
洗面台をおしゃれにセルフリノベーションするには?
洗面台はご家族が毎日必ず使う箇所だけに、年数が経つと傷みや古さが出てきてしまうものです。また、経年劣化が目に付きやすい樹脂部品が多いほか、洗面ボウル部分のコーキングが引けてくることもあるでしょう。洗面台をまるごと交換する予定はまだ先でも、自分で少しでも何とかできたら…と思っているご家庭も多いはず。
そこで今回は、洗面台のセルフリノベーション(セルフリフォーム)について詳しい情報をご紹介します。
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■配管工事がいらない洗面台セルフリフォームアイデア
洗面所をはじめとする水回りのリフォームには配管工事がつきものです。しかし、給排水の配管を移動したり交換したりする場合、有資格者のいる専門業者による施工が義務付けられていますので、セルフリフォームでは対応ができません。
ここでは、配管工事を伴わない自分でできる洗面台リフォームのアイデアをご紹介します。
■1.洗面ボウルのコーキング打ち直し
洗面台のコーキング(隙間埋め)処理が経年などで劣化してくると、使用時に水漏れなどが起こりやすくなります。コーキング剤が引けてきたと感じたら、ご自分でも補修することができます。コーキング剤と専用の施工器具はホームセンターなどで、各数百円ほどで購入でき、作業も隙間の空いている箇所に埋め込んでいくだけですから難しくありません。カビなどで劣化が進んでいる箇所は、既存のコーキング剤をできるだけ剥がして補修していったほうがよいでしょう。
■2.上部のミラー・収納棚の交換
洗面台の上部にある鏡や収納と、下部にある洗面ボウルはよく見ると別々に設置されており、分離して取り外せるものが多くなっています。特に上部の棚などは樹脂製の場合が多く、経年による傷みが目立ちやすい箇所。思い切って上部の棚と鏡を外し、新しいものに交換する作業もそれほど難しくありません。
収納棚を外したあとの壁面をブロックタイルなどでデコレーションし、木製の棚を設けてナチュラルな雰囲気にリフォームした例も多くみられます。ただし、洗面台に照明器具やコンセントが備え付けられている場合、その部分の移設や交換は法令上電気工事士の有資格者が行うことになっていますからご注意ください。
■3.洗面台下の収納部分のリフォーム
洗面台の下に、配管の目隠しを兼ねた収納が設けられているケースも多くなりますが、この部分も10年、20年と使えば古臭く感じるようになってきます。扉部分を好みのデザインのものに交換したり、木材やパネルで化粧し直したりするだけでも雰囲気を一新することができるでしょう。腕に自信のある方なら、塗装の塗り直しもおすすめです。
■洗面台のセルフリフォーム事例
次に、洗面台を実際に自分でリフォームした例をご紹介しましょう。
■事例1 鏡と棚を交換するだけ!洗面台をおしゃれにセルフリフォーム
洗面台の上部の鏡と棚が元々殺風景に感じており、古さも気になってきたためセルフで交換するリフォームを行った例です。既存の棚と鏡を取り外し、新しいものを設置する作業だけですから工事は簡単。照明の交換や移設も不要だったため、実質数十分でリフォームが完了しました。
このセルフリフォームのポイントは、交換する棚を「IKEA」の大型ミラーと一体になったタイプにしたことです。以前から目をつけていて、洗面台をリフォームするなら必ず設置しようと決めていたとのこと。自分で作業したことで費用も抑えられ、イメージ通りのリフォームも実現できて大満足の結果となりました。
■事例2 洗面台下の収納を簡単リメイク!安価で好みの雰囲気にセルフリフォーム
洗面台下の収納扉が古くなっているのが気になり、その部分だけセルフリフォームで雰囲気を一新した例です。手順は、まず扉の取っ手部分を取り外します。そのあと扉のサイズに好みの壁紙をカットし、糊ではなくマスキングテープと両面テープを使って扉に貼り付けます。これは賃貸住宅につき、原状回復に配慮した方法を選択したためです。
取っ手のツマミもインテリアショップで好みのものを購入して交換。ここでも、既存の取っ手は原状回復のために保管しておきます。地味でありきたりなイメージだった洗面台が、この作業だけでナチュラルな雰囲気に一新。材料代1000円台の費用で、洗面台を使うのが楽しくなるリフォームを実現できました。
■おわりに
洗面台はセルフリフォームのアイデアも多く、改修作業自体も失敗なく行えるものが多い箇所です。普段使っていて気になる点などを押さえておき、それを克服するアイデアを工夫したセルフリフォームを行うとよいでしょう。
とはいえ、自分ではできない作業も出てくるかもしれません。そんなときは、潔くプロのリフォーム会社に作業を依頼するのが得策です。最近ではセルフリフォームとプロの作業を分けてプランニングしてくれるリフォーム会社も多いですから、一括見積サイトなどを活用して賢くリフォーム会社を選ぶとよいでしょう。
もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。
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