
今話題のスケルトンリフォームとは?リフォーム方法や特徴、プランニングのポイントをご紹介
築年数の経過とともに、考え始めるリフォームのこと。まだまだ住むことはできるけれど、快適さや機能性を考えてリフォームを決意するという方も多いのではないでしょうか。そんな中、今注目を集めているリフォーム法が「スケルトンリフォーム」です。ここでは、新築同様の住まいを手に入れられると評判のスケルトンリフォームに焦点を当て、その特徴や種類、注意点をご紹介します。
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新築を買うより、スケルトンリフォームする時代!?
住まいの劣化によって快適さがなくなってきたり、不便を感じるようになってきたりと、築年数の経過とともに住みづらさが高まっていくことは避けられません。生活の基盤となる住まいをより快適にするためには、随時改修や建て替え、住み替えといった対処が必要となります。
少し前までは、「快適さの追求=新築物件」というイメージがありましたが、新築物件は高額な上に、良い立地条件の物件を探すことが難しいというデメリットがあります。そこで注目されるようになった方法が、中古住宅や現在住んでいる家をリフォームすること。中でも、まるごとリフォームする「スケルトンリフォーム」を希望し、新築同様で自分仕様の住まいを追求する方が増えてきています。
スケルトンリフォームって、どんなリフォーム?
まずは、人気上昇中のスケルトンリフォームとはそもそもどんなリフォームなのかを見ていきましょう。
1.外壁・主要な柱や壁のみを残してすべて解体する
リフォームと聞くと、内装の張り替えや設備の部分的な交換などを思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、スケルトンリフォームは違います。主要となる壁や柱を残して一旦すべて解体し、コンクリート剥き出しの状態にしてから内装をまるごと刷新させるというものです。骨組みや骨格といった意味をもつ「スケルトン」の状態にすることからスケルトンリフォームと呼ばれるようになったようです。
2.水回りの位置変更も可能
一般的なリフォームの場合は、配管の位置を変えることができないため、水回り設備の位置を動かすことはできません。しかしスケルトンリフォームなら、排水管の勾配と給水管の位置の確保さえできれば、水回り設備の位置を自由に動かすことができます。そのため、水回りに関わる間取りの変更も可能になるのです。
また、築年数が15年を過ぎたあたりから配管も替え時になるため、水回りにはスケルトンリフォームが最適だと言えるでしょう。
スケルトンリフォームには2パターンある
スケルトンリフォームは、住まいの老朽化や、家族構成・ライフスタイルの変化が動機となって行われるケースが多く見られます。方法には2パターンあるので、どちらの方法が合いそうか検討してみると良いでしょう。
1.既存の住まいをスケルトンリフォームする
1つ目は、今住んでいる住まいをスケルトンリフォームするスタイルです。親から受け継いだ家を、柱などの面影を残したまま自分仕様の快適な住まいにチェンジさせる場合に適しています。また、既存の住まいの立地が気に入っている場合も、引っ越しを考えずスケルトンリフォームを計画するケースが多いようです。
2.新しく中古物件を購入し、スケルトンリフォームする
賃貸にお住まいの方がリーズナブルに築古物件を購入し、スケルトンリフォームで新築同様の状態にしてから住み始めようとするパターンです。また、持ち家があっても、立地を変えたい、あるいは二世帯住宅などもっと大きな住まいを手に入れたいといった場合に、物件の購入価格を抑えて中古住宅を購入し、大がかりなリフォームを行うケースも多く見られます。
スケルトンリフォームを計画するなら、ココに注意!
一旦骨組み状態にしてから内装すべてを刷新させるスケルトンリフォームは、大変大がかりな工事です。そのため、リフォーム計画は綿密に行う必要があるでしょう。ここでは、計画時にどのような点に注意したら良いのか、そのポイントをまとめてみました。
1.築年数が古い物件の場合は、ホームインスペクションを利用すべし!
築古物件を新しく購入してスケルトンリフォームするなら、購入前にホームインスペクションを利用することをおすすめします。理由としては、実際に工事が始まって骨組み状態に解体してみたら、基礎部分が劣化していて想定外の工事が追加になってしまうというケースが考えられるからです。あまりにも基礎の工事費用が高くつく場合は、物件自体を検討し直すことも視野に入れる必要があるでしょう。
また既存の住まいをスケルトンリフォームする場合も、ホームインスペクションを利用することでリフォームが必要な箇所をしっかりと把握することができます。場合によっては建て替え、あるいは住み替える方が、メリットが大きいこともあるため、事前に住宅診断しておくと安心でしょう。
2.スケルトンリフォームは大がかりな工事…資金計画は慎重に!
一般的なリフォームとは違い、スケルトンリフォームは大規模な工事で、それだけ費用も時間もかかります。自由に設計できるというメリットがあるからこそ、いろいろな箇所にこだわりたくなりますが、すべてを希望通りにしようとするとますます費用が跳ね上がってしまいます。
もちろん、予算にこだわらずにとことん理想を追求したいのであれば問題ありませんが、限られた予算の中で上手にプランニングするためには、リフォーム内容にメリハリをつけることが大切です。優先したい箇所と妥協できる箇所を区別し、それを元に予算配分を決めていくとよいでしょう。
おわりに
スケルトンリフォームを成功させるためには、事前準備と綿密な計画が必要不可欠です。リフォーム業者と二人三脚で、納得いくまで計画を練ることが求められるため、業者選びは慎重に行いましょう。まずは一括見積もりサイトを利用し、自分に合った業者探しを効率よく行うことをおすすめします。
もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。
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