吹き抜けを塞ぎたい!リフォームにかかる費用は?

室内の通気性を高め、開放感ある明るい部屋にしたいということで、新築時に吹き抜けを設けた人も多いのではないでしょうか。吹き抜けがある家には憧れるものですが、実際に住むとなると色々悩みも出てくるのが現実です。ここでは、吹き抜けを塞ぎたいという人のために、吹き抜けを埋めるリフォーム費用について紹介します。

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吹き抜けをなくすリフォームにかかる費用

吹き抜けを埋めるリフォームには、主に3つのパターンが挙げられます。

1.吹き抜けをなくしてホールにするリフォーム…約25万円

吹き抜けの部分に床を新設し、部屋やホールとして使うためのリフォームです。単純に床を付け足すだけの工事であれば25万円ほどの費用でできます。しかし、この工事では階段室との間仕切りや出入口を新たに設けないため、新しくできた空間は2階ホールとしての用途に限られてしまいます。ゆえに、個室を必要としない簡単な応接スペースや、サンルームなどを2階に設けるには適した方法です。

2.吹き抜けを埋めて部屋にするリフォーム…約100万円~

吹き抜けをなくして、子供部屋など独立した個室を設ける場合は、リフォームにかかる費用も上がります。間仕切り壁を新たに作るほか、出入口のドアを新設したり、吹き抜けに多いFIX窓をすべて開閉タイプに替えたりする必要が出てくるためです。

床の造作+間仕切り壁の新設+出入口ドアの取付+FIX窓から開閉窓への交換+照明や冷暖房・換気設備などの増設+収納スペースの新設の工事をすべて行うとなれば、相場も約100万円からと跳ね上がってしまいます。

ただし、吹き抜けをいずれ埋めて部屋にすること前提に建てられた家の場合は、設計や強度計算などでの費用が抑えられるため、もう少し低い予算で実現できる可能性もあるでしょう。

3.光熱費対策のため、カーテンやスクリーンを取り付けるリフォーム…約8万円~

吹き抜けを部屋に増築する目的ではなく、あくまで素通しの空間を塞いで冷暖房効率を上げるためのリフォームをしたい方もいるでしょう。そんな場合はあえて床で仕切らず、開閉できるカーテンやスクリーンで一時的に仕切る方法があります。

カーテンやロールスクリーンを取り付けて、吹き抜けの1~2階間を仕切るリフォームは、相場にして約8万円からと非常にリーズナブルです。もちろん断熱効果のある素材を使っての価格ですから、低コストでとても高効率なリフォームを実現できます。

ただし、透明な強化ガラスやポリカーボネート板などで吹き抜けを完全に仕切ってしまうリフォームの場合は、費用も約50万円からと高額になります。

吹き抜けを塞ぐリフォームの際の注意点

吹き抜けの部分を部屋にするリフォームを行った場合、増築とみなされるため建築確認の申請が必要になります。申請にかかる諸費用だけでなく、ランニングコストの面では固定資産税の増額も避けられませんので留意しておきましょう。

また、吹き抜けの部分を部屋として利用するには、床や壁の増設が構造的に問題ないかを事前に調べておきことが大切です。住宅診断などの調査や設計・デザインにかかる諸費用も事前に想定しておくと良いでしょう。

おわりに

吹き抜けをなくすリフォーム費用は、吹き抜け自体の面積や住宅の構造などによっても異なってきます。ご自宅の吹き抜けを塞ぐリフォームの詳しい費用を知りたい場合は、リフォーム会社に相談のうえ見積を取ってみると良いでしょう。

もちろん、信頼できる優良なリフォーム会社を選ぶことも大切です。一括見積サイトを利用し、多くのリフォーム会社から同じ条件で見積を出してもらうと、比較検討が楽にできます。多くのリフォーム会社に出向かなくても、ご自宅での検討がしやすくなりおすすめです。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。

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