HILL TOP青山 1F
TEL 03-6721-1966
営業時間:10:30~20:00 不定休
地下鉄・外苑前駅から徒歩3分
URL:http://room375.com
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「猫はお子様がいらっしゃらないご家庭にとっては、家族ですし、守ってあげたい存在」とおっしゃっていた福島さんの言葉から、人間と猫が気持ち良くお互いに過ごせる環境作りの大切さを感じました。実用性とデザイン性にこだわることで、お互いにハッピーになれるライフスタイルは今後ますます重要になっていくのではないでしょうか。
Text & Photo:小久保直宣(LIMIA編集部)
可愛いハル店長のベストショットもあるRoom375ギャラリーページはこちら
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