住みながらのリフォームは可能?知っておくべき注意点を徹底解説

実施するリフォームの規模や内容にもよりますが、仮住まいを用意せずに住みながらリフォームすることが可能な場合もあります。ここでは、どのようなリフォームなら住みながらできるのか、そして住みながらリフォームするメリットやデメリット、注意点についてまとめてみました。

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住みながらリフォームってできるの?部位別にチェック!

まずは、リフォーム内容別に、住みながらの工事は可能かどうか見てみましょう。

1.キッチンリフォームの場合

システムキッチンを交換する場合は1日で済むケースが多く、住みながらのリフォームは可能です。ただし、キッチンの場所変更を伴うリフォームの場合は数日キッチンが使えなくなる可能性があります。外食などキッチンなしで生活するか、ミニキッチンを仮設してそこで調理するといった方法を検討するとよいでしょう。

2.浴室リフォームの場合

ユニットバスの交換程度のリフォームであれば、2日ほどで完了します。その間浴室は使えないため銭湯を利用するなど対策を考える必要はありますが、住みながらのリフォームは十分可能と言えます。

3.内装リフォーム(壁・床)の場合

住まい全体の内装リフォームを行う場合は、一時的な仮住まいを用意した方が短期間で効率よく工事を進めることができるでしょう。生活空間を確保しながら一部屋ずつリフォームを進めていき、住みながら行うこともできますが、その分日数がかかり、職人さんへの人件費が高くつくことが懸念されます。

4.フルリフォーム・スケルトンリフォームの場合

すべての部屋の床・壁・天井を剥き出しの状態にするリフォームの場合は、必然的に住みながらのリフォームは不可能です。リフォーム工事にかかる日数により、ホテルやウィークリーマンション、賃貸物件など仮住まいできる場所を探しましょう。

住みながらリフォームするメリットとは

住みながらのリフォームにはメリット・デメリットがあり、それらをしっかりと把握した上でどうするべきか決める必要があります。まずはメリットから見ていきましょう。

1.仮住まい資金を節約できる

住みながらリフォームするメリットは、何といっても仮住まいにかかる費用を節約できることでしょう。一時的にホテルで生活するなら宿泊費用が、ウィークリーマンションや賃貸物件なら賃料のほか、敷金や礼金・仲介手数料・火災保険料などの諸費用がかかるケースもあります。そういった費用を節約できるのは大きな魅力です。

2.リフォーム経過をチェックできる

現在どの程度までリフォームが進んでいるのかを随時チェックできるという点も、住みながらのリフォームならではのメリットです。職人さんと直接話をすることができるため、要望を具体的に伝えたり、気になる点を確認できたりする良さがあります。結果的に満足度の高いリフォームができるでしょう。

住みながらリフォームするデメリットとは

続いてはデメリットについてです。これを知らずに住みながらリフォームして後悔したケースも多く見られるため、あらかじめ確認しておきましょう。

1.大きな音やホコリの発生

工事を行うわけですから、音やにおいの発生は避けることができません。また、既存の設備機器を取り外したり床を剥がしたりといった作業中に、ホコリがたくさん舞ってしまうこともあるでしょう。工事期間中は、それらが気になって家で食事ができない、洗濯物に汚れがつくため干せないなどの支障が出ることを覚悟しておく必要があります。

2.人の出入りによって落ち着かない・プライバシーが確保できない

リフォーム内容によって担当する職人さんが異なるケースが多く、キッチン担当、トイレ担当、壁紙担当など、さまざまな職人さんが入れ代わり立ち代わり出入りします。人の出入りが激しいことが気になって何も手につかなくなってしまったり、プライバシーが確保できなくてストレスになったりする可能性があるでしょう。

3.外出しづらい

職人さんに鍵を預けて外出するという手もあります。しかし、セキュリティ面が心配で家にいるというケースが多いようです。ちょっと買い出しに行きたくても気になってなかなか行けないなど、外出しづらくなることを視野に入れておきましょう。

住みながらリフォームする際の注意点

メリットもありますが、やはり大変な面も多い住みながらのリフォーム。できる限りストレスなく、そしてスムーズに進めるためには、注意すべきポイントがあります。

1.工事の時期を慎重に考慮する

リフォーム内容によっては、工事期間中エアコンが使えなくなる可能性もあります。なるべく暑い時期や寒い時期は避けるようにしましょう。また、多少なりともストレスを感じることを考え、子供の受験時期など大切な時期は外す必要があります。

2.工事の妨げになる荷物はトランクルームに預ける

いくら住みながらのリフォームとは言え、工事がスムーズに進行することを第一に考え、大きな家財道具などは一時的にトランクルームに預けるとよいでしょう。これを機に不要なものを整理するというのも良い方法です。

3.キッチンやバス・トイレなどが使えない期間の対処法を考えておく

リフォーム内容によっては、キッチン・バス・トイレなど生活の必需品である水回り設備が使えなくなることもあります。あらかじめ、リフォーム期間中に何が使えなくなるのか、その期間はどの程度なのかをしっかり確認しておきましょう。そして、使えない期間中はどうするのか対処法を考えておきましょう。特に小さい子供や高齢者がいる家庭は、負担にならないように配慮することが大切です。

おわりに

住みながらのリフォームをスムーズに進めて行くためには、リフォーム会社と事前に綿密な打ち合わせを行うことが求められます。

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