フローリングから畳に!?畳へのリフォーム術とメリット
近年、畳の良さが見直されていることをご存知でしょうか?「畳=和室」というイメージがあり、洋室がメインとなっている現代の住まいには合わないと考えられていたため、特に若い世代には敬遠される傾向がありました。しかし、最近ではお部屋のアクセントとして取り入れる方が増えてきています。ここでは、そんな注目度の高い畳を取り上げ、フローリングから畳へリフォームするメリットや注意点、そしておすすめリフォーム術をまとめてみました。合わせて、人気が高い畳からクッションフロアへのリフォームもご紹介します。
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今、畳が熱い?フローリングから畳へのリフォームが人気上昇中!
フローリングには、インテリアに合わせやすい・お手入れが楽などさまざまなメリットがあり、少し前までは畳をフローリングに替えるリフォームが人気でした。しかし、最近では畳独特の味わいやメリットに注目が集まり、逆にフローリングから畳に替えるリフォームの人気が高まってきているようです。
フローリングから畳に張り替えるメリット
実際に、フローリングから畳に替えるとどのようなメリットがあるのでしょうか。見た目と機能性、両方の視点から見ていきましょう。
1.床面が柔らかく快適
フローリングは表面が硬く、触るとべたつきがちなため、湿気の多い季節に素足で歩くと不快に感じられます。その点、畳の場合は程よい柔らかさがあり、肌触りもよく、季節を問わず素足で気持ちよく歩くことができます。
2.お部屋のアクセントになる
畳を張り替えるというと、居間全体の床を畳に替えて「畳の部屋」を作るイメージがあるでしょう。もちろんそれも良いのですが、近頃はリビングの一角に畳のスペースを設けてアクセントにするといったスタイルが人気です。
また、以前は「畳表・畳床・畳縁」で構成され、畳床に稲わらが用いられた「本畳」が主流でした。しかし、今は昔ながらの畳というよりは、畳縁のないものなどモダンな部屋にもマッチするオシャレな畳が注目されています。
3.赤ちゃんがいる家庭でも安心
赤ちゃんのいるご家庭に、畳は大変重宝します。フローリングの床の場合、赤ちゃんが寝そべったり、ハイハイしたりするのは向いていません。歩く練習をする際にも、床が硬いと転倒した際に怪我をする危険性があります。
畳の場合は、そのような心配は無用です。安心して赤ちゃんを寝かせることができ、ハイハイや歩く練習に最適と言えるでしょう。
畳への張り替えリフォーム、ココに注意!
このようにメリットの多い畳への張り替えですが、リフォームする際に注意すべきポイントがあります。事前に確認しておきましょう。
1.完全に畳へと張り替えるには費用も時間もかかる
例えば6畳間のフローリングを畳に張り替える場合、既存のフローリングの撤去代、撤去後の床の組み換え代、畳寄せ代、そして畳本体の費用というように、かなりコストがかかると言えます。また、床を剥がすという大がかりな工事になるため、工事は長時間に及ぶ可能性があることを認識しておく必要があります。
2.床の状態によっては、下地材の加工が必要な場合も
完全に張り替える場合既存の床を撤去しますが、その際に下地が劣化していると、急遽下地材の加工工事もプラスされることになります。下地の状態は床を見ただけではわからないため、万が一に備えて工事費用にゆとりをもって見積もっておくことが求められるでしょう。
より簡単にリフォームするなら、こんなリフォーム術がおすすめ
フローリングを完全に畳に張り替えるには、費用も時間もかかり、大がかりな工事になってしまいます。もっと気軽に畳を取り入れたいという方には、次のようなリフォームがおすすめです。
1.既存のフローリングの上に畳を敷き詰める
今あるフローリングはそのまま残した状態で、その上に畳を敷き詰めるリフォーム法です。規格品の場合、お部屋のサイズにぴったり合わない場合がありますが、事前に採寸をして業者に依頼すればそのサイズにマッチしたものを作ってもらうことができます。ただし、フローリングと畳の間に湿気がこもりやすいため、こまめに掃除をしたり、部屋の換気をしたりといった工夫が必要でしょう。
2.リビングの一角に置き畳をし、畳コーナーを作る
リビングの一角にジョイント式の畳を置いて、畳コーナーを作る方法もあります。今流行りの琉球畳などモダンな雰囲気の畳にすれば、フローリングとの相性もバッチリです。ただし、薄いタイプの畳なら問題ないですが、厚みがある場合はフローリング部分と段差が生まれてつまずきやすくなるため注意しましょう。
逆に畳からフローリングへの変更も、クッションフロアなら気軽にできる!
和室にリフォームした後、再び洋室にしたくなるという場合も考えられますが、完全にフローリングに替えるには時間もお金もかかります。そこで気軽にリフォームしたい方へおすすめなのが、畳の上にクッションフロアを張るという方法です。
畳の上にテープなどで直接クッションフロアを敷き詰めることもできますが、畳を痛めたくない場合は、先にベニヤ板を敷いてからクッションフロアを張るとよいでしょう。
おわりに
畳へのリフォームにはさまざまな方法があることがわかりました。予算や用途、部屋の雰囲気などを考慮しながらリフォーム会社と相談して決めるとよいでしょう。リフォーム会社は、一括見積サイトを利用すると効率よく見つけることができます。まずは信頼できる業者選びからスタートし、畳へのリフォーム計画を進めていきましょう。
もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。
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